Dワシントンからベルギーまでファーストクラスに乗るの巻 | |
二度と乗るまいファーストクラス!こんなに疲れるとは。と贅沢な体験をした。 ひょんなことからワシントンDCから、ベルギーの首都ブリュッセルまでファーストクラスで行くことになった。うれしい反面いつも海外へは「質素なスタイル」で行く事を信条としている私は自分の着ている物にちょっとばかり気が引けた。 シートは当然上等なもので、周りの空間も申し分なかった。アメリカのエアラインでは、大西洋線のフライトアテンダントはエリートと聞く。確か、英語はもちろんあと2ヶ国語が喋れないと大西洋線は飛べないとか。アメリカのエアラインは日本と違って「若くてかわいい」アテンダントは期待できないが、さすがにファーストクラスは”それなり”だった。ところが、それなりのフライトアテンダントは、うるさい。ちょっと目が合うと「何か御用はございませんか?」「雑誌は、新聞はいかがですか?」(日本語の新聞あればいいのに)と何かにつけ声をかけてくる。食事もチョイスが一杯あって、それでなくても英語が苦手な私にとっては選ぶのさえ苦痛である。「チキンorビーフ」のチョイスの方が楽でいい。睡眠中も「お客様が薄目を開けたらすぐ行き、声をかける事!」という決まりでもあるのか、猫のような動きで我々を監視しているような気さえする。 美味しい食事も、快適な空間も思う存分楽しめなかった。この歳(50過ぎ)になって、長旅のエコノミーはつらいが、英語が不自由な私にとって外資系のエアラインのファーストクラスも(気)疲れた。 ブリュッセルに早朝に着いて、パリ行きの電車が出るまで「トーマスクック」を見ながら3時間待った。腹が減ってきた。あーファーストクラスの食事もっと喰っときゃよかった。「海外では喰える時に喰っておく事」という私なりの教訓は活かせなかった。 |
↑この本見ているだけでヨーロッパ鉄道旅行した気分 |