読書メモ ・「その痛みは「うつ病」かもしれません 〜ストレス神話をくつがえす新しい考え方」 ・うつ病は認知の障害を伴う。脳の感知システムの誤作動。機能不全を放置しているとエスカレートする ・木を見て、森を見ない現代医学 ・精神安定剤は対症療法。延々と服用しなければならない。2、3ヶ月もすると軽い依存症になる。脳の機能不全を治療するわけではない。不眠や不安を抑えるだけ。 ・たいていの鬱は約半年で自然治癒する ・自律神経失調症は実体のない病名 ・自分で考え、自分で見たものしか信用しない。既成概念は一度は疑ってみる ・寄り添う姿勢 ・フロイトの精神分析はほとんど哲学書か宗教書に近い。今ではフロイト説を唱える人はほとんどいない ・脳の機能の働きが悪いため事実を歪んで受け止める ・一つの病気でなく、症状の集合体である症候群として捉える ・抗うつ剤:神経伝達物質の機能を取り戻す ・夜は血圧が下がり、昼間は上がる ・几帳面さを逆に利用して自殺抑止力にする ・医師は命を火事場で救わねばならない。時間の余裕はないはず ・脳の神経細胞にも幹細胞という再生用の細胞がある。大人でも修復される ・薬を飲み続けることで脳の機能が自然に回復するのを待つ -目次- 第1章 患者さんの症例から見えること 第2章 医師が患者を見捨てるわけ 第3章 精神科医が語る壮大な神話 第4章 うつ病の新しい考え方 第5章 「うつ病」は治る |