ディスマストについて



風が強くなると、マストに力がかかります。ディンギーのマストはアルミでできていることが多いのですが、力が繰り返しかかることにより、金属疲労をおこして折れることがごく稀にあります。

ディスマストをおこすと帆走して戻ることができないので、応急の帆(ジュリーリグ)をたてるか、パドル等で漕いで戻ります。自力で帰れない場合はレスキュー艇もしくは他の艇に救助を求める必要があります。

私がマストを折ったときはクロスホールドで風上に帆走中に急にアンヒールしたので艇内に転げこんだらマストが折れていました。幸い沖からの風でしたのでパドルで漕いで自力で浜に戻ることができました。


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