読書メモ ・「ビジネスマンのための「読書力」養成講座 〜小宮流頭をよくする読書法」 ・一流の学者の研ぎ澄まされた論理立てをじっくりと追う ・論理レベルの高い人が書いた本を読んで、その論理をなぞる ・ケーススタディ(事例研究)の読み方:最初の部分をゆっくり読み、文章の中心を拾って斜め読み。論点を知り、本質的な問題を考える。 ・速読:目的を決めて、必要最低限の情報だけを得る。日ごろから専門分野でのコンスタントなインプットを持つこと。専門的知識や論理的思考力を鍛えておく。 取りたい情報と捨てる情報を素早く判断する。 ・オンリーワンでは自社の本当のよさをお客様に分かってもらえない。ライバルがいるおかげで自社のよさを分かってもらえる ・マーケティング:クオリティ、サービス、プライス。自動車などはクオリティもプライスも差別化できない。 ・バフェット:短期投資家がいるおかげで自分は儲かっている ・インスピレーションや直観力は論理的思考力や関連付けからくる。脳内の引き出しを開き、その中身が現れる ・サブプライム危機のような場合、どこまでその損失が広がるかは過去の経験則では分からない。投資家はいっせいに安全資産の国債などに逃避する ・ドラッカーの本:ビジネスの本質や社会を取り巻く環境や経済の一般原則などを全て知った上で読まないと難しい ・21世紀は智の時代(→智本主義) ・ビジネスの戦略論はもともと軍事の戦略論からきている ・絶対正しい経済学も経営学もない。絶対うまくいく経済政策も企業戦略もない。ベストの対応をするしかない。それが社会科学 ・経営の本質:企業の方向付け、資源の最適配分、人を動かす ・よい会社を偉大な会社にするためには、よい会社ゆえに生じた弊害、「和気あいあい」、「内部思考」を除去しなければならない ・「50イングリッシュ」(サム・パク:著):50の例文で重要構文をマスター。状況をストーリー的に設定。音楽のように覚える ・語学はもともと簡単なものではなく、長い間勉強しても習得が難しい。同じように長い間、数学や化学を勉強してできるようになっているか? ・バカの壁:それ以上のレベルはこの世に存在しないと思い込んでいる人。自分が分からないことは、分からなくていいと決め込んでいる ・アメリカは多民族国家なので共通の認識とか暗黙知に頼ることができない。論理に頼らざるを得ない ・熟読:知りたいことだけを論理立てて読む。他のことと関連付けて考える。自分のノウハウとし、他のことに応用できるようにする ・本を難しいと感じているうちは論理的思考力レベルが低い ・論理的思考力は年齢を重ねても衰えない。上げていける ・何か新しいことを学ぶとき、その分野の第一人者が書いた入門書から入る。理解したら少し難しい専門書を読んでみる。それが理解できたら、また入門書に戻る。 ・重読:繰り返し読む。生きる姿勢を正すため。常に新しいものを学べる。意識を高めるため。 ・素晴らしい人物とは自分を飾らず、ありのままに生きているだけ ・「論語」の最初の章、学而第一の初めの3行で生きる道のかなりの部分を言ってしまっている ・世間に認められないときはある。不遇のときはある。それを恨まないのが君子 ・仕事に行き詰まったとき、畑違いの勉強をしてみる。活路を見出せるかも ・書くことで構成力、論理力が鍛えられる -目次- 速読 通読レベル1 通読レベル2 熟読 重読 読書力を高める八つのポイント 本書で紹介した小宮流読書法別ビジネスマンのための必読書60 |