伊勢・熊野ドライブ

2004年11月20日から11月23日まで伊勢・熊野へ
飛び石連休は間を埋めて連休にする!
世界遺産を見に行こう!
西日本方面に行ってみたい!
愛車レガシー君を存分に走らせたい!
と、思い立ち、日本国内の旅行を計画。当初は紅葉が綺麗そうな京都へ。
と思っていたのですが、20日の午前中に東京に予定が入ったのでも少し近場で〜と伊勢・熊野へ
こんな計画でした
時間帯行動予定場所
20午後+夜移動&宿泊東京→伊勢。伊勢泊
21午前観光伊勢神宮(外宮/内宮/おかげ横丁)
午後移動(+観光)伊勢→瀞峡→熊野本宮。湯の峰温泉泊
22午前観光本宮→新宮→那智大社
午後観光那智大社(大門坂/権現/大滝)
移動那智勝浦→(フェリー)→東京

実際の行動結果はというと、まぁ、予定通り?
想像以上に強行軍でした
時間帯行動場所距離計
2014:00出発東京発39
15:00高速IN東名高速:用賀I.C55
16:00休憩足柄S.A144
18:00休憩+夕食浜名湖S.A・うな丼・1050円/人299
18:40給油浜名湖S.A=31l299
21:30高速OUT伊勢道:伊勢西I.C552
22:00ホテルIN宇治木駅前552
2107:30ホテルOUT宇治木駅前552
08:10観光外宮(30分)
08:40参拝内宮(60分)
09:40見物おかげ横丁・赤福230円・蛤焼き300円
11:00観光猿田彦神社
11:40昼食一升瓶・松坂牛焼肉・5000円/人
12:30伊勢OUT熊野へ移動
14:00休憩紀伊長島道の駅「マンボウ」644
15:40休憩奥瀞公園722
16:40参拝本宮市:熊野本宮大社770
17:30宿IN民宿まるや775
19:00夕食宿の食事
2206:00ジョギング湯の峰温泉周辺775
07:00朝食宿の食事
08:00宿OUT民宿まるや
08:30写真撮影発心門王子(15分)776
09:10写真撮影大鳥居(10分)790
10:25参拝新宮市:熊野速玉大社820
10:45買い物新宮市:ジャスコ834
11:25給油新宮市:出光 49.4l835
11:40登山大門坂847
12:30参拝那智:熊野那智大社
12:30観光那智:那智大滝
13:25下山大門坂
14:00出発大門坂駐車場
15:15昼食七里御浜・道の駅・マグロ丼1050円/人878
15:50観光鬼ヶ城891
19:20夕食津市・回転鮨・1600円/2人1023
19:50高速IN伊勢道:津IC1027
21:40休憩上郷 S.A1154
22:45給油浜名湖 S.A:34.4l1214
22:55休憩浜名湖 S.A
23:35仮眠牧の原 S.A(1時間)1269
02:23高速OUT東名高速:用賀I.C1467
03:00到着帰宅1489

11月20日:東京→伊勢へ移動

午前中に住まいの自治会の仕事をやっつけて出発
東名高速にのって、足柄SAと浜名湖SAで休憩
浜名湖でお約束の鰻を夕飯代わりに喰う。ま、普通に美味しい

名古屋の東名阪道に乗ったわいいもの伊勢道にどうおりればいいのか分からず
ETCだと窓口で。。。って技が使えないんだよな
結果的には正解だったのに高速のIN/OUTを繰り返して1000円の損

ただひたすらすいている伊勢道を南下し、伊勢西I.Cへ
途中でホテルの宿を押さえる。ホテルの電話番号リストだけは押さえていたのでした。
宇治木駅前のヤル気のないしょぼくれたビジネスホテルへ
ツインで素泊まり9000円と安い分、場末感が漂うホテルでした


11月21日:伊勢神宮参拝と瀞峡を経由して熊野へ移動

寒々とした朝で、あまり眠れず
朝、駅前でフェリーの時間を調べに駅へいき、おにぎりを頬張って外宮へ
外宮から参拝するのが本来の古式に則ったやり方のようです
早朝なので正門に誰もいなくて清々しい気持ちになれました
まさしく神域ってカンジ

正宮と遷座の予定地

20年に一度新しい建物をたてて神様にお引越しいただくんですね
ただ、一般の参拝客はその前の門から見るしかないんです
おまけに御簾が下りていて透かしてしか見えません。ケチ!<そうじゃない
ちなみに門の中では写真撮影禁止なんだそうです

別宮(風宮/土宮/多香宮)

それぞれ別の神様が祭られています。それぞれに遷座先が用意してあります

亀石

正宮から別宮に移動する際には、亀石と呼ばれる石橋があります
これが天の岩戸を閉ざしていたという伝説なんだそうです
割ってみようとしました。

とりゃー。
ムリでした。当たり前だ。

外の次は内。ということで伊勢神宮の内宮へ
正面の橋を渡って玉砂利を奥へ

五十鈴川で御手洗をして手を清めてから参拝。川で清めるとは豪勢なもんです。

内宮の正宮と遷座先の場所
相変わらず門の外からしか撮影できないし、御簾も下りています
遷座の方から正宮の奥を内緒で撮影してみたり。
茅葺屋根に金箔の装飾が施されているある意味シンプルですけど豪奢なもんだ
朝日に映えて金箔がきれいでした。写真だと見え難い

おはらい町とおかげ横丁
参拝の後はおはらい町とおかげ横丁でお土産と名産品を戴くことになっているそうです

元は赤福が300年たっても営業していて、それを中心に広がっているそうです
ぼったくり!観光客価格!ともいいますが、まぁ、こんなもんでしょうね
おはらい町の方は、古い商家の町並みが続くので買い物に目を奪われなければそれはそれで
おかげ横丁は新しい建物もあるのでんー、ちょっと派手目かも

いろいろ名物があるのでそちらを食しました

桑名の焼き蛤(一串300円)と、赤福(一皿230円)。
大量の餡子と餅で作っています。赤福って時間がたつと飴の成分が堅くなりますが、出来立ては旨い!

猿田彦神社

内宮の参道沿いにあるのがこちら
道を開いてくれて、手塚治の火の鳥じゃ毎回でてくるキャラ。の神社ですね。

おにぎり、蛤、赤福じゃ腹は膨れないので、松坂牛を!どーん!
伊勢で松坂牛とはどうかとも思いますけどね

一升びん、伊勢支店でいただきました
5000円/人の松坂牛コース(竹)。奮発しちまいました。
脂たっぷり。焼いたあと、脂がプチプチと細かくはじけます。
上ロースの旨みったら。。。さっくり噛み切れるやわらかさ
あああ、まだ口の中で味が覚えています!

午後は熊野へ向かって移動を開始
まっすぐ向かってもよかったんですが、あえて山中を通り瀞峡経由で

奇岩景勝があって川下りをするといろいろ見れるそうですが
これをみると紀伊半島も地殻変動が激しいのがわかります
熊野川の色が緑色なのが秘境度を増しますな
しかしこのルート。めちゃくちゃ大変でした
すれ違えるところが少ないくらい狭いし、うねっているし、おまけに台風の影響で陥没しているし
なかなか恐ろしいルートでした。夜なら遭難しているね。これは。

最後に本宮大社にご参拝

巨大な権現様で立派。茅葺屋根の重厚な作りでした。
やはり、門の中で撮影ができません
ただ、なんか右懸っているのが気になるといえば気になりますな

日本最古の湯の峰温泉の民宿「まるや」さんに電話して予約。
温泉+食事+ビールを戴いて、あったかくしてぐっすり。


11月21日:熊野古道と熊野三山→帰京

朝、起床してジョギング
6時におきて湯の峰温泉の周囲をうろうろぐるぐる

小栗判官が復活したという伝説があり、その回復度合いを調べるために使われた力石だったんだそうです
朝食には、温泉で入れたコーヒーを戴きました。

宿を出て、もっとも熊野古道らしい発心門王子へ移動

ここからちゃんと歩けばいいんでしょうけど、今回はそこまで時間がないので写真だけ
芸能人のいんちきレポートみたいですな。
前みたテレビでは、マリアンがヒールの高いでレポートロケをしていました。
二日間かけて歩いたとかいっていましたが、ほとんどが獣道なんだから歩けるわけネーだろ。
つーか歩くとは思えん。絶対
そのあとは本宮のソバの日本一の大鳥居へ。でかけりゃいいってものでもないような。

高さ34mとか。

熊野川

青空の中で気持ちが良い天気でした
紀ノ川(瀬戸内側)とは違いますが、優雅。あったかいし、良い隠居場所だなぁ

昼頃、海岸沿いの新宮市の速玉大社へ参拝

本宮と造りは似ていますが、朱色に染まった建物が素晴らしく綺麗でした
こうしてみても青空に映えますな
写真を撮るな!ともいわれないのでバシバシと撮影
お隣の写真は日本一のナギの木です

熊野古道を利用して那智大社へ参拝
熊の古道を全く歩かないのもどうよ?ということでもっとも美しく簡単な大門坂へ
那智大社の参道と直結した1kmほどの古道
石畳の階段が苔むしていろいろと写真にも紹介される名所です

麓の茶屋では、衣装を貸し出して写真を取らせてくれるというコスプレサービスも有り
知らん人に勝手に頼んで撮らせてもらったのが右の写真
歴史のある古道らしく木が太い。屋久杉ほどの大木はないにしても結構な古木がありました
人手が古くから入った国だからあんまり太い木はないのですが、古道脇は相当なモンです

坂を一時間ほど上ると途中に那智の大滝が見え、参道を抜けて那智大社に到着

朱色の見事な大社でした。また、お隣がお寺なんですね
神仏が混ざったいかにも日本的なお社なんですな
那智黒のお守りなぞを買い求めて那智の大滝へ

三重ノ塔と一緒の写真が絵になりますな
大滝を少し下って近くでみました。天気がよく虹がかかって綺麗
今回の旅行は珍しく?天気に恵まれ良いかなよいかな
小腹がすいてきたので、各種お餅を戴きました。
登山ともいえないハイキングってところでした。
焼き餅、葛餅、トチ餅

那智大社を見終わったので、海岸線を北上して休憩がてら途中を見物

マグロ丼
漬けマグロですが、勝浦から取り寄せたといっていますが。地物とはいっていない。。


獅子岩と鬼ヶ城
波が削って造った奇岩。鬼ヶ城は海賊が根城にしてい坂上田村麻呂が成敗したんだそうな。

志摩からフェリーに乗船して知多半島へ渡ろうと思っていたのですが、間に合わず
那智の滝で1時間は食ってしまったのが敗因
やむをえないので、津市の回転すしで腹ごしらえをして長躯ドライブ
本当は最後の心残り、伊勢海老を食いたかったんですが、良い店が見つからず。
伊勢で松坂牛を食ったのに、伊勢海老を逃してしまった斬り。

帰りのドライブはさすがに疲れた。。。。富士〜沼津の間が火災で封鎖といわれましたが無事通過。
熊野古道を歩きつつ、その日に700km以上走っているって。。。我ながら無茶だな