1999年 大阪市長杯レポート

    

1999年7月20日 大阪北港ヨットハーバーで大阪市長杯市民ヨットレースが開催されました。大阪北港ヨットハーバーは、クルーザーの海上係留施設(クルーザー2艇にひとつのポンツーン)と広いディンギー保管場所(シングルハンド艇が平置きしてある)をもつヨットハーバーです。最近、メルボルンハウスという立派なヨットクラブのクラブハウスもできました。

大阪市長杯市民ヨットレースは、トッパー13艇、シカーラ21艇、オープンA(スループ)17艇、オープンB(キャットリグ)15艇の4クラス合計66艇でおこなわれました。スタートは予定より少し遅れて13:20分、コースは菱形の変形コースです。

風がふれてアビームスタートとなりましたが、本部船側がマークに近く、やや有利ですが、混合レースで速い艇が多いので、風上のリミットマーク側からスタートしました。第1マークをトッパーでは4番で回ります。上りになりますが、風上の右海面を中心にタックしていきます。

第2マークで4号艇に続いて2位、すぐ後ろに9号艇が続きます。第3マークで9号艇に抜かれましたが、4号艇とはほぼ同時、第4マークまで9号艇の後ろにぴったりついていきます。第4マークを回ると風が強くなりましたが、レンタル艇なのであまりセイルの調整ができません。

9号艇より上らせますが、後ろをみると4号艇はさらに上らせています。第5マークを目指して9号艇がタックするのにあわせてこちらもタックします。4号艇とミートしますが、前を横切ぎられます。

レイラインには、のっていないのでタックすると9号艇もタックします。だんだん風が強くなってきます。4号艇はタックに失敗したのか少し遅れたようです。第5マークで9号艇に続き2位です。

最後の第6マークはジャイブとなりますので、ミスしないかなと不埒なことを考えますが、残念ながらうまく回られます。こちらもジャイブしてあとを追いますが5艇身くらい空いています。

フィニッシュしてから本部艇のじんべい(大阪市所有:ジャヌー36)に470の強豪、浅原選手であったことを教えてもらいました。浅原選手は1人乗りと書いてあったのでシーホッパーと思っていたそうですが、やはりうまい人は何に乗ってもうまいものだと感心しました。

結果は トッパー 1位 浅原 慈治
         2位 村山 信一 
         3位 渡辺 正信 

 

オープンAは1ー3位をテーザーが独占、オープンBはシーホッパー、レーザー、シーホッパー、総合ファーストホームはB14でした。

大阪市からの表彰に引き続き、日本トッパー協会からの表彰がありましたが、今回は私ではなく、同じフリートの宮口氏に表彰をしていただきました。(自分で自分に渡すのは難しいので)

レース委員長の安東様、北港ヨットクラブ会長の 秋津様  北港ディンギークラブ会長の稲森様、北港ヨットハーバーのみなさま、楽しませていただきましてありがとうございました。全日本選手権大会のパンフレットを配らせていただきましたが、ぜひ、全日本選手権大会へ北港からも多数参加されますようよろしくお願いいたします。


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