読書メモ
・「挑戦! 競馬革命」
(角居勝彦 :著、宝島社新書 \700) : 2009.09.06
内容と感想:
2007年のダービー馬ウォッカを管理する調教師が書いた本。
ダービー制覇の裏話や、著者のこれまでの人生、管理馬や調教師の仕事などについて
自ら語っている。
業界こそ違え、こうした第一線で活躍するプロの話を読めるのは刺激になるし、
彼らの考え方を知ることができるのは非常に貴重である。
成功の陰で、いろんな苦労をしていることはなかなか見えないもの。
常に「挑戦」する気持ちを持ち、前向きな著者から元気をもらえた。
○印象的な言葉
・逃げ道を作らないことが良い結果を招いてきた
・「ワクワクするのはどちらか」
・ときに非常識になる
・パイオニア精神、誰もやっていないことをやる
・調教後、休養を与えると更に運動能力が上がる
・野生の馬のグループのボスは牝馬
・馬は人間よりはるかに高い治癒能力をもつ
・誰よりも多くの事態を想定して、もっとも勝てる作戦を選択できる
・苦しいときこそ笑顔でいたり、冗談が言えること
-目次-
序章 ウオッカのダービー
第1章 調教師になるまで
第2章 G1を勝つまで
第3章 海外遠征
第4章 厩舎を育ててくれた馬
第5章 調教師の仕事
終章 角居厩舎の挑戦
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