2月28日
お通夜と告別式の際に使ってそのままにしてあった庭のテント。近所の人達が片づけに来てくれた。遠くの親戚より近くの他人とはよく言ったなぁ。今日で2月も終わり。もともと短い月だけれど、本当にあっという間に過ぎてしまった。



2月27日
昨日と同じ様な一日。途中、先日家に忘れものをしていった叔母さんの家に寄る。仏具って、いろいろあるんだね。危なくないように、5分でなくなる蝋燭とかお線香とか。今日は早めに家に帰る。着いたのが8時30分。お風呂に入って、湯船につかりながら眠ってしまった。



2月26日
今週いっぱいは仕事はお休み。月末なんだけれど、そんなことは知らないよ。そうゆう事を気にかけるのも嫌で、このままやめてしまおうかなんて考えてしまう。市役所と病院と郵便局。やるべき事は全てまとめて、しっかり順番まで考えて来たのに、それでも足りないことがいくつもある。相続を放棄するのにも、自分の戸籍謄本が必要なんだよ。いらないよって、それじゃあ済まないのね。市役所内をぐるぐる回ってひとつひとつの説明を聞きながら、もしかしたらこうやって複雑な手続きで頭をいっぱいにさせて、私達に悲しむ隙を与えないようになっているのだろうかなんて考えてしまった。



2月25日
11時から告別式。あいにく外は雨が降っている。人の葬式には何回も出ているけれど、こんなに大変なものとは知らなかった。学ぶことはまだまだ沢山あるんだなぁ。すっかり終わって、人のいなくなった部屋を片づけながら、明日の事を考える。市役所とか病院とか。やらなくてはならないことは、まだまだ沢山ある。



2月24日
午後から葬儀屋さんがやってくる。近所の人達も。今まで知らなかったけれど、お勝手などは近所の人達がやってくれるらしい。慣れているだけあって、やたら迅速なんだよな。いつの間にか花輪が飾られて、祭壇が出来ていた。それにしても生花が貧弱。あれほど、生花は豪華にしてくださいって頼んだのに。いくらかかっても構わないよ、父は花が好きだったんだから。仕方ないので、車で家から10分ほどの大きな花屋さんに行く。事情を話して家まで来てもらい、胡蝶蘭とカサブランカを足してもらう。納棺の時、アルコールで顔とか手を拭くんだね。それも知らなかった。



2月23日
頭の中では22日の続き。病院から帰ってポットにお湯、紙コップに紅茶やコーヒーなど、完全に居座る体勢で病院に向かう。待合い室では弟がぽつんと1人で座っていた。とりあえず交替。深夜の病院って怖いね。しばらくすると看護婦さんが毛布を持ってきてくれた。そんなに寒さは感じないけれど、毛布をかけたらすぐにうとうととしてしまった。
弟に呼ばれて目を覚ます。混乱しながら言われるままに病室に向かった。またまた心拍数が少なくなった。もう、心臓だけが動いている状態なので、いつ止まってもおかしくないとのこと。むくんでしまった父の手のひらを見ると、生命線は長いんだよ、相変わらず。はっきりくっきりしているし。しばらくすると母と隣に住むおじさんが来てくれた。心拍数は多くなったり少なくなったり。しばらくそんな状態が続いていたが、そのまま止まってしまった。眠るように死ぬとはこうゆうことか。父は全然苦しむことなく亡くなった。本当によく頑張ったと思う。



2月22日
朝、弟達に食事を持っていこうと病院に向かう途中に弟からの電話。「状態が落ち着いているからとりあえず帰ってくださいと言われて帰ってきた」だって。なんだ、入れ違いか。コンビニエンスで買った袋を抱えて戻る。庭掃除で出た細かい枝やら枯れた芝を燃やした。ものすごい量。家にこんなに沢山の木があったとは知らなかった。自分が薫製になりそうだよ。途中、午後1時頃に病院に行く。面会時間は午後3時から4時まで、5時から7時までだけれど、この際そんなことはどうでもいいでしょう。病室に入るのには、部屋のドアの脇にあるインターホンで看護婦さんの許可を得なければならない。10回くらいならしても誰も出ないよ。消毒を済ませてからこっそり病室内を覗いてみる。誰もいないじゃん。集中治療室なのに、集中治療してないじゃん。完全看護って、こうゆうこと?受付まで行ってみる。電話で連絡をしてくれた受付のおばさんに「もう一度インターホンを押してください」と言われて病室に戻る。インターホンを押しても反応はなし。そしてまた受付に・・・と、そんな事をあと2回繰り返して、やっと病室に入ることが出来た。
家に戻ってまた、庭木を燃やした。夕方、母と弟が病院に出かける。朝からずっと燃やし続けてもう暗くなっているのに、まだまだ終わらない。
突然電話が鳴る。弟から。「すぐ、病院に来て」だって。隣に住む祖父と母方の叔父に声をかけて大慌てで病院に行く。またまた心拍数が少なくなっているとのこと。血圧も下がっている。それでもとりあえずは落ち着いている。また弟を残し、一回家に戻ることにする。



2月21日
朝っぱらからまた従姉妹登場。家の中を片づけ始める。面倒なので放っておくことにした。家の外では弟と隣に住む母方の祖父が庭掃除をしている。父も母も花が好きなので、夏になるとこの庭は花だらけになっていた。何もかもが終わったら、すぐにでも花の種をまこう。
自宅に着いたのが夜の10時半。疲れているのか、上着も脱がぬままソファーで寝てしまった。夜中に電話で起こされる。電話のベルの音とわかっていながら目覚まし時計を止めようとしている自分に笑ってしまった。電話は弟から。「今すぐ病院に来い」だって。そのまま家を飛び出した。何しろ上着まで着たまま寝ていたからな。まともに走れば実家までは1時間。病院までは1時間10分か。ちょっとでも混むと2時間かかることも珍しくはない。ものすごい勢いで車を走らせる。途中、何回信号無視をしたか不明。電話がなってから40分で病院に着いた。慌てて父の病室に行く。この部屋、入るのに消毒をしたり白衣やら帽子やらマスクを身につけなければならない。しかも、一度に3人までしか入ることが出来ない。時間は10分間と決められているし。すでに病室にいた叔父さんと入れ替わりに中に入った。脈拍が少なくはなっているものの、状態は落ち着いているって。とりあえず安心。待合い室に弟と叔父さんを残して、とりあえず実家の方に戻る。時計を見たら、午前4時すぎ。母と一緒にこたつでお茶を飲みながら寝てしまった。



2月20日
午前中に親戚がやってきた。父の従姉妹。「葬儀屋はどこにするの?」だって。死神か、お前は。神経疑うよ。悪いけれどひまなばばあの相手をしているほどこちらに余裕はないのだ。病院に行くと叔父さん(父の兄) がいた。従姉妹の話をすると、怒りまくっていた。自分に怒る気力がないから、人の怒っている様を見てちょっと安心したりして。父の具合は昨日より悪い。私と母が声をかけると、一瞬こちらを見てまた目を閉じてしまった。



2月19日
父の具合が悪いとのこと。今日と明日は仕事を休むことにした。実家に帰って病院に行く。医者の話だと今週いっぱいもつかどうかだって。今週って、今日は木曜日だよ。それなりに覚悟は出来ている。母のいる所では絶対に泣かないと心に誓う。でも、全く実感はないんだよ。



2月18日
午前中で仕事を片づけ(うそ、全然片づかない)実家に行く。なんか朝から胃がむかつくなぁって、昨晩寝る前にケーキを2個も食べたからだ。だって、寝るつもりじゃなかったんだもん。頭の中ではニュースを見ながらケーキを食べて、布団を乾燥機で温めている間にメールチェックして・・・って。それを考えながら寝ていたんだな。ま、眠いときには寝るのが一番!!って、本当にいいのか、そんな事で。



2月17日
お昼に食べたパスタが美味しかった。しかしどうしてオリンピック、スキージャンプ団体は平日の日中に行われるのだろう。見られないではないか。仕方がないのでわざわざ今日、それを見るために仕事を休んだ友達に電話で途中経過を聞きながら働いた。家に帰るなり、また明け方までこたつで寝てしまった。いやだなぁ、こんな生活。



2月16日
昨晩はなかなか寝つけなかった。しかし体調はよい。午後からは何事もスムーズに運んでなかなか調子の良い一日だった。家に帰って昨日作ったカレーを食べて、ニュースを見ながらこたつで寝てしまった。これじゃあ隣のチロさんと同じではないか。なんと目が覚めたのが午前4時。慌ててお風呂に入って現在に至る。まだ週もあけたばかりなのに、こんなことでいいのか、全く。



2月15日
最近、休みの前日は朝までMACで遊んでしまう癖がついてしまった。そろそろ明るくなるかななんて思って窓の外を見ると、昨晩からの雨がいつの間にか雪になっていた。昨日はあんなに暖かかったのになぁ。天気の悪い休日って、それだけで家から出かけないで過ごす理由になるよね。友人とは電話や手紙でまめに連絡はとっているものの、遊ぶことが少なくなったなぁと思う。最近は会っても食事をするくらいか。ま、そうゆう時期もあるね。出かけないつもり。明日からまた忙しくなるだろうと思って、カレーを作る。2日はもつだろう。途中、ルーがないことに気がついて、近所のコンビニエンスまで買いに行った。これは出かけた事にはならないよな。車につもった雪をはらうのに一苦労。そんなに降らなくてもいいのに。



2月14日
朝からラグの洗濯。幅170cm長さ200cm。洗うのは洗濯機が勝手にやってくれるけれど、干すのが重くて大変だった。午前中のうちに実家に帰る。先日入院した父のお見舞いと、病状を医者に聞きに行く。生まれて初めて聞いた病名にかなり驚いたが、何があっても普通に生活をしていくのだなぁと思いつつまた家に戻った。 弟もこうゆう時には頼りになるものだ。実家から戻る途中、小雨が降り出してきた。帰るなり慌ててラグをとりこむ。



2月13日
私の席付近の温度って、どのくらいなんだろう。なにしろ暑い。カーディガンを脱いで半袖になっているのに暑い。日中は外も暖かかったみたいだけれど、それにしても2月にこんなに暑い思いをするなんて思わなかったよ。午後になって、いつの間にか冷房に切り替わっていて、それでやっと丁度良いくらいだった。
そういえば今年はバレンタインデーが土曜日だった。職場内での義理チョコは今日配られるってわけか。この時期が嬉しいのは、そこいら中で美味しいチョコレートを売り出すってこと。デメルの猫の舌チョコをわざわざ表参道まで買いに行かなくても済むのはありがたい。もちろん自分で食べるのだけれど。
夕食は友人と会社の近くの店でイタリアンをいただいた。よくランチに利用する店。金曜日だからか、すごい人だったなぁ。ほうれん草のニョッキは美味しかったけれど、ほうれん草と言うよりヨモギっぽい味がした。



2月12日
今日は暖かい一日だった。天気予報では春一番が吹くかもなんて言っていたけれど、どうだったのかな?家に帰ってから、食事の支度をする気力なし。仕方がないからそうめんを茹でて、こたつに入ってオリンピックのスノボのビデオを見ながら食べた。なんか変な感じ。長野は雨だって。やっぱり暖かかったんだね、今日は。



2月11日
今日って何の日だっけ。建国記念日だったよな、確か。ちょっと暖かくて良い日だった。午前中はジャンプ、昼間はモーグル。里谷がメダルをとったのを確認してから実家に帰った。書留を配達してくれた郵便屋さんが滅茶苦茶態度がでかくて、頭に来るのを通り越して笑ってしまった。でもふてくされた態度ではないんだよ。 笑顔で感じ良いんだよね。それなのに態度がでかいの。いや、面白い人だった。



2月10日
明日って、祭日じゃあないですか。おかげでものすっごく忙しかった。明日が休みだと思えばこそ頑張れたけれど。朝、電車の中から富士山が綺麗に見えたよ。今まで全然気がつかなかった。あーあ、もったいない。



2月9日
風は強いが、なんとなく暖かい一日。すぐに春がやってきそうだよ。お昼に食べたスパゲティーが美味しかった。海老とほうれん草。実は魚介アレルギーなのだけれど、火が通っていれば、まぁ大丈夫。お寿司を食べるときはぶつぶつを覚悟で食べる。って、本当は食べちゃいけないんだよね。私は湿疹だけで済むからいいけれど、内蔵までおかしくなるという人がいた。湿疹も、たまに出ないときがある。"魚介"の中でも、何かに特定されているのだろうか。



2月8日
朝っぱらから近所のおばあさんに起こされる。いやお年寄りは朝が早いね。私はまだ寝ている時間だったけれど、みなさんはラジオ体操を10回くらいしてゲートボールで汗を流してきたところって感じだったもの。ゲートボールで汗が出るのかどうかはわからないけれど。日曜日と言っても、私は遅くとも9時には起きるんだよ。大抵は8時に起きている。そうしないと月曜日からがきついんだよね。
昼頃からチロさんが遊びに来た。こたつでものすごい勢いで寝ていた。頭と片方の前足だけこたつから出して寝ているんだよ。猫という自覚がないんじゃないのかな。



2月7日
久しぶりに実家に帰る。一月ぶりくらいか。なにしろ今日はオリンピックの開会式があるので、それまでに帰ってテレビを見なくては。家に着いたのが11時。こたつに入って、母と弟とぶつぶつ言いながら開会式を見る。今日は長野も例年に比べて暖かかったらしい。良かった良かった。空が青かったらもっときれいだったと思うけれど、こればかりはどうしようもないか。



2月6日
金曜日だ!!今週は月曜日がお休みだったのに、長くて短い一週間だった。そういえば会社のMさんが、来週はお休み、札幌雪祭り&スキーに行くんだって。いいなぁ、雪祭り。一度実際に見てみたいものだよ。北海道には夏にしか行ったことがない。北斗星で行ったとき、海底トンネルの途中にある駅がなかなか謎だった。誰か乗ってきたら恐いよなぁ。観光用だって知らなかったんだよ。今晩は焼き鮭とタケノコの土佐煮にした。ちょー簡単。ちなみに昼食はわらじライクなハンバーグ。美味しいのだけれど、やたら薄くて大きいんだよ。



2月5日
昼休みに郵便局に行ったら"長野オリンピック記念切手"とかいうのが売っていたのでなんとなく買ってしまった。同じ料金できれいな切手って、ちょっと得した気分だね。しかし記念切手とか買っても、筆まめな私はあっという間に使っちゃうんだよな。相変わらず仕事中は猛スピードで時間が進む。午後、ふと見た時計の短針が5時をさしていたのには本当に驚いた。絶叫しそうになったよ。夜ごはんはカレイ(漢字だと鰈って書くんだね)を煮た。昼食はチキンのトマトソース煮。今、子供の頃に縁日で買ったひよこと(そのまま大きくなって鶏まで成長した)水族館で見たカレイを思い出して、ちょっと変な気持ちになっているところ。



2月4日
立春ってやつですね。しかし寒い。風が冷たいのなんのって。昨日の具合の悪さはどこへやら、完全に復活した。風邪は必ず一日で治してしまうこの徹底ぶりに我ながら感心した。自分のすごさに高笑い。自分で自分が羨ましくなるよ、全く。バカで元気、これが基本ですね。ところで相変わらず忙しい今日この頃。夕食の仕度が面倒になって、夜はうどん屋さんでカレー南蛮を食べた。キムチラーメンって美味しいのかなぁ。



2月3日
体調悪し。熱とくしゃみと鼻水・・・って、まるでこれは風邪だね。でも悪いのは会社にいるときだけなんだよな。いったん外に出ると調子がいいのだよ。謎だなぁ。社内の空気って、滅茶苦茶悪いからね。不機嫌に働き、定時でとっとと帰ってきた。明日はマスクを持っていこう。そういえば、私の隣の方もそのまた隣の方も調子悪いんだよなぁ。何か問題があるのだろうか。ますます謎だ。



2月2日
今日はお休みなのだー(音無可憐さん風)。天気は良いし、得した気分だよ。いやぁ休日を満喫させてもらいました。って、ただごろごろしていただけなのだが。昨晩深夜に2時間半の長電話をした。しかも話題の大半はMACの話しなんだよな。自分でも呆れるほどはまっているよ。生活変わっちゃったものね。



2月1日
朝遊びに来たチロさんは、昼過ぎまで寝てそれから外に出ていった。猫の一日ってどんなものなのか。オリンピックが近いからかその特集のような番組が多くて、家にいるとテレビばかり見てしまう。最近、暖かい日が続いているけれど、今日から2月だよね。まだまだ春は遠いのだ。

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