読書メモ ・「本気で言いたいことがある」 ・使えば増える勇気と元気 ・地球は子孫からの借り物(アメリカ・ナバホ族) ・平和への門番 ・問題提起するような唄を自由に歌えている間はこの国は健全 ・唄のテーマは生命、心、時間。その不公平や賜り物 ・時として偏って見える人の運・不運 ・親の義務として伝えなければ ・戦前・戦中は著しく自殺は減少した ・生命や人の心は気を緩めたが最後、簡単に壊れる ・自分や身の回りの人を幸せにできないで、それ以外の人を幸せにはできない。一人一人が自分と家族を幸せにできたら、世の中は幸せになる ・敗戦で多くの日本人が心を見失った ・母親が尊敬しない父親を子供が尊敬するはずがない ・頑張って自分で歩く上り坂の苦しさを楽しむ ・職人の死によって貴重な伝統や財産、文化が失われる ・職人の世界は洗練され、システマティックに完成されており、ある程度我慢して習い、努力をしてコツを覚えれば凡人でも職人になれる。 受け継ぐ者の気持ちさえあれば、才能とは無関係に誰でも一人前になれる段取りがある。 ・自分が何者かを確かな力で大地に刻んで死ぬ ・いけないことは、その場で言わないと意味がない、分からせないと効果がない。きちんと説明し、納得させる。強権を発動することもやむをえない ・いいことをして褒めるのは、自我が芽生えるまでの幼い期間。ある時期からは「当然」を教える ・宗教とは自分の神様と向かい合うことで、自分自身と向かい合うこと ・多神教的な生きることに対する感謝の表現。神とは表現、一種の象徴 ・以心伝心、火事場の馬鹿力、虫の知らせは元々、我々が見につけている能力。使い方を忘れているだけ ・音楽を神さまによって書かされる(ブラームス) ・神との対話によるインスピレーション ・感謝の頭を下げられる人のところに神さまは降臨する ・音楽作品は生命と魂を削って作り上げた、音楽の神に捧げる供物(服部良一) ・桜の花びら、ボタン雪、蛍の速度はほぼ同じ、秒速50センチ。心地よいリズム ・学校とは勉強するための方法と手順を教わるところ ・頭の良い人とは応用能力の高い人 ・国の未来を考えないおバカに選挙権を与えてはならない。上手なおバカ使いが政権を取ってしまう ・手間、コミュニケーションを惜しんでいるのではないか ・調子のいい悪いはあっても、ダメならダメなりに仕事をする ・出し続ける。常に仕入れないと新しいものを出せない。敏感なアンテナが必要、いつでも勉強。緊張感 ・釈迦は悩め、考えろ、感謝を知れ、と弟子に説いた ・もったいない:そのものがもつ本当の価値、力を発揮できない状態 ・大切な相手を傷つけることは自分も傷つけること ・社会や国という単位をあてにしない潔さ ・白黒を明確にさせると人を傷つける場合がある、という東洋の感覚。グレーゾーンの概念。生活の知恵 ・古代の神々の顔、微笑みはかつての日本人自身の似顔絵(小泉八雲) ・貧の文化:貧しいから助け合う、謙譲の美徳 ・奇道、覇道、王道。忍耐が必要なのは王道 ・国とは国語なり。自分の国を説明できないなら、その国は無いも同然 ・自衛隊が海外に出て行くのは矛盾 ・どうやって生活していくか、いかに生きるべきか ・今、面白いと思うことは全部やってやろう ・重要な問題は先送りして死んじゃえばいい <感想> ・日本という国を愛するが故に、「本気で言いたいことがある」。 この国について問題提起し続ける「まっさん」。 -目次- 第1部 生命の行方 第2部 心の在処 第3部 情の構造 第4部 義の崩壊 第5部 時間の秘密 |