読書メモ

・「10日でおぼえるSQL入門教室
(筒井 彰彦 :著、翔泳社 \2,400) : 2011.08.24

○ポイント
・Firebird:オープンソースのRDBMS。データ格納用のファイルの拡張子は「.gdb」
・SQL標準仕様:ANSIが策定。SQL92、SQL99
・JayBird:JDBCドライバ
・内部結合:複数のテーブルから共通箇所を取得すること。共通のカラムで比較
・外部結合:複数のテーブルの内、一部のテーブルにしかデータがない場合にデータを取得。一方のテーブルにないデータはNULLで埋める
・副問い合わせ:SELECT文の中に更に別のSELECT文を記述。後者が副問い合わせ。副問い合わせの結果を受けて、主問い合わせを実行。
・相関副問い合わせ:副問い合わせのSELECT文の中に、主問い合わせで検索対象とするテーブルのカラム名を記述
・制約:テーブルやカラムに与える。PRIMARY制約やUNIQUE制約はレコードをそれぞれ一意(ユニーク)に識別する必要がある場合に設定。 NOT NULL制約はカラムにNULLを設定できないようにする。DEFAULT制約はカラムに初期値を設定させる。CHECK制約はカラムの値をチェックさせる。
・バッカス記法:BNF
・ビュー:仮想的なデータ構造。直接テーブルにアクセスせず、ビューを通じてアクセス。アプリにとって不要なデータ項目を隠せる
・インデックス:テーブルへのアクセスを高速化するため、テーブルに対して作成する。データ件数が少ないのにインデックスを付けると、 インデックス構成の時間がかかり、データ取得でも逐一インデックスを見るため時間がかかる。
・数十%以上のレコードを取得するときにはインデックスは作成しない、使わない
・トランザクション:1つ、あるいは複数のテーブルへのひとまとまりの処理。

-目次-
第1日 テーブル
第2日 データの取得
第3日 データの追加/更新/削除
第4日 文字列操作と計算
第5日 結合
第6日 副問合せ
第7日 ビューとインデックス
第8日 制約
第9日 ユーザー権限
第10日 総合演習