1998年全関西選手権レポート



1998年トッパー全関西選手権大会  Sail No.33398 村山 信一

 

6月7日 琵琶湖ほうらい浜においてトッパー全関西選手権大会が開催されました。

開会式開会式でのYMCAのみなさん

 

今年は奈良YMCAから10艇の参加があり、参加艇数は一般20艇、ジュニアが7艇の合計27艇でした。

浜にずらりと並んだトッパーのカラフルなセイルがはためく姿はまさに壮観です。
セイルにまだNOを貼っていない艇は緊急に仮のNOを貼り付けています。
開会式では、大会運営委員長の村山(私)から「レースを楽しんでください。」との挨拶がありました。
引き続き、スキッパーミーティングでは、レース委員長の園田氏から「3レース行う。」「コースは変形トライアングルを一般は2周、ジュニアは1周し、フィニッシュマークと本部艇の間がフィニッシュライン」との説明がありました。

 

スタート前レースは快晴、軽風の中行われました。
さすがに27艇となるとスタートラインは混雑します。「スターボー」「シモ」の声が飛び交い、各艇自分の思った様にはスタートラインに並べません。大混雑のなかうまくスタートを切った艇がフレッシュウインドをうけ先行します。

1上トップは、奈良YMCAの高校生 杉本選手です。宮口選手、岩田選手、桜井選手が追い上げます。上マーク付近で風向きが変化しているらしく、マーク直前で再度、タックする艇が続出します。

結局、第1レースは、名古屋から来た岩田選手が奥様の熱い声援に応えて1位。強豪桜井選手が2位、初参加の宮口選手が3位でした。杉本選手は残念ながら4位でした。

ジュニアは昨年優勝の小学生 坂田選手が1位、2位は奥野選手、3位金子選手でした。大石健選手はDNFになってしましました。

トップフィニッシュ「食事にしよう、腹減った」との声を無視して、引き続き行われた第2レースは、ほとんどの艇が右に行く中、左に行った辻野選手と村山選手(私)が左に振れた風に助けられ、1上付近でトップの稲田選手に追いつきます。

ところが稲田艇と辻野艇が接触、漁夫の利をしめた村山艇が1上トップ、気分をよくして(26艇従えてのトップ回航は気分がいいものです。)絶好調の走りでそのままリードを守り続け1位。
2位は桜井選手、フィニッシュ直前の混戦を制し3位となったのは辻野選手でした。(左の写真はフィニッシュ後に撮った2位以下の艇団です。)

ジュニアの1位は奥野選手、2位は金子選手、3位は大石隼人選手でした。 井上選手はスタートが遅れ、DNSになってしまいました。

のテラスでのランチでは、食事中に1レースと2レースの反省をしている選手やガソリン(ビール)を補給している選手など様々です。 

第3レースは、やや風が弱くなりましたが全艇無事にスタートし、左右に分かれて上マークを目指します。やや左が風が良かったようですが、やはり上マーク付近では風向きが変わっているらしくレイラインの判断が難しいようです。

第3レースを制したのは、稲田選手、2位桜井選手、3位高野選手、4位には杉本選手が入りました。

ジュニアは、1位奥野選手、2位金子選手、3位坂田選手でした。

上位3人バーベキューとビール(またはジュース)でくつろぎながら成績発表が行われました。 

総合成績は1位桜井選手(一度も1位にならなかったのに・・・・)

2位稲田選手、3位中川選手でした。

ジュニアは1位奥野選手 2位金子選手 3位坂田選手でした。

みなさんおめでとうございます。これからも9月の全日本選手権大会を目指してがんばってください。

その後、恒例のビンゴゲームで盛り上がり、無事に全関西選手権大会は閉幕しました。琵琶湖にはレンタル艇もありますので、関西以外の方も来年は是非ご参加ください。 

最後になりましたが運営をしていただいたみなさま、誠にありがとうございました。


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