2000年第2回(通算第4回)『青空車楽』カーオリエンテーリング
Byタモン企画
3/12(日曜日)結果  (レポート:タモン)   戻る


昨日の夜から本日の朝まで降っていた雨が、3月も半ばだと言うのにヤビツ峠では雪。
せっかく、今回の設定コースを2月分開催から3月分開催に変更・延期したのにも関わらず、この日の雪はひどく、私が1月に試走した時よりも多く、20cmも積もっている所も有ったとか。

と言う事で、今回の勝敗を決したのは、予測しがたい天候による突然のこの大雪。
2週間前に、奥さんの実家の福島県・猪苗代へ家族スキー旅行を兼ねて帰省し、雪上走行に自信の有る湘南2号(満田)さんと、アルファ156では1度も雪上走行経験の無かった北原さん。

ヤビツ峠の南斜面側も中腹の菜の花台辺りから、雨は雪に変わり、不安を感じながらも適当なUターン場所が無い為、恐る恐る頂上までは辿り着いてしまった北原さん。
そこで目にしたのは、北斜面側の更なる大雪と、そちら側から登ってくるチェーンで完全武装のクルマたち。
また、携帯電話のアンテナ感度を確認すると、なんと通話可能圏外。
強行突破し、もし身動きが取れなくなっても、レッカーなどの助けを呼ぶすべ無し。
と言う事で、さすがに怖じ気付いて、泣く泣くUターンを決した北原さん。

方や、本日の事態を半ば予測しきって、チェーンまで積みっぱなしで、あらゆる事態に臨機応変な構えの湘南2号さん。
実際には、大雪の北斜面側は下りだけなので、チェーンを履く事は無かった様であるが、 イザと言う時の備えの在る気持ちのゆとりに勝り、強行突破成功。

北原さんは、Uターンしながらも、ギブアップせず全チェックポイントを走破し、 走行距離84.1km。
湘南2号さんは、コース作成者のデータを上回る驚異的な短さの71.7km。

これによって、レンタルカートのタイムアタックの結果を待たずして、今回の勝敗は決してしまったが、午後からは晴れ間も顔を出し、カートコースの路面も乾いた様なので、恒例のタイムタックも実施。
湘南2号さんは、毎回挑戦するたびに、記録を更新し、35秒台に突入。
北原さんは、いつもの通り34秒の壁を割る事が出来ず。
従来なら、僅かな距離差を、レンタルカートのタイム差で逆転する可能性も残されている範囲であったが、湘南2号さんがレンタルカートの腕前を磨いてしまった今となっては、 かなり辛い戦いを強いられる事が、今後予想される結果となった。


以上の結果、今回は湘南2号さんが優勝し、2000年シリーズポイント20ポイントを加算しトータル40ポイントとし、2位の北原さんは16ポイントを加算しトータル32ポイントになりました。



以下は、湘南2号(満田)さんの走行データです。

順番CP距離区間距離
ST 0.0km
4.9km4.9km分離帯の切れ目でUターン。北原氏と遭遇
8.1km3.2km以後Jまで北原氏とほぼ同一ルートのハズ
9.4km1.3km
10.3km0.9km
19.4km9.1km途中から雪が・・・
22.7km3.3km道路脇には20cm以上の積雪
43.5km20.8km雪雪雪・・・橋を渡る手前で撮影
53.3km9.8km昼食のため休憩。途中から北原氏も昼食
56.4km3.1km
1063.0km6.6km牧場の南側からの細い橋でマフラーをヒット
GL 71.7km8.7kmタイムは辛うじて35秒台



以下は、北原さんの走行データです。

順番CP距離区間距離
ST 0.0km
6.6km6.6km裏を狙ったが失敗
9.7km3.1km
11.0km1.3km
11.8km0.8km
20.8km9.0km
24.2km3.4km
44.5km20.3km雪のヤビツにやられる
47.7km3.2km
57.4km9.7km
1076.0km18.6km
GL 84.5km8.5km

タイムアタック 34.411 なかなか伸び悩んでいます。

今回は、スタート〜A以外ほとんどミスがなかっただけに、 雪のヤビツが全てでした。


以下は、タモンの試走データです。

順番CP区間距離
ST 0.000km
5.149km
3.115km
1.319km
0.894km
9.326km
3.470km
14.681+α+3.2km(αは通行止め区間=3.0km)
9.7km
3.8km(分かれ道からの裏道を使わず、失敗)
106.5km
GL 8.8km
トータル:(37.960+α+32.0) km = (69.960+α) km = 72.960km (α=3.0km)

ヤビツと宮ヶ瀬の間が、平日の日中は通行止め区間(3.0km)が有ったので 1月20日(S2000)と2月25日(NSX)の2日間に分けて試走しました。


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