2003全日本選手権レポート


 2003年のトッパー全日本は、1995年以来8年ぶりの山中湖での開催でした。すでにトッパー全日本も23回目となり私が会長になって初めての大会となりました。
今回は琵琶湖でFALCON号の事故があったため、トッパー琵琶湖真野浜フリート(TBMF)の事務局長宮口は捜索ボランティア本部(TBMFのクラブハウス)にかかりきりとなり、参加できませんでした。琵琶湖勢は、前日出発、TBMF、琵琶湖セイリングクラブ(BSC)ともに鶴塚山中荘に宿泊。

10/4の天候はまずまず、風が弱いのが心配です。開会式では同じヨットを楽しむ者としてFALCON号の犠牲者への黙祷をささげました。


トッパーのカラフルなセイルが美しいスタート1分前


快走する斉藤選手

昨年は弟が秋山選手に負けたので、敵討ちに来た斉藤広海選手は最初から絶好調でした。


江の島Jrと父兄

江の島Jrも6艇が参加し、お父さん方も応援に力が入ります。余り力がはいったのか桟橋へ上がる際に足を滑らせた方もおられました。(デジカメ大丈夫でしたか?)


秋山選手

昨年優勝の秋山選手も山中湖の風にはかなり手を焼いているようでしたが、レースが進むにつれじわじわと上位に上がってくるのはさすがでした。

 


パーティでの江の島Jr

パーティは、シーホースを借り切って行われました。司会はBSCの田村氏(なぜか、どてらを着ての司会でした。)
団体優勝は伊東フリートでした。シャンパンの味はどうでしたか?

パーティのみの参加者も多く、ビールにワイン、日本酒にウイスキーと楽しい時がすぎていきました。最後にFALCON号捜索資金のカンパにご協力いただきありがとうございました。(16000円寄付させていただきました。)


なぜか沈をしている清水選手(後方)

それほどの風は吹いていないように見えるのですが、なぜか沈をしている選手もおられました。そういえば秋山選手も沈をしていたそうです。


川村選手(81歳)


薄井選手(12歳)

トッパーの特徴は幅広い年齢層です。今回最高齢の川村選手は81歳(もうすぐ82歳とのことでした)、最年少は12歳でした。特にレース初参加の薄井選手と川村選手のデットヒートは見ていておもしろかったです。


最終レースフィニッシュ(手前から佐々木選手、五十嵐選手、稲田選手)

 

最終レースは、コースを長めにとったのですが、結局コース短縮となりました。


表彰式で喜ぶ斉藤選手(左)と秋山選手、佐々木選手


入賞した各選手(左から鶴田選手、佐々木選手、斉藤選手、稲田選手、五十嵐選手、秋山選手)

 

総合成績は、1位霞ヶ浦の斉藤選手、2位BSCの秋山選手、3位伊東の佐々木選手、4位葉山の五十嵐選手、5位伊東の鶴田選手、6位BSCの稲田選手、殊勲賞は葉山の谷村選手、敢闘賞はTBMFの辻野選手、努力賞は伊東の田中選手でした。

斉藤選手は喜びのあまり、ガラスの楯を落とし、少し欠けてしまいました。優勝者にはシャンパンファイトとビールかけの両方を用意していたのですが、やはりシャンパンの方がヨットには似合いますね!

来年は琵琶湖真野浜での開催を考えています。レンタル艇も準備しますので多数の参加をお願いいたします。


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