読書メモ ・「1テーマ5分でわかる世界のニュースの基礎知識」 ・米国のNORAD:北米航空宇宙防衛司令部。アメリカとカナダが創設。両国の指揮を受ける。その基地は核ミサイル攻撃にも耐える ・デノミで格差解消しようとして失敗した北朝鮮 ・タイを分断する格差社会、高齢な国王の不在 ・アフガニスタン独自の国軍の養成がうまくいっていない。カルザイ大統領の直属部隊も信用できない。政権には汚職が満ちる。各州に軍閥が跋扈。 ・パキスタンで核兵器や核物質を管理しているのはISI。タリバンを育成した軍の組織 ・英米はイエメンの政府軍を直接援助 ・アフガンの米軍への補給基地だったキルギスは基地を閉鎖。米国は拠点を失った ・東西文明の十字路・グルジア。カスピ海の石油・天然ガスを西側に送るための回廊 ・ロケットは地球の自転を利用し東に向けて打ち上げる。自転の一番速いのは赤道 ・2009年の北朝鮮の核実験は偽装。クリプトンやキセノンが大気中に放出されていない。貴重なプルトニウムを消費するだろうか ・中国軍は台湾を占領するだけの力はまだない。ミサイルで壊滅状態にするだけの力はある。米国は台湾が惨敗しない程度に留めたいと考えている ・欧州の植民地支配の常套手段は、直接統治せず、少数派を優遇し、利用し多数派を支配 ・スリランカの内戦は終結。人口2割を占めるタミル人(ヒンズー教徒)の大量の難民が発生 ・スペインが先住民を絶滅させ、アフリカから黒人を奴隷として連れてきたハイチ。フランス革命を機に独立。 ・ベネズエラの国会議員はチャベス大統領派が占める。無制限に再選できる。独裁が成立 ・米CIAは世界各地に秘密収容所をもつ ・中国の検索サービス「百度」は検索結果は広告料の高い順 ・南欧より人件費の安い中東欧諸国がEUに加盟したことで、競争力を失った南欧の貿易赤字が拡大 ・サッカーW杯とオリンピック開催が決まったブラジルには資金が流入。海外投資家の株式購入には課税 ・米FRBの理事は7人。大統領が指名。任期は14年。再任されない。 ・バフェットが米鉄道会社を買収。貨物専用。環境対策として自動車貨物の多くが列車運送に切り替わる可能性。ライバルは不在。海外もライバルにならない ・アメリカの輸出大豆の5割が中国向け ・IMF加盟国は通貨危機に陥った際、IMFからSDRを引き出し、外貨準備として使える ・SDR建て債券での運用。為替リスクの分散効果 ・カタールに本拠を置く衛星ニュースチャンネル「アルジャジーラ」。王制批判を展開するが、規制できていない ・記者クラブはローテーションで配属された若い記者が中心。政策について知識がなく、的確な質問ができない。政治を貧しくする ・米国では政治任用制度に対する批判もある。政府高官の給料は日本のキャリア官僚より低いが、退職後に一種の天下りが待っている ・米国大統領には法案提出権がない ・米国には低所得者でないため公的保険を受けられず、かといって高額な民間の医療保険に加入できない人が4,700万人いた ・イスラム法学者による圧制に息苦しさを覚えるイランの若者たち -目次- 第1章 テロ・紛争・衝突 ―なぜオバマでも「戦争」を止められないのか? 第2章 注目事件&人物 ―海外の現実が「10倍よくわかる」ニュースの見方 第3章 経済・金融 ―欧米の混乱を尻目に存在感を増す中国 第4章 政権交代 ―問題続出!?選挙は何をもたらしたのか? 終章 歴史的視点 ―「20世紀」を読み解けば世界がわかる |