読書メモ

・「うつで困ったときに開く本
(香山 リカ:著、朝日新書 \700) : 2010.12.14

○印象的な言葉
・身体の症状は抑うつ気分や意欲の低下に先駆けて起こることもある(⇒限界だからそろそろ休めというサイン)
・うつ病治療薬は脳に不足した物質を補えない。リサイクルを促すだけ
・脳を働かせないのが回復の早道
・仕事の要求度が高く、裁量度が低く、職場の支援が乏しい職場でうつが発生しやすい
・物事にあまり感情的に反応しないで、理性的に考えるクセをつける
・空気のゆるさ、ゆとり
・慌てず、焦らず、諦めず
・ため息から詩や小説、音楽が限りなく誕生してきた
・うつを味わう

<その他>
・昔も昔なりにストレスはあったはず。生存(生命、生活)がかかっていたのだから
・社会全体の雰囲気の影響。マスコミなどの情報に影響されている。不信感。食べ物、電磁波など

-目次-
第1章 うつの症状と診断 ―うつかな?と思ったら
第2章 うつの治療と薬 ―うつをしっかり治すために
第3章 うつの人との接し方 ―大切な人をまもるために
第4章 うつの予防と回復 ―うつを寄せ付けないために
第5章 うつに関する意外な事実 ―うつを知れば、怖くない