J手をグーにして親指と小指を立てると、ハワイと中国ではどんな意味?
上海の夏は暑いの最上級。飲み物を買おうとして立ち寄った売店でおじさんはニコニコしながら「アロハ!」。昔ハワイに行ったときガイドさんがこのサインは、野球選手がツーアウトと合図するのではなくこちらではアロハのサインです。と聞いた。
私も愛想良くしたが、盛んに親指と小指を立てて、こちらに示す。言葉は全く通じない、私もニコニコして「ペットボトルの水はおいくらですか?」とジェスチャーでたずねた。しかしおじさんは相変わらず「アロハ!」。仕方がないから、お札を出しておつりをもらった。海外に行くとどうしてもコインばかり残ってしまう。
さて、おじさんのなぞの行動はその日の夜に判明した。日本語が堪能な現地の人と話す機会があり、尋ねたところ、彼のしぐさは数字の「6」を意味していた。つまり飲み物は「6元」ということだった。ついでに1から10までを教えてもらった。「1」は日本と同じ、「2」は人差し指と親指。「3」は2に中指を加える、「4」「5」は日本と同じ、「6」は例の親指と小指のアロハスタイル、親指が「5」で、小指が「1」なんだろう。「7」は親指と人差し指と中指3本をつまむようにする、マージャンのパイをつまむ感じである。又は、人差し指を7の様に曲げる。「8」は人差し指と親指を下に広げ、漢字の八のようにする。「9」は人差し指を7より強く曲げ、数字の9のようにする。「10」は5を2回示す。広い中国なので、地方によって色々な方法があるのだろうが、1から10まですべてを片手で表現できるのは便利だ。これで、言葉が通じなくても買い物には困らない。小銭も使える。ちょっと、上海通になったようで嬉しかった。
今回の教訓:現地の言葉で数字の1から10までは覚えよう。
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