elokuu : 8
*ウラニッキ*

 

 8/31, maanantai

私は3ヶ月の雌猫です。人間の雌と同居しています。
一昨日、同居人が大きな箱を家に持ち帰りました。箱の中からテレビの様な物を出すとその前に座り込み、ひとりでぶつぶつ言いながら何かをしています。すっかり夢中になっているらしく、洗濯もしないでその箱の前に向かっています。私のご飯の時間は忘れないでいたものの、昨日はトイレの掃除をしてくれませんでした。こう見えても私は清潔好きなのです。せめてトイレの掃除くらい毎日してほしいのですが、どうしたらいいのでしょうか。

そんなわけで、昨日はuniのトイレ掃除を忘れてしまった私であった。「げっ、忘れていた」と気が付いたのは今朝。気が付いたのだが時間がなくて出来ないまま家を出たのである。まだ子猫のuniは、頻繁におしっこをする。で、うんちの方は大体1日に一度。たまに二回される事もあるようだ。猫トイレに使っている砂は、以前は水洗トイレに流せるタイプのものにしていた。猫は用を足すと、その砂を混ぜてしまう。汚れた砂と綺麗な砂が混ざってしまって、結局綺麗なのも一緒に流してしまうことになり不経済なので、今回は固まるタイプのものにした。水に濡れると固まるのだ。と言うことは、トイレには流せない。燃えるゴミと一緒に捨てなければならない。使ってみると、その砂が固まる前に綺麗な砂と混ぜてしまうので、結局どこを捨てていいのかわからなくなり全とっかえする事になる。またしても不経済なり。家に帰るなり、uniのトイレの掃除をする。砂を捨てようとして、うんちチェックをするとなんと、3つもあるじゃん。快便やのう。って、私が昨日、掃除をし忘れたんだけれどさ。色良し、艶良し。この間、uniはずっとそれを見ている。猫は神経質で気が小さいから、些細なことでも気になりまくるらしい。今日は、砂を取り替えるだけではなく、トイレ自体も洗ってしまおう。洗面所で洗う私の横の椅子に乗り、その様子をじーっと見ていた。洗い終わると匂いを嗅いでいた。新しい砂を入れその上に少しだけ、匂いのついた古い砂を乗せておく。しばらく砂を混ぜたりしていたuniはさっそくしゃがみ込み、取り替えたばかりの綺麗な砂の上にやってくれた。って事は、昨日と今日で4つもしたのか。すごいな、君。で、その後、砂をかけて隠してしまうんだけれどね。そこにそれがあることはわかっているのよ、私は。で、またしてもうんちチェックを。色と硬さ、それと虫がいないかどうか。今回は流せる砂にしたので、その部分だけを専用スコップですくって人間用トイレに流す。これで終わりっす。

 8/30, sunnuntai

なんかさ、中田がカメラマンだか記者のことを"虫けら"呼ばわりしたとかなんとか新聞やテレビ番組で騒がれているけれど。そういや以前にも伊良部がやはり記者のことをイナゴとか言っていたような気がする。そら確かに失礼だよな。イナゴさんや虫けらさんの立場ってものもあるんだからさぁ。ファーブルが怒るぞ、そんな事言っていると。ファーブル昆虫記、イタリアとアメリカに送ってやろうかと思ったもん、マジで。しかしさ、記者達がいるから映像や情報が伝わってくるとはわかってはいるけれど、見ているこっちまで頭にくるくらい無神経だと思うこともあるよ。あれを上手に使っていくのって、大変だと思うけど。もっと上手にやっていける頭があるにも関わらず、バカ正直に正面から戦ってしまう中田のプライドは好きだ。伊良部に関しては、イノシシに似てきたなぁと思うだけだが。

 8/29, lauantai

しかし可愛いなり、iMac。家でテレビとかつけておくとやたらとCMにも現れて、自分の物になっているっつーのにその度にテレビ画面でその可愛さを確認している私である。ところで、マックな友のYさんはiMacを手に入れることは出来たのだろうか。YさんにはHopperを買うときにも大変お世話になったのだ。というか、もともとYさん宅で古いMacを見てMacを買うことに決めたのだった。まさにMac恩人なのであった。で、Yさんの奥さん、Nさんとも仲良しな私だが、実は出産予定日があと2週間に迫るという妊婦さんなのだ。そんな状態だというのに、用意してあるのはパンパースだけ。ベビーベッドも布団も用意していないらしい。「でも、デジカメは買った」との事。おいおい、そんなものを買っても仕方ない様な気がするぞ。まあねぇ、それでも大丈夫だとは思うけれどさ。キリストなんか馬小屋で生まれたって話しだし。

 8/28, perjantai

犬は雷の音や花火の音を嫌がったと思うのだけれど、猫はそうでもないのだろうか。uniは花火や雷の音に敏感ではあるけれど、慣れるとなんとも思わないようである。しかし昨晩の雷はものすごかった。職場のHさんは奥さんと2人暮らしをされていて、それぞれに一匹ずつ犬を飼っている。Hさんの犬は"ななちゃん"という名前で、大変な甘えん坊のようだ。Hさんが出張とかで家を空けていると、ところかまわずおしっこをしてしまうらしい。昨晩の雷にも恐がり、フローリングの床を爪を立てて走りまくってボロボロにしたらしい。ななちゃんの話しになると、目尻が下がりっぱなしのHさん。ななちゃんの心情をななちゃんになりきって演じてくれること度々。と、ふと今日気が付いたのだけれど、ななちゃんが"犬"であるという事は知っている。しかし、その種類を知らないんだよね。Hさんの話し方からして小型の座敷犬と勝手に思いこんではいるのだけれど。もしかして、土佐犬とかだったらかなり恐い。っていうか、笑える。土佐犬のななちゃん。Hさんと一緒に、首から縄ぶらさげちゃったりしてね。しかしHさんは首の縄、似合いそうだなぁ。

 8/27, torstai

なーんか今日聞いたところによると、共働き女性のストレスの原因は職場、それと同じくらいに配偶者も原因になっているとの事。大変なりねぇ。ずっと前の朝日新聞で読んだのだけれど、結婚指輪をするかしないかって話しで、奥さんが指輪をしないと気分が悪いとか言っている旦那がいた。で、その旦那自身は指輪をしていないのだ。なんなんだろう、それは。自分でおかしいと思わないのかなぁ。謎である。結婚するとメラニン色素が増えるとは皮膚科で聞いた話。結婚しても、良いことなんて一個もないんだな。っつーか、あの制度事態がなかなか謎だ。小宮悦子が結婚するときに「ベストではなく、ベターな選択をした」と言っていたのにはかなり共感した。結局結婚というのは世間体以外の何者でもないのであった。大体、何をもって結婚と言うのかもよくわからないのだ。私は入籍をすることと思っているが、「結婚式でしょ、やっぱ」と言う友人もいる。結婚式を挙げても、何年も入籍をしない人もいるし、入籍だけ済ませて結婚式などはしない人達もいるしねぇ。

 8/26, keskiviikko

昨日、家にゴキブリがいるという事実をuniに教えてもらい、ちょっと警戒する。しかし一軒家だと、外から入って来れるものね。こればっかりは仕方がないか。ゴキブリって、殺虫剤をかけると狂ったように走りまくったりする事があるんだよな。私の従姉妹がそれを恐がって、どこかの殺虫剤メーカーに「一度シュッと吹きかけただけで、すぐにゴキブリが死んでしまう殺虫剤を作ってください」と手紙を書いたらしい。しかし、今現在その様なものはなし。っていうか、そんなに強力な殺虫剤なんて使う人にまで害があるよ、きっと。それにしても、ゴキブリというのは超能力でも持っているのではないかと思うことがある。なんで人の意識がわかるのだろう。たまたま台所で活動中のゴキブリをみつけてしまったとする。その瞬間、人は「げっ」とか思うじゃない。それと同時に、ゴキブリの方もまた、動きをピタリと止めたりするのは何故?謎である。子供の頃、「長鼻君といううなぎの話」とかいう本を読んだ。その冒頭に、何故かゴキブリについて書かれていた。今、その本の事を思い出そうとしても、実際に思い出せるのはそのゴキブリの部分だけである。それがどんな本だったのか(例えば観察記録だったとか長鼻君といううなぎの冒険物語だったとか)すら覚えていないのに、なんでそんなゴキブリの話しだけ覚えいるのだろう。相当インパクトが強かったんだな。しかし本当に、長鼻君はどうしたんだっけ。こうなると本格的に気になるぞ。

 8/25, tiistai

ひょろーんと疲れて家に帰ると、玄関でuniが何かをくわえたまま私を待っていた。いつも玄関にちょこんと座って待っていてくれるのだが、何かをくわえていたのは初めてなのだ。以前に買い与えたネズミのおもちゃかなぁと思って見てみると、なんか動いているじゃん。げっ。なにくわえているんだ、君は。近づいて見てみると、その正体はなんとゴキブリだった。びっくりしたのは家にゴキブリがいたということ。今まで一回も見たことなかったのに。しかし、こんなちびっこでも狩りをするのか。偉いのう、猫は。感心感心。滅茶苦茶誉めておいた。ゴキブリはティッシュにまるめて捨てたけれどさ。いやぁ、たいしたもんだね。ゴキブリなどは、捕っても実際に食べることはないらしい。散々いたぶって遊ぶ。で、死んでしまった時点で興味を失うらしい。ネズミも、種類によっては食べない物もあるんだって。とかげやコオロギは食べてしまうらしい。とかげは良いかも。今度はとかげでも捕って来ないかなぁ。以前、隣のチロさんが私の内の玄関の前でコオロギをいたぶっていた。すぐには殺さずに爪をかけて遊んでいる。しばらくしてコオロギが動かなくなると、爪をかけるのをやめてじーっと凝視。コオロギが少しでも動き出すとまた、爪をかけて遊ぶ。その繰り返し。とうとうコオロギは息絶えてしまった。するとチロさんはそのコオロギをバリバリと音を立てて食べ始めた。うーん、ワイルドなお方だ。その一部始終をすっかり見ていた私。面白かった、はっきり言って。猫は家畜化しないとどこかの学者が言っていたけれど、かなり家畜化している部分もあると思う。しかし、絶対に野性の部分があるんだな。そこが面白いよ。

 8/24, maanantai

そういや忘れていたけれど、昨日靖国通りを車で行くと、武道館付近が大賑わいであった。24時間テレビとかで愛が地球を救っていたらしいのだ。黄色いTシャツを着た方々が沢山いた。ご苦労なり。今日、会社の人に聞いた話によると、V6の春日部の子(って、誰やねん)が走っていて、その後からいのっちが走っていただかなんだか。その"いのっち"を"猪木"と聞き違えてしまった私は、「えーーっ?あの燃える闘魂アントニオ猪木が?」と聞き返してしまって思いきり笑われてしまった。誰よ、その"いのっち"って。それ何?名前?しかし、何で走っているの?その辺りが今一つよくわからないのだが、まあ悪いことではないのだろう。ナイス偽善!って感じで良いと思います、私は。なんか有名人が良いこととかしてしまうと、売名行為だとか偽善だとかって言われたりするけれど、今更それのどこが悪いのかとも思うんですけれど。そんな事を考えつつ、黄色いTシャツの方々の前を素通りしてしまう私であった。だってバッグから財布を出すのが面倒だったんだもん。

 8/23, sunnuntai

いやぁ、久しぶりに昨晩は、ネットサーフィン(死語か、既に)してしまいましたわ。他人の日記って、面白いわ。うん。猫を飼うようになってから、猫ページとかを見るようになったんだけれど、参考になるのもあって助かるのだ。しかし、調子に乗ってリンクとかたどっていて私のペットですぅぅーって感じの思いっきり写真だらけのページとかにたどり着いちゃったりした日にゃ、いきなりネスケの中止だか停止のボタン押しちまいますぜ。個人ページが流行りだした頃って、女の子のページには何故か必ず自分とペットの写真があったよな、そういや。写真って言えば、なんか私の写真が小さい過ぎるので、もっと大きくはっきりしたのにしてくださいーって感じのメールをよくいただきますが、あれはわざわざよくわからない様なものにしたのでした。だから大きい写真には変えません。っていうか、もう面倒なので、写真は削除することにしました。そういや、私のコンタックスのカメラはどうなっているんだーーー!半年前に友人に買うからよろしくねって言ってあるのに、全然手元に届かないぞーー!実際私自身も忘れていたじゃあないかー!仕方ない、自力で買うか。いや、友人が安く手に入るルート(って、なんか甘く危険な香り)を知っているというのでお願いしたんだけれど。そういや、その件に関しての連絡ってないんだよなぁ、忘れてられているのか、もしかして。まあ、買うって言っている本人すら忘れていたんだから無理はないけれど。そんなわけで、今の私は何年も前に買ったビッグミニと競馬でお金が入ったときに調子に乗って買ったハンディカム(だっけ?パスポートサイズのやつ)しかないのであった。しかも、ハンディカムはデジカメにもなるのに、それをMacに取り込む術を知らない私。普通のデジカメの様には扱えないらしい、どうやら。それを聞いて、別に取り込まなくてもいいもーん。そんなもの取り込めなくても、私は今の私が好きなのーと、今井美樹テイストで現状にすぐに甘んじる私。しかし今井美樹って、既に懐かしい名前だよなぁ。そういやロミ山田って今は何をしているんだろうか。

 8/22, lauantai

いや、ここ数年でこんなに高校野球が面白かったことってないんじゃないの?なんて思ってしまうくらい今年の高校野球は面白かった。明徳に勝った時点で、横浜にはどうしても優勝してもらいたいと思っていたのだが、それが思いどうりになって嬉しいっすよ、私は。すげーな、横浜のあのピッチャー。さんざん投げてしまったからね、存分に休んでもらいたいものだ。閉会式なんて見ながら、もう、涙が出たね。いやぁ、面白かったよ、マジで。彼ら、素人なんだものなぁ。こんなに感動させてもらっちゃって申し訳ない気分だよ、本当に。それに比べてさぁー・・・って、比べても仕方がないんだけれど、筋肉番付(という番組だったと思う)に出ていた坊主、なんだよ、あれ。なんで坊主があんなに太っているんだよ。精進料理食えよ!!全く。あんなんで本当にいいの?ホラ貝、10万円で買いましたなんて、全然音出せないじゃないか。アホか。恥ずかしくないのか。おまけに滝に打たれる事も出来ないし。ヘラヘラ笑っていないで練習しろっつーの。お前なんか一生滝に打たれてろ!!って感じだよ。あんなのがいるから、真面目にお勤めしているお坊さんまで、生臭坊主とか言われちゃうんじゃないの?全く。何があってもデブの坊主は許さん!!(ここでちゃぶ台をひっくり返す)

 8/21, perjantai

割といつもの事なのだけれど、頭の中で音楽が鳴っている。無意識的に何かの曲が流れている。好きな曲の時もあれば、なんだかわからないCMソングなんてときもある。激しい旋律が鳴り出したはいいけれど、それが何の曲なのか思い出せない。頭の中では誰かが歌まで歌いだしている、しかしその曲名がわからない。どこかで聞いたことがある。しかし耳障りやのう。といいつつ気になるので最後まで頭の中で流してみると、歌詞の最後の方にその曲名が。"なーにわぁーぶしだぁよっ"と、ここで思い出す事が出来たよ。"浪花節だよ人生は"だ。そんなもん、思い出しても嬉しかないわい。ぺっ。そんな事もあったりなかったりする今日この頃。ここ数年の疑問なのだが、都はるみの"好きになった人"と"涙の連絡船"と"アンコ椿は恋の花"これって、すべて曲名なのだろうか。どうしてもこの三曲を頭から思い出すことが出来ない。これは誰に聞いても判らない。母親クラスの年代の方に聞けば判るのだろうか。友人などに聞いたんじゃ、絶対にわからないんだよ。さよーなーらさよなーら・・っていうのが好きになった人だよねぇ。で、♪三日おくれぇのーたよりをぉのっせぇてー・・・っていうのが涙の連絡船だよねぇ。で、アンコ椿ってどうゆうの?友人Sが♪人に聞かれりゃあお前のことをーって奴だよと、唄ってくれた。それ、岸壁の母じゃないの?と私が返すと横で聞いていたAが「違うよ、岸壁の母は」と言い出す。んじゃ、岸壁の母ってどうゆう曲?解決するどころか、ますます謎を深めている私達。演歌ってわからないよー。曲の頭の部分を曲名にしておいてくれー。そうじゃないと思い出せなくてイライラするじゃないかー。演歌じゃあないけれど、スターウォーズの曲とインディージョーンズの曲とスーパーマンの曲も同時に思い出せないや。スターウォーズは割とすぐに出てくる。インディージョーンズは、ディズニーランドでビッグサンダーマウンテンに乗るときにいつも頭の中に流れている。スーパーマンはなかなかすぐには出てこないんだよね。ああ、気持ち悪い。それじゃ、ハイジと母を訪ねて三千里とフランダースの犬は?これはしばしの討論の末、三曲共に思い出すことが出来た。思わず万歳をする私達。ああすっきりした。これで今日もよく眠れるわ。

 8/20, torstai

もくもくもくもくもくようびと、今日はかなり疲れています。そういや、日中に関東地区で地震があったそうだ。地震に気付かない事の多い私は、もちろん気が付きませんでした。立ちくらみだかなんだかわからないんだよな。以前、関東地区で震度5とかの地震があった時にも気が付かなかったよ。確か寝ていたんだっけ、あの時。睡眠時間は短いながらもその間、海より深く眠ってしまうらしい。これは私が子供の頃からなのだ。私が小学生、弟がまだ幼稚園にもあがっていない頃の話し。子供におねしょはつきものである。そんなわけで、毎晩1度は母が弟をお手洗いに連れていっていた。殆ど眠った状態の弟のパンツを脱がせた状態で抱きかかえ、便器の前で足をつかせると用を足すと。そのパターンだった。その日母は、弟を抱きかかえる時に腕を変に伸ばしてしまったらしい。ちょっと苦しくなって改めて抱えようと一度持ち上げた弟を下におろした。そこが私の枕元だったんだな。今まで毎晩の様に一度持ち上げられて、次に足をおろした所でおしっこをしていた弟は、今回も足をおろしたその場所でしてしまったのだ。そしてそれは私の枕元だったのだ。姉の頭におしっこをかける鬼弟。あまりにひどいその仕打ち。みのもんたに相談したいくらいである。あ、熟女達の方がいいか。その時は是非、音声を変えてもらいたいものだ。なんてそんな事はどうでもいい。私は弟におしっこをひっかけられたのである。しかも頭に。そしてそんな恐ろしい目に遭いながらも私は目を覚まさなかったのだ。いい加減にしろよ、私。もちろん当の鬼弟も眠ったままである。眠ったままおしっこするなよ、弟。なんなんだよ、この姉弟は全く。その事態に1人慌てた私の母は、とりあえず私を違う布団に寝かせて弟にパンツを履かせて、夜中にその後始末をしたのであった。そんな事を聞かされたのは、目が覚めてから。もちろん髪を洗いましたよ。キューティクルなくなるくらいハードに。

 8/19, keskiviikko

夢の話しは面白い。Yさんは昨晩の夢でマイケル・ジャクソンを見たらしい。「すごい臭いのーー。マイケル、大嫌いだよ」と言っていた。その前の日の夢にはB'zのイナバという方が出てきたと言っていた。有名人シリーズである。ちょっと羨ましいなぁ。私なんて仕事中の夢とか見ることがあるもんね。やだね全く。そういえば、Mさんの幼少の頃の夢が面白かった。何故かMさんは吸血鬼になっている。で、お腹が減ったーと思いつつ自分の父親の血を吸おうとすると、なぜかそこでお父さんが「ちょっと待って」と言う。「これから仕事に行ってくるからね。仕事の後の血の方が美味しいんだよ」と言い残してどこかへ消えてしまう。仕方がない。お兄さんの血を吸おう。Mさんがお兄さんのところへ行くとまたしてもお兄さんが「ちょっと待って」と言う。「これから学校へ行って来るからね。学校で勉強した後の血の方が美味しいんだよ」と言い残して、またしてもどこかへ消えてしまう。どこへ行ったかと思ったら、お兄さんとお父さんとお母さんは吸血鬼になったMさんを恐れて家のお手洗いに立てこもっていた。何故かタンスやら食器棚まで持ち込んでいる。そんなスペースはないのに、それが夢の不思議なところ。それに気付いたMさん。思わずお手洗いの前に立つ。すると、何故かMさんの前歯2本がにょーーーんと伸び、そのお手洗いのドアをカリカリカリカリと削って開けて行くのだそうだ。上手に顔を傾け、前歯の角度をコントロールしながらドアを削る。そこで夢は終わってしまったらしい。しかし面白いーーー。その先が知りたいよ。夢って本当に不思議。でもさ、そんなMさんも最近は仕事中の夢ばかりだと言っていた。大人になんかなりたくなかった・・・(って、本当に大人なのか?)。

 8/18, tiistai

そういえば今日、本屋さんで見た「生き物の飼い方」とかいう本にちょっとびっくり。犬や猫、カメや金魚や文鳥など定番物に混ざって"オオグモ"とか"ハエ"とか"ショウジョウバエ"とかが書いてある。そんなもの飼う人っているの?ちなみに私は案外と蜘蛛が好きだったりする。実際、蜘蛛に好かれるのは好まないのだけれどね。なかなか蜘蛛は良い奴なのではないかと思う今日この頃。私は誰に対しても割と態度を変えないという事を言われる。そうなのだ。言葉づかいはもちろん変えるが、基本態度が変わらないらしい。抑揚がないともいう。確かに相手が上司でも後輩でも赤ん坊でも猫でも犬でも蜘蛛でも、あまり変わっていないと自分でも思う。先日、車のドアのところに蜘蛛が巣を作っていた。気が付かずにドアを開き、蜘蛛の巣を壊してしまった私はとっさに蜘蛛に向かって「あ、すみません」と声に出して謝ってしまったのだ。その直後、蜘蛛に謝っている自分に気付いた私はちょっと笑った。そしてその様子を見ていたであろう道行く人々の反応を伺うまでに至らなかった事をほんの少しだけ悔やんだ。でもさぁ、蜘蛛に謝らなくてもいいじゃんねぇ、私。我ながら不気味な奴だ。ああ、でも蚊には挨拶出来ないなぁ。あれは嫌いだ。基本的に年下の方や猫や犬や蜘蛛やカメや人間の赤ん坊などの小動物には「おっす」と挨拶をすることになっているらしい。なぜ"おっす"なのかは、自分でもわからないのだが。

 8/17, maanantai

財布も定期も鞄の中に入れっぱなしにしておく事が多い。人によっては仕事中は自分の机の引き出しの中に入れておくとか、上着のポケットに入れておくとかするみたいだけれど。以前、財布を机の引き出しの中に入れたまま、家に帰ってしまったという人がいた。えー?会社を出る時に、鞄の中身をチェックしないの?信じられなーいなんて言っていた私は、その話しをした当日に会社に財布を忘れて帰ってしまったという愚か者である。とほほ。バカは辛いね、全く。隣の席のIさんは、財布と定期を家に忘れたまま出てきてしまう事が多いようだ。彼女の場合、最寄りの駅が無人駅ってわけではないのだけれど、今時自動改札もなし、定期券のチェックもしないという。かなり大らかな駅みたいで、定期を忘れている事に気付かぬまま電車に乗ってしまうのだ。で、電車を降りて改札を抜けようとしたその時に、初めて自分が定期券&財布を忘れている事に気が付くんだな。傷は深いぞ。先日、突然の午前休で体調でも悪いのか?と心配されたIさんだが、単に財布を忘れて家まで帰って、面倒だから午前中は休んだれって言うのが午前休の理由と聞いたときはかなり驚いた。大らかな方である。その一週間後、会社に向かう私は駅の改札で突然声をかけられた。声の主はIさん。「定期と財布を忘れちゃったから、ちょっとお金を貸しておいて」だそうである。笑った。「会社の人が誰か通るだろうと思って、待っていたんだよー」だって。笑える。もし誰も通らなかったとしたら、また午前休になったのかなぁ。

 8/16, sunnuntai

私の車には常に10枚のCDが積んである。しかし大抵はFMなどを聞いている事が多いんだな。FMなんだから音楽ばかり流してくれと思うのだけれど、なんかお喋りばかりしていてどこの局に合わせてもつまらない話ししか聞くことが出来ないよなんていう時に、このCDを聞くわけだ。そんなわけでFMを聞いていると、超ビジュアル系ミュージシャン、槙原敬之の番組をやっていた。初めてこの方をテレビで見たとき、マジで私は倒れた。その曲と声はCMなどで聞いた事があったのだけれど、実際に唄っている彼を見た私はそのあまりのインパクトの強さにバッタリと後ろに倒れてしまったのだ。倒れたと言っても、炬燵に入っていた状態なので特に頭を打つなどということもなかったのだけれど。しかしこれほど強力なルックスの持ち主はなかなかいない。これは一つの才能なのだ。それを持つ事によって形成された彼の人格もなかなか素晴らしいものがある。もう、生まれついてのエンターテイナーというか。人を楽しませるとか、笑わせるとか、良い気分にさせるという事を本能で知っているというか。なにしろ笑わせられる。30才も近づくと、肌も固くなってくる。そんなわけでSK2を使ってみると、お肌つるつるになったとか、そんな他愛もない話しなのだけれど笑い皺の心配をしなければならないくらい笑った。すごい奴だなぁ、槙原。そういや、彼の従兄弟のローリー寺西も私は好きなのだ。以前、パワーステーションでのライブに友人を誘おうと電話をした時の事。「ローリーの・・・」まで私が言ったところで、電話の向こうから友人の絶叫が聞こえた。「ローリー!!"ケツ"が綺麗なんだよー」・・・。いきなり"ケツ"ときたか。さすが私の長年の友人。だなんて、そんな事で感心している場合ではない。一体彼女はどこでローリーの"ケツ"を見たというのだ?"ケツ"って言ったらあんた、ちょっと町中で見かけちゃったぁ〜ってわけじゃあないっしょ?(苫小牧のおばさん風)冷静に振る舞いつつも動揺でめまいを起こしそうな私はそれを尋ねた。彼女の話しによると、何かの舞台でその"ケツ"を見たとの事。しかしさぁ、どこの世界に人の話を遮ってまで「ケツ」で絶叫する女がいるかね。かなり強力だよな。そんなに綺麗なのかなぁ、ローリーの"ケツ"って。

 8/15, lauantai

"うに"という名前は可愛くないと、昨日母に言われた。気に入らないからuniも返事をしないんだよだって。そうか・・・。でもつけてしまったからにはuniと呼ばせてもらう事にするよ。そんなわけで、友人との話題はペットとその名前について。何かの雑誌に石川三千花の猫の名が"ハーポ"だと書いてあった。ハーポは私も考えたんだよ。いやぁ、奇遇だなぁ。って、それはマルクスブラザースの1人の名前だったりする。グルーチョでもチコでも良いような気がするのだけれど、やっぱりハーポだよな。その友人とはいい加減付き合いが長いのだけれど、実は子供の頃に犬を飼っていたという事実は初めて知らされた。「えーっと、最初に飼ったのはスピッツのジョン・・・」と、そこで既に大爆笑。スピッツ、しかも名前はジョン。それだけで時代がわかるって!ベタな家族だなぁぁ。ひょっとして、二匹目はマルチーズのスミスじゃあないでしょうねー。しかし2匹目の名前は覚えていないとの事。その友人、縁日で買ったひよこにはピーちゃんという名前をつけていたはず。にわとりまで育てて、首に紐をつけて散歩に連れていったという話しは以前に日記に書いたような気がする。ピーちゃんもなかなかだよね。あと、九官鳥のキューちゃんとか猫のたまとか。ペット自身が覚えやすかったりするのだろうか。

 8/14, perjantai

電気料金と電話料金はコンビニエンスで払うことが多い。ガス料金は銀行からの引き落とし。水道料金だけは家の方に集金にきてもらっている。銀行の引き落としは便利なのだけれど以前にだぶって取られていた事があったので、それ以来警戒しているのだ。水道料金の集金の方に「平日はいません」と何回も言ってあるのだけれど、何故かいつも平日に集金に来るんだよな。だからいないって言っているのに。「支払いに来てください」なんて紙が入っていたりすることがある。だから、平日は行かれないって。何回言ってもわからないみたいなので、そのままにしておいた。やっと今日、集金してもらうことが出来てほっとする。「もう、5回くらい来ているんですけれどね」の言葉に、「すみません、平日はいないんです」と答えるとまるで初めて聞いたという顔をする。いいけど、別に。他に支払方法はないのか尋ねると「じゃ、土曜日に集金に来るようにします」との答え。それは前回の集金の時にも聞いたような気がする。いいけど、別に。しかし、玄関のベルを鳴らさずにドンドンドンとものすごい勢いでドアを叩いて、私が出るなり「何月分の水道料金がまだ払われていないんですけれどー」と大声で騒ぐのはやめてほしい。今なんて、uniに障子を破かれてボロボロになっている所とかあったりしてかなり情けない外観になりつつあるのに、その上水道料金まで滞納しているなんてまるで私が極貧みたいじゃないかーー。あ、極貧なんだっけ。それじゃあ仕方ないか。貧乏ってつらい。水道料金くらいは払えるけれどさぁ。

 8/13, torstai

遠藤周作は、目が覚めると前の晩に見た夢をきちんとノートに記録していたらしい。最初のうちはおぼろげに覚えているだけの夢も、それを習慣づけるとかなりはっきりと思い出せるようになると何かの雑誌で言っていた。そして気付いたのは、夢は必ず現実になっていると言うことだそうだ。2〜3年後に必ず現実になるとのことだった。しかし私などはかなり突拍子もない現実離れした夢を見たりするので、この"必ず現実に"というのはちょっと信じがたいのだけれど。形を変えて自分の身に何かが起きるという事かなぁ。ここで昨日聞いた、Tさんのとっても恐い夢の話し。Tさんはそろそろ40才に手が届くかなってくらいのバリバリのキャリアウーマンなのだ。もう誰も彼もが彼女に頼ってしまうので、なにしろ忙しい。その彼女が見た夢。・・・と、すみません。今、具体的に説明しようかと思ったのだけれど、恐すぎて出来ない。簡単に説明すると、夢の中の自分が部屋の外にいる誰かを見ている。で、どこかで見覚えのある顔だなぁと思っていると、そんな夢なのだ。で、目が覚めて気が付いたのだけれど、その外にいる誰かは疲れきっているときの自分の顔だった。・・・恐いよ、マジで。恐すぎるって。その話しを聞きながら、あまりの恐さにTさんとふたりで笑うしかないって感じだった。手っ取り早く思いつくところでユング的解釈をすると、とっても恐ろしい。胡散臭いよ、ユング。しかし人は彼的なものを求めてしまうんだろうな。そしてそれを一番良く判っているのが彼自身だったりして。いいのよそれで、みんなが幸せならば。

 8/12, keskiviikko

この世の謎と言えば、"交通安全協会"ってなに?免許証の更新なんかに行くと、「交通安全協会に加入しますか?」かなんか聞かれて、大抵の人がお金を払って入ってしまうらしいのだけれど。それって、何なの?ちなみに私は加入していないのだった。だってそれが何だか知らないんだもん。私が知らないだけ?そう思って、いろんな人に聞いてみても誰も彼もが知らないとの返答が。消費税には怒ったりするのに、そうゆう物の実体を知らずにお金を払ってしまう人達が謎である。JAFとかとは違うんだよねぇ。JAFと言えば、先日友人が車内にキーを入れたままドアロックをしてしまった。何故かそんな時には全く役にたたないと思われる私に電話してきて、「JACの電話番号ってわかる?」とか言っているし。それを言うならJAFだっちゅーの(パイレーツ風、ちょっと古い)。JACに電話して千葉ちゃんや真田が来たらどうするんだよ、全く。

 8/11, tiistai

ここのところドラマって見ないよなぁと思いつつもう数年が経っているような気がする。今回も毎週欠かさずに見ているのは"ハッピーマニア"だけ。ハリウッドスター石橋が出ているのも、最初の2回だけ見ていた。あと、キンキの2人のも、初回は見たんだけれどね。今日、金城っちが出ているドラマ(タイトルわからん)をちらりと見た。勝手に思ったのだけれど、金城武ってあの上目づかいをとっととやめてハードボイルドな役をやるといいのではないでしょうか。実は結構、目つきが悪いっていうか恐かったりするんだよな。嫌な奴とか、冷たい奴の役が似合いそうな気がする。どうでもいいけれど、ドラマは5分くらいしか見ていられなかった。テレビドラマ向きの俳優が映画になんか出てしまうことってよくある。それはそれでつらいけれど、その逆パターンも結構辛いものがあるよな。一番辛いのは、舞台向きの俳優がテレビドラマなんかに出てしまうこと。いくら大画面なんて言ってもテレビなんてたかが知れている。見ているこちらが辛いんだって、もう。とりあえずのその有り様を楽しむしかないって感じで、完全に別の見方をしてしまう。そんな事を考えていてふと思ったのだが、あの存在感のままテレビ画面にもスクリーンにもすっぽり収まってしまう松田優作ってやっぱり凄かったんだなぁって。

 8/10, maanantai

日記は夜に書かれて朝にアップされる。夜のうちに友人から譲り受けたパワーブックでテキストを作り、それをわざわざFDでデスクトップMacのHopperに移してhtmlにしてからアップ。パワーブックの方のモデムが壊れてしまっているのでそのままアップできないのだ。Hopper君の方が、全然使い慣れているしね。しかし、このHopperを使っている時に、どこからともなくuniがやって来る。最初は私の足元で上を見上げている。パタパタパタとキーボードを叩く音が気になるらしい。私はこれでもかなりキータッチはソフトな方なのだ。殆ど音を立てずにタイプできる。それでも気になるんだろうなぁ。で、そのうち私の膝に飛び乗るわけだ。これはかなり上達して、最近では難なく軽やかに飛び乗ってくる。最初のうちは滑り落ちそうになり、必死の形相で爪を立てて足にしがみついてくれた。しがみついてくれても、そのままずるずると落ちて行くのだけれどさ。そんなわけで、私の足にはuniによるみみずばれが沢山出来てしまったのだ。最近はかなり消えつつあるけれど。膝に上手に乗ることが出来ると、しばらくその場所でモニタを見つめている。そのうちに机の上、キーボードの前にでんと座り、その格好でまたモニタを凝視。しばらくすると、モニタのポインタにタッチするようになる。おかげでモニタは肉球マークがいっぱいになってしまう。それにも飽きると、マウスのしっぽで遊び出す。しっぽにはすぐに飽きてしまうらしい。飽きると眠くなるのだ。キーボードの手前のスペースにどんと横になり、目を閉じる。その間も私はHopperを使い続けているわけだ。以前はその場所に寝られても、あまり差し障りはなかったのだ。しかしuniは最近かなりの勢いで成長している。現在、その場所に寝ていると、確実に体の一部がキーボード上に乗ってしまうんだな。で、Hopperの画面は意味不明の文字やらなにやら、とんでもない状態になってしまうのだ。そんなわけで、ちょっとアップが遅れてしまう事が度々な最近ですが、私は元気ですのでご心配なく。「風邪ですか?」とか心配されるメールをいただくのですが、返信も迅速に出来ない最近だったりします。しばらくお待ちください。申し訳ないです。

 8/9, sunnuntai

先日購入した、堀内誠一の"ぼくの絵本美術館"という本が最近のお気に入りだったりする。私の好きな長新太やレオポルド・ショヴォーの話しがてんこ盛りなのだ。ショヴォーさんの本は、福音館書店から5冊出ている。シリーズになっているのに何故か5巻だけがサイズが違うんだよな。絵本といっても、その絵というのがすごいんだよ。使われる色は黒と白のみ。ショヴォー氏は病気の自分の子供のためにこの物語を作ったと聞いたけれど。一番面白くて、おそらく一番有名なのが"年をとったワニの話"だと思う。えらく年をとってしまって自分で魚をとることも出来なくなってしまったワニが、ある日自分の曾孫を食べてしまう。それで仲間からかみ殺されるという刑を受けてみんなに噛まれるのだけれど、なにしろ年よりワニで、皮が固くて噛めないんだな。みんなの歯が折れてしまう。年寄りワニは自らナイルをずーっとくだって海に出ることにする。そこでメスダコに出会うのだけれど、これがまた気のいいメスダコで、年寄りワニに魚なんかをとってきてくれるのだ。しかしどうもお腹がいっぱいにならない年寄りワニは、メスダコが寝ているうちに、その足を一本食べてしまう。数が数えられないタコは、自分の足が一本足りないことに気が着かない。それを良いことにメスダコが寝る度に一本また一本・・・と、どんどん食べてしまって、とうとう最後の一本になってしまった。それでも気が付かないメスダコ。「最近リウマチになったみたい」とか言っているし。で、その一本の足も食べられちゃうと、「今日は休みます」とか言って頭だけの姿で岩の上に寝てしまう。年寄りワニはその頭まで食べちゃうんだよね。そんな自分の行動を悔やみつつ、紅海へ。スエズ運河を渡ってナイル河に戻ってみる頃には、すっかり体が紅くなってしまっていた。それで仲間達に恐れられる存在になってしまったのだ。とかいう話しだったよ。しかしこの話し、やっぱり相当面白いよ。猛烈に読みたくなってしまったのだけれど、5巻とも実家に置きっぱなしなんだよな。今度帰ったときに、持ってきておこう。

 8/8, lauantai

この時期、不眠症になる人って多いみたいだね。会社にも数名いるけれど、何かの雑誌に季節的なものだと書いてあるのを読んだ。それって、単に暑くて寝苦しいだけ?なんて思ったんだけれど、それにしても、眠りたいのに眠れないのはつらい事かもしれない。私も以前はよく不眠症になった。翌朝6時には起きなくちゃならないのに、やっとうとうとしだしたのが早朝5時。それでも1時間寝よう。しかし6時までのたった1時間の間に、なんと10回近く目が覚めてしまったのだ。それって殆ど寝ていないって事だよ。起きる度に時計の針は5分しか進んでいない。それで、その翌晩にはよく眠れるっていうのなら良いのだけれど、またしても眠れない。そんな日が続いていた。眠れなければ無理矢理寝ようとしないから、益々眠れなくなってしまうのだろうか。現在は睡眠時間4時間の規則正しい生活をしているのでそんな事もなくなってしまったなぁ。

 8/7, perjantai

私の会社には夏休みという物がないのだ。あ、一日だけあったっけ。しょぼいのう、全く。そんなわけで、みんな交替で"夏休み"をするのだが、やっぱりなんだかんだいってもお盆の時期に休む人が多いんだよね。地方出身の友人なんかは、"お盆に帰ってこなければ意味がないらしいよ"なんて言っていたし。ピークは来週から再来週前半にかけて。おかげで社内はとても静か、クリーンな環境で気持ちよくお仕事が出来るってわけだ。しかし私の前の席の方、ラテン星人はどうもそうではないらしい。静かな所にいると、いてもたってもいられなくなり、大声を出したくなると言う。みなさんがお休みに入っていくのを見て、ラテン星人なりの孤独を感じているらしい。「どうせ俺はひとりぼっちさ・・・」なんて端末に向かってつぶやいているし。恐いって、それ。隣の席のAさんが怯えているよ。人が少なくなり静かになると、やたらと声が通るようになる。えらく離れた席のHさんの笑い声が私の席まで聞こえてくる。Hさん、もともと声が大きいのだけれどね。「なんかHさんの笑い声を聞いていると、前世は代官だったなぁって思いません?」とたまたま通りかかったRさんに言うと、「駄目よ、そんな事言っちゃあ。それじゃあまるでいい人見たいじゃない。"悪"代官って言わなくちゃぁ」と、またこれがでっかい声で答えてくれた。んじゃ、影でジャイアンと呼ばれる課長が越後屋?そこで孤独なラテン星人も話しに加わってきた。ジャイアン課長はその名(って、もちろん本名じゃないけど)で呼ばれる通り、性格も俺様なら体つきもジャイアン体型なのだ。「課長はそんな小物じゃないですよ。さんざん遊んだ挙げく、正義の味方になったって感じじゃないですか」とラテン星人。その最後の"正義の味方"っていうのには賛成しかねるよ。まあいい。「んじゃ、遠山の金さんですか?」意見がまとまりそうになった時に私が言った。「でもあの体格じゃ、ものすごい量の桜吹雪が書けますよねぇー」。それを聞くなりに何事もなかったかのように、無言で仕事に戻るラテン星人とRさん。えっ?もしかして、禁句だったの?

 8/6, torstai

"ごはん"という言葉を聞いて、具体的に思い浮かべるのは何?はっきりと白米を思い浮かべる人って多いのだろうか。例えば、昼食後なんかに「ごはん、何食べたの?」なんて聞かれるとそれは"白米"の事ではなくて昼食時に食べた物全てをひっくるめた意味になる。その言い方でお互いに通じるし、会話が成立するのだから問題ないんだろうな。ある友人の話なのだが。その日は忙しくて、昼食をとりに外に出ている時間がない。仕方がないので、後輩に何か買ってきてもらおうと思った。出かける仕度をしている後輩に、「悪いけれど、ごはん買ってきて」と声をかけた。しばらくしてその後輩がコンビニエンスで買ってきたのはふっくら炊きあげた"白米"のみだった。友人の後輩は ごはん=白米 と思ったんだよね。それはそれで間違えではないけれど、"おひるごはん"のつもりで頼んだつもりの友人はそれを見てびっくり。でもまあ仕方がない。ふりかけも何もなし、白米を食べながら仕事を続けたそうだ。本当に言葉って難しいよなぁ。足りなくても困るし、多すぎても何かバカにしているみたいだし。言葉自体にももちろん限界ってあるしね。それ以前に使っている人間が、言葉を知らないっていうのもあるけれど。あ、これは私の事か。

 8/5, keskiviikko

ここ数年、どうもプロ野球ってテレビで見る気がしないんだよなぁ。優雅で感傷的な日本野球、面白いんだけれどね。巨人戦ばかりやっているからなぁなんて言いつつ、巨人戦じゃないと見る気がしない私だったりする。やっぱ、なんだかんだ言われても、華があるんだよね、巨人の選手って。それはスポーツ選手としては、良い事でもあるし悪い事でもあるわけだけれど。中学生の頃、近所のちびっこ野球チームのスコアをつけたいた事があるので、野球のルールには案外詳しかったりする。大会なんかでスコアつけをするのだけれど、私が受け持っていたというか担当していたチームが凄い。ベアーズみたいなんだもん。ピッチャーは小学4年生。しかしなんかやたらと小さいんだよな。でもこれはバカにできなかった。牽制球がものすっごーく上手なのだ。友人の1人は、野球はピッチャー1人で出来る!!と言い切っていたけれど、やっぱりそれはちょっとムリ。最低でもキャッチャーくらいはいてくれないとね。ここのキャッチャーがすごかったんだ。何故かボールを鷲掴みにする。それじゃあ思い通りに投げられないじゃん。何回教えても、どうしてもとっさに鷲掴みしてしまうのだと監督は言っていた。恐れ入ったのは、彼がランナーで出ていたときのこと。キャッチャー君は一塁走者として出ていた。二死満塁。それなのにそれなのに、彼は何故か盗塁をしようとしてしまったのだ。おいおいおい。二塁にもランナーは出ているんだよ?一体どこを盗塁するつもりなんだ??本人以外の誰もが、思いっきり脱力する程驚いた。私も一瞬スコアをつける手が止まってしまったもの。もう笑うっきゃないでしょう、これじゃ。本当に楽しいチームだった。勝っても負けても一生懸命やって楽しければいいんだよねって感じで、それはそれで素晴らしいものだと思ったけれど。しかしね、お金を貰って野球をやっている人達はそうはいかないでしょう。やっぱり、何にしてもプロの世界は厳しいよ。本人にその自覚があるだけに、見ているこっちまで辛くなる事がある。そんなわけで、冷たい私はテレビで野球を観なくなってしまったのだ。

 8/4, tiistai

昨日の帰り道でとなりの飼い猫のチロさんを見かけた。丁度、喧嘩の真っ最中って感じで、いつもの甘えた鳴き声とは正反対のどすのきいたうなり声をあげている。そんな事とはつゆ知らず、たまたま通りかかった私は、隣の門からちらりと見えたチロさんの尻尾をみつけて「チロ!」と声をかけてしまったのだ。それに反応して門の隙間から顔を覗かせたチロさん、恐い顔をしたまま「ニャー」とか答えてくれているし。様子が変と気付いた私は、隣の門から中をのぞき込んだ。暗くてよく判らなかったけれど、チロさんと同じくらいの大きさの黒い猫が一匹、走って逃げていくのが見える。ほう、なわばり争いだったのかと気付いた私はそのまま動かずに様子を見ていた。黒猫が戻ってくる気配はなし。もともとこの場所はチロさんの家の庭なのだから、チロさんのなわばりに決まっているんだけれどさ。敵がいなくなったとたんにチロさんは、ぴーんと尻尾を立てて私の周りをくるくると回りながら体をすりつけて来る。猫が大きくなるのって、どのくらいまでなんだろう。チロさんって確か生後2年くらいだと思うのだけれど、ここ数カ月で見違えるほど大きくなってしまった。何かに挑戦しているのではないかと思うくらい大きい。牛になろうと思っているのかも知れない。そんなチロさんが今日はわが家にやってきた。窓を開けると同時に飛び込んでくる。これはいつも通り。しかしuniを飼うようになってからは、あまり寄りつかなくなっていたんだよね。久しぶりに見るその姿は、ほんのひと月くらいの間にやたらと厳つくなっている。かなりびっくり。先日家に来たときには、ちび猫のuniに追いかけられるくらいのひ弱さだったのに、一体この変わりようと言ったら。トラの穴にでも行っていたのだろうか。かなりハードに筋力トレーニングをしたに違いない。って、雌猫なんだけれどさ、チロさんは。そんなわけで、uniは完全にチロさんに負けていた。って、そりゃ、生後2ヶ月強のuniが勝てるわけないんだけれどね。

 8/3, maanantai

仕事中、特に昼食後などにとてつもない睡魔におそわれる時がある。緊張感の問題だろうか。とりあえず気分を変えるためにお手洗いに行って軽く体を動かしたり、お茶を飲んだり。刺激の強い飴やらガムを口にするっていうてもあるんだな。机の引き出しの中には、必ずその類の飴やらガムが入っている。超定番はキシリトールのガムとブラックブラックとフリスク。このフリスクとの付き合いはかーなり長い。最初はブルーの文字のものが売られていた。その後、緑、スカイブルーと種類を増やして、大抵のスーパーやコンビニエンスでは3種類のフリスクを見かける事が出来るようになる。デンマークに行った時、コペンハーゲンのガソリンスタンドでケース自体が黒い色をしたフリスクを発見!!早速購入。味は・・・私は結構トホホだと思っていたんだけれど、お土産にするには良かったみたい。日本では売られていないしね。味が気に入ったと言う人も何人かいたんだな。先日、ソニープラザでカシス味のフリスクを発見!!ベルギーだけで発売されている物を特別に輸入しましたとかなんとか、有り難そうな事が書いてあるわりにはパッケージにはしっかり日本語が。味は子供用歯磨き粉って感じ。ちょっとこれじゃあ目は覚めないかもね。しかしこの類の物に関しては、どんなにパッケージからして不味そうに見えても挑んでしまうんだよな。

 8/2, sunnuntai

実年齢に見られないのはいつものことだ。少年と間違われたこともあるし、補導されそうになった事もある。そういや、以前にこんなことがあった。暖かい冬のある日、友人と家の裏手にある土手でのんびりとひなたぼっこをしていた。最近、そうゆう人っていないの?そろそろ帰ろうと歩き出すと、前方からパトカーがやってくる。パトカーなんて珍しくもなんともない。そのまま歩き続けると、私達に近づいたところで停まり、中から警官が出てきた。「先ほど、この辺りで若い女の子が2人でぼーっとしているけれど、何か変な薬でもやっているんじゃないかと通報があったんですよ」だとさ。そりゃ、私は顔色が悪いっすよ。どーせ日向が似合わないっすよ。本人は元気いっぱいのつもりでも、「調子悪いの?」なんて聞かれたり、電車の中で席を譲られたりするよ。あ、席を譲られるのはいいんだけどさ。しかし友人はどこから見ても健康優良児そのまま成長しているし、私もそうだが特に奇抜な格好をしているわけではないんだよ。全く、土手でのんびりする事も出来ない世の中か。あーやだやだ。で、実年齢とのギャップの話しだった。その友人がカジヒデキを見て、その年齢を聞いて驚いた時の言葉。「男性版水森亜戸になれるよ、彼は」。・・・実際、カジ君がそんなものになりたいかどうかは知らないけれど、わけのわからないハミングをしながらガラスに絵を描く短パン姿のカジヒデキを見てみたいと、かなり真剣に思ったよ、私は。

 8/1, keskiviikko

カレワラを読むのなら、岩波から出ているのが良いよとは聞いていたけれど、これがなかなか探せない。今日、パルコの本屋さんを見ていると、なんと文庫本のコーナーの平台に積まれているではないか。復刊したとのこと。一言私にちょうだいよー。早速購入。残酷な神が支配するイエイツの本も出ている。ぶったまげたのはバルトまでもが文庫になっていたこと。以前、この本を手に入れるのにどんなに苦労したことか・・・。走馬燈の様に蘇るあの日の思い出。って言っても、友人のを無理矢理譲ってもらったんだけれどさ。しかし、こんなに簡単に手に入るようになったのか。でも私の持っている奴の方が、ぜーんぜん装丁が綺麗だもーん。なんて、そんな事で張り合っても虚しいだけだ。やれやれ。いいけどね、別に。早川から出ている方のボリス・ヴィアンもやたらと平台に並んでいた。うたかたの日々と北京の秋が好き。日記のタイトルの"日々の泡"はこのヴィアンの小説からとったもの。"うたかたの日々"="日々の泡"なのだけれど、なんとなく日々の泡の方をタイトルに持ってきた。訳が違うだけ。実際に両方をの訳で読んでみた。以前に"うたかたの日々"で強いインパクトを受けているためか、どうしてもそちらの方の思い入れが強いのであった。これは仕方がない。サドを読むのなら澁澤でなくちゃ嫌とか、そこまでの次元の話しでもないけれど。本屋さんにもカートを置いた方が良い場合もあるかもしれない。あれこれと面白そうな本を手にしているうちに、すっかり重くなってしまった。重い本が多かったというのもあるけれど。西家ヒバリとしりあがり寿の"底抜けカフェテラス"を見つけた。これ、欲しかったんだよー。読書好きと言うと「どんな本を読むの?」と聞かれる事がある。どんなもこんなもないだろうと思う。特に私の場合。分裂しているっていうか、なんでもありっていうか。堺屋太一は読んだ事ないけれどさ。

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