読書メモ

・「目立つ力 〜インターネットで人生を変える方法
(勝間和代:著、小学館101新書 \740) : 2010.02.08

○印象的な言葉
・ネットメディアを活用して目立つ。チャンスを獲得し、仕事を獲得し、様々な人に会って学ぶ機会を得る。能力を上げ続ける。 自分営業コストを徹底的に下げる。光るチャンス。
・様々なコンテンツを自分のブログに統合する。立体名刺。人と人を結ぶ触媒。協業する機会を増やす
・自立に必要なスキル
・ブログ作りが「思考する」こと。プロセスが自分との会話。思考の公開訓練場。思考の整理。始めないことが機会損失。 行動を起こさないことはゼロではなく、マイナス。
・緊張感のある、パブリックに対応したコミュニケーション
・意見を披露する場をもつことで視点や視界が広くなる
・気付きを細かく拾う。面白い、うれしい気持ちを共有することで人に喜んでもらう
・様々な角度からの説明
・書き手と受け手の間に情報ギャップがあるものほど面白い。他者よりも優位な情報を得られる分野。ディテールに踏み込んだマニアックな情報、最先端の情報。 とんがった実録もの。
・タイトルを見ただけでコンセプトが分かる。相手をひきつける。見つけやすいコンセプトは競争も激しい(書評ブログなど)
・徹底的な体験、リポート。個別具体的な体験がキラーコンテンツ。情報量もある。不十分な場合は友人の話、昔の人の話などを引っ張ってくる
・アフィリエイトはよほどビジネスを選ばないと儲けの大半はGoogleにもっていかれる。利益率が低いため採算をとるには規模の利益が必要
・批評ブログ:ネタは無限。とんがった批評。世間的な評価をより建設的にひっくり返す
・病的なことがらを記録する。日々の生活で起きていることを観察。平凡なものも切り口を変える
・いい戦術を行なっていれば、戦略レベルでの間違いに気付き、戦略そのものを修正したりできる
・短いものをたくさん書く。さっと読めるもの。ケータイ画面で読むことも想定。皆、忙しい中で流し読み。評判のいいテーマはシリーズ化。
・マスメディアでは出し切れない情報や魅力
・最初にキャッチーな話
・私の代わりにxxしてくれてありがとう。ありがとうを集める。ああ、得した。
・ふふっと笑えて、誰かに教えたくなるフレーズ。相手のツボを刺激
・トッテントリメーカー:タイトルを作るソフト。ありがちなフレーズのタイトルを作ってくれる。みんながブックマークしたブログの名前を解析して利用している
・読み手は大事な時間を使って耳を傾けてくれている。読み手に負担をかけない。読みやすく、わかりやすく、付加価値を高く、相手の視点に立つ
・わかりやすいコンセプト、キャッチーで光るタイトル
・アンチが来るようになったらメジャーになったということ
・ネットは拡声器、増幅器。自身が魅力ある人材となり、立体像を見せていく
・Apple、Googleは2番手戦略。一番手は作った愛着があるため欠点が見えない、捨てられない。2番手はいいとこどりする。
1番手はとにかく「作りたい」、2番手は「使ってもらいたい」。こういうものがあったらいいと発想する人はビジョナリー。
・能力を分かち合う、おせっかい
・サービスが本物になったかどうかは、作った人の意図を超えて使われるようになったか。想定内ではだめ。女性がまっとうに使い始めたら本物
・サービスも人に押し付けると、その程度で終わる
・ネットは真似文化。コピペ。まずは徹底的に真似てみる。必ず違和感が残る。そこが個性
・Appleは捨てることが上手い。物まねしていることを感じさせない。オリジナルとさえ感じさせる
・自分の読み切れなさを自覚する。馬鹿を自覚する
・集合知に一人で対抗するのは無理。集合知を味方につける

<感想>
・ケータイカメラで撮った写真に毛筆風に俳句を重ね合わせて編集できるウェブサービス

-目次-
第一章 インターネット・メディアの可能性と威力を知る
第二章 ステップ1 Plan ―戦略を考える
第三章 ステップ2 Do ―表現する
第四章 ステップ3 Check & Action ―改善・継続する
第五章 達人に学ぶ 座談会「αブロガーへの道」(小飼弾&村山らむね)
勝間和代が選ぶ お手本にしたい達人アカウント一覧