読書メモ ・「気まぐれ「うつ」病 〜誤解される非定型うつ病」 ・疲弊性うつ病:オーバーワーク、疲れやすい、気力がない ・大部分の精神障害の原因が分かっていない ・パニック性不安うつ病:ドライブ中の発汗、窒息感、心悸亢進、死の恐怖。抗精神病薬が効く。自由に身動きができない束縛感のため発狂するのではないか。 ・メランコリー型うつ病:優柔不断、決断力の乏しさ。八方美人的行動が続かなくなる。対人緊張。自己犠牲、他人に尽くす無理が破綻 ・「不安」はその対象を未だ失っていない。失う可能性を想定したときに起こる。一過性。「抑うつ」は対象を失った結果生じる。持続的。 ・脳の中の繊維連絡は環境の影響を受けて大きく変化する ・激しいストレスが加わると副腎皮質ホルモンが増加し、脳由来神経栄養因子が抑制され、海馬をはじめとする脳内の神経細胞が萎縮する ・認知には個人差がある。誤解や思い込み、拡大解釈 ・自己主張や自己表現が上手になる ・これからまだ楽しいことがいっぱいある ・派手でなくてもいいから、そっと生きていく ・コーヒーを大量に取ると不安を誘発する ・言葉は優しく、態度は厳しく。禁止ではなく頼む。怒らず、悲しむ。 ・過情報、高速、過密社会が不安を促進する ・3歳までに脳の9割が発育する。母親が十分に愛情を注ぐことが自我の確立に重要 ・豊かさによって、精神に適度の緊張感を与えることができなくなり、不安・抑うつ発症を容易にしている ・子供中心主義の蔓延 -目次- 1 非定型うつ病とは 2 うつ病の症状と診断 3 非定型うつ病のさまざまな事例 4 非定型うつ病とメランコリー型うつ病との違い 5 非定型うつ病と他の精神障害との関係 6 非定型うつ病の原因 7 治療法 8 療養と看護 9 非定型うつ病は増えているのか 10 不安・抑うつ疾患の発症土壌 |