読書メモ
・「はじめは中古のBMWに乗りなさい」
(小堺桂悦郎 :著、幻冬舎 \1,400) : 2009.08.29
内容と感想:
「なぜ、社長のベンツは・・」の著者。
今回のタイトルはBMWだ。
著者が社会人2年目の甥に語って聞かせるスタイルの金融リテラシー本。
ほとんど2人の会話で構成されており、説明も具体的なので一気に読める。
車の買い方から、お金の貯め方、貯めたお金の運用方法、住宅は買うべきか借りるべきか、中古にすべきかなど、
みんなが興味のありそうな身近なテーマに絞って書かれている。
自動車市場・金融市場・住宅市場のからくりや、お金の自己管理と資産作り、金融商品の特徴や将来のための資産運用など、
先が読みづらい時代のお金の遣い方・増やし方とリスク管理方法が手軽に学べる。
○ポイント
・減価償却:建物や機械など長期に利用するもので、時間とともに価値が下がる資産は会計上、取得時に一括に経費としない。
取得年度だけ経費が大きくなりすぎるため。使用年数に分割して費用計上する。
・人気のない車は中古車市場でも価格は低い
・車買うなら10年乗るつもりで
・中古車価格は新車から1年落ち、2年落ちくらいの値落ちが大きい
・貯金通帳を家計簿代わりに
・賃貸住宅ならあらゆる変化に対応可能
・ボーナスをあてにして住宅ローンを組まない、企業が業績不振のとき真っ先に削減するのはボーナス
・マンションが売値が半分になったとしても、他人に貸し出せば家賃が半分になるようなことはなく、収入を得られる
・住宅ローンには万が一のために保険が付いている
-目次-
1 はじめは中古のBMWに乗りなさい
2 お金は銀行に預けておきなさい
3 買った株は忘れなさい
4 はじめは中古のマンションに住みなさい
5 独立・起業はやめなさい
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