読書メモ
・「スタジオの窓から信州が見える」
(大岩堅一、加瀬清志:著、信濃毎日新聞社 \1,200) : 2004.06.19
内容と感想:
FM長野10周年記念として1998年に出た本。著者は2人とも長野県外からの移住者。放送関係の仕事をしているから「スタジオ」を題名に冠しているのだ。本書は「スタジオの窓から」見た信州というより、県外者から見た信州論といった感。上田市民歴3年目の私にはまだまだ知らない信州の情報が詰まっていて面白かった。いろいろ「へー」と言ってしまいそうな雑知識を仕入れることができた。本書でも取り上げられているが、私も感じていたのが信州では「沢」の付く名字が多いこと。また信州の珍味としてザザムシなるものが挙げられていた。ちょっとゲテモノっぽい響きなのだが、まだ食べたことも見たこともない。ちょっと興味がある。
まえがきにあるように、「根っからの信州人でない」からこその視点も信州をよくしていくには必要だと私も思う。
大岩さん(松本市在住)の声は朝、会社や出張に向かう車の中でよく聴いているので馴染みがある。一方の加瀬さん(佐久市在住)の名前は知らなかった。
-目次-
1 長野県ってどんなところ
2 信州人ウォッチング
3 信州生活ウォッチング
4 信州の味ウォッチング
5 信州を楽しむ
6 夢のある長野県に
対談 日本中探してもこんな素敵なところはない
更新日: 04/06/20
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