APSカップ奮闘記(トップページへ)
ホームへ


APSカップとは
 JASG(日本エアースポーツガン協会)主催のエアーガンによるスポーツシューティングを追求する射撃競技会のことです。自己の集中力をコントロールする精神力とその集中力を持続させる体力を競い合う競技です。

APSカップのクラス別け
 本大会は2日間開催され、1日目がライフルのオープンサイト部門とフリー部門、2日目がハンドガンのオープンサイト部門フリー部門となっています。
 オープンサイト部門とは、ターゲットが大きく見えるようなスコープやレーザーサイトなどをつけない素通しのサイトを使用した銃限定のクラスのことで、フリー部門はそれらスコープやダットサイト、レーザーサイトを使用した銃のクラスのことです。
トップへ戻る

競技の評価
 1部門3種類の競技の合計得点で順位が決まるのですが、この順位とは全く別に選手各自の成長を形に表すマスターバッジ制度というのも導入されています。

マスターバッジ制度とは
 公式大会(本大会や公式店舗練習会等)の3競技の総合得点が規定点以上の選手にのみ取得する資格が与えられるバッジのことです。規定点は部門によって違います。

マスターバッジ各タイトル規定点
オープン フリー
グランドマスター 185〜200 195〜200
マスター 180〜184 190〜194
エキスパート 160〜179 170〜189
シャープシューター 130〜159 140〜169
マークスマン 100〜129 110〜139
200点満点  私はH11.11/21現在マスターバッジです。(参考記事)

 公式大会や公式練習会に参加している「のべ人数」は数千人に達しているのですがマスターバッジ保持者は6名、グランドマスターバッジにおいては3人しか保持していません。

トップへ戻る

競技1 ブルズアイ
 皆さんが射撃と聞くとすぐに思い浮かぶ同心円状の的を撃つ競技です。精密射撃の基本となるこの競技では最も集中力が要求されます。

 
 これが実際のターゲットです。

 中心のおよそ一円玉の大きさの太丸が最高点の10点圏で、さらにXと書いてある丸はエックス圏と言って同点のときはエックス圏に入った数が多い方が優位となります。

 この的1枚に5発撃ち込み、それを2枚(計10発)計測します。

 

基本ルール
得点配分 100点(50点×2)
距離 5m
競技時間 2分間×2ラウンド
射撃姿勢 立射&片手
使用弾数 5発×2

トップへ戻る

競技2 プレート
 15枚の規則正しく並んだプレートを撃つ競技です。審判のコールとともに1枚づつ撃つのですが、1枚3秒という時間制限があります。
 

 これがプレートターゲットです。
 まず大きいプレートを5枚、そして小さいプレートを10枚撃ちます。
 銃をおろした姿勢から審判のコール後3秒間以内で銃を構え、狙いをつけて引き金を正確に引くという動作を15回も連続してやるのには、かなりの体力と集中力が必要です。

基本ルール
得点配分 60点(4点×15)
距離 6m
競技時間 3秒間以内×15回
射撃姿勢 立射&片手
使用弾数 15発

トップへ戻る

競技3 シルエット
 この競技は遠くの的をいかに正確に当てるかを競うもので、3センチ角のアルミ板が6m(2点)、7m(3点)、8m(4点)、9m(5点)、10m(6点)の距離にセットされています。遠くなるにつれ高得点となりますが、弾自体の自由落下も考えて撃たなければなりません。
 そしてこの競技には伏射姿勢での射撃も入ってきます。両手で銃をホールドしてよいのも特徴的です。

基本ルール
得点配分 40点(20点×2)
距離 6、7、8、9、10m
競技時間 2分×2ラウンド
射撃姿勢 立射と伏射&両手
使用弾数 5発×2


いかがでしたか?APSカップの概要は解っていただけましたでしょうか。
このページの内容はAPSCUP本大会公式レギュレーションブックを参考にしました。
それでは最近のAPSカップ奮闘記も御覧下さい。

APSカップ奮闘記へ

ホームへ