読書メモ

・「宇宙人からの贈りもの
(橋 幸夫 :著、廣済堂出版 \1,500) : 2010.12.25

○印象的な言葉
・認知症のお年寄りが物を隠す場合はパターンがある
・認知症の介護で大切なのは、それが明らかな嘘や妄想だと気付いても、拒否したり反発しないこと
・認知症の典型的な症状・徘徊、所構わずの排泄
・お年寄りの下の世話をすることは、仏様のお尻をふかせていただいているのと同じように尊い。自分をきれいにしていただいている
・介護は自分を磨く修行
・認知症の型:脳血管型とアルツハイマー型。末期には言葉、行動、認識、あらゆる面の機能が失われ、寝たきり状態で命を閉じる
・認知症は早期発見も可能
・ぼけのチェックには、日ごろの会話が欠かせない。ぼけも大らかに受け止めてあげる。温かい笑いに包みながら。
・認知症で明らかに脳機能に障害が認められるのは1割。残りは日常生活に刺激がないため、脳を働かせることをさぼっているため。一人暮らしなどで人との付き合いが極端に少ない人など。 趣味を楽しんだり、興味を持って明るく暮らすことが大事。脳や手先を刺激しながら。感動する心を持つ。
・兄弟で介護をローテーション
・認知症の症状:譫妄(せんもう)。一時的に意識が混乱して幻覚や錯覚が起きる
・被介護者を宇宙人だと思うことにする

-目次-
第1章 60代からの生き方
第2章 宇宙に還った母
第3章 認知症介護に関わる方へのエール
第4章 親から子供へ手渡すもの
第5章 夫婦という絆
第6章 子供と孫に教わったこと
第7章 ファイナルカーテンの引き方