伊勢の漁師が網で引き上げた聖観音像
  第十六番札所 鳳 凰山 甚目寺 (じもくじ)
             御詠歌
    みほとけは 祈らずとても 守ります こむる誠を うけざらめやは

 本尊  聖観世音菩薩

 宗派  真言宗智山派

 住所 海部郡甚目寺町大字甚目寺
      字東門前24

 電話 052−444−0241
      052−444−0541

 拝観料 無料

 第十七番札所へは約10km


 開基 甚目龍磨

 創建 推古5年(597)

 交通 名鉄津島線甚目寺駅下車、西へ
      300m徒歩5分
           
 車 東名阪自動車道大治北ICを下車、
     県道124号線を北に進む

 駐車場 30台



甚目寺本堂 甚目寺仁王門
甚目寺本堂 甚目寺仁王門


 甚目寺縁起

 仏教が伝来した宣化3年(538)よりわずか60年後の推古5年(597)のこと、伊勢甚目村の漁夫、龍麿という人が、江上の庄の入り江(今の寺の南東200m)で魚をとっていました。

 その網に聖観音像がかかり、歓喜した彼は入り江の北にお堂を建て、像を納めました。これが甚目寺の始まりと言われています。法隆寺や四天王寺に次ぐ我が国有数の古刹です。

 聖観音像は、釈尊の授記を受けて作られたもので、百済をへて日本へ渡り、敏達14年(585)に海中に投じられた三像仏の内の一尊といわれています。

 他の二尊もそれぞれ拾われ、阿弥陀仏は信州の善光寺に、勢至仏は九州太宰府の安楽寺にあります。甚目寺の聖観音像は後に十一面観音の体内仏となっています。

 甚目寺は七世紀中頃、天智天皇より宝鏡を下賜され、続いて天武7年(679)に天武天皇から鳳凰山の額を勅賜しました。その後盛衰があり、康和5年(1103)には七堂伽藍が再興され隆盛を極めましたが、天治元年(1124)に大地震の被害を受けました。しかし、鎌倉初期の建仁元年(1201)に聖観上人が再興をはかり、七堂伽藍も整えられました。

 十六世紀の末には豊臣秀吉公から寺領160石を受け、十七世紀初めの名古屋開府とともにその鎮護の任にあたり、徳川義直公からも300石を受領しました。
以後も歴代藩主の手厚い保護と、士民の篤い信仰を得、尾張四観音寺の筆頭として栄えてきました。

 三重塔(重要文化財)本瓦葺、三間三重塔、高さ28mで三重塔としては日本有数の高さを誇る。江戸時代の初め寛永4年(1623)9月の建築で、名古屋両替商吉田半十郎政の寄進による。

 南大門(仁王門.重要文化財)柿葺、三間一戸桜門、 入母屋造、鎌倉時代の初め建久7年(1196)の建築。聖観上人が寺の再興をはかったおり、源頼朝の命で梶原景時が奉行となり普請したもので仁王像は運慶の作と伝えられる。

 東門(重要文化財)銅板葺、四脚門、切妻造、室町時代、寛永11年(1634)の建造で桃山時代の様式を残している


 主な年中行事

天下泰平 修正会 旧正月元旦より7日間 弘法大師御正当 旧3月21日
節分会 2月3日又は4日 九万九千功徳日 旧7月10日
観音池供 旧正月3日 五穀豊穣大般若会 旧8月1日より7日間
初観音大縁日 旧正月18日 秋葉三尺坊大権現大祭 12月16日
釈尊涅槃会 旧2月15日 除夜の鐘 12月31日

年によって日程が変更する場合があります、恐れ入りますが確認のうえお出かけ下さい。

 参拝 (平成12年3月3日、5月23日、13年10月19日、16年12月6日)

 JR弥富駅のホームは名鉄津島線共同使用だ、名鉄津島線の甚目寺駅で下車した。駅ホ−ムには、甚目寺観音、添部神社、大徳院の柱立て看板が3本立っている。駅前は狭いがともかく西に進めばすぐだ。

 甚目寺観音本堂は赤く彩られ、屋根のひさしに金張りが陽を受けて光っている。そういえば、大須観音も赤い建物になっている、何か意味があるようだ。

 鳩の一群が本堂前でたむろしている。誰かが餌をまいたら、あちこちから集まり、餌の取り合いを始めた。

 仁王門は、鎌倉時代初期の建久7年(1196)の建築、運慶の作と伝えられる
東門は、銅板葺き、四脚門、切妻造り室町時代、寛永11年(1634)の建造で桃山時代の様式を残している。


甚目寺三重塔   三重塔






          鐘 楼


甚目寺鐘楼


甚目寺釈迦堂 甚目寺六角堂
釈迦堂 六角堂

 甚目寺は、尾張四観音の一つとして多くの信仰を集め、参拝者で賑わっている。

 東門の側には、アオギリの大きな緑色の実が見られ、実が熟すると開いて中から茶色の種がはじけると言われる。


 四国八十八ヶ所巡道 甚目寺四国八十八ヶ所巡道




 メモ

 甚目寺の周辺には、法花院、性徳院、円周寺、大徳院、秋葉神社、釈迦院、添部神社等が建ち並んでいる。




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甚目寺デモルフオセカ