199804 ウラニッキ





4月30日

本日をもって退社するAさん。5月20日が出産予定日だそうです。4月も半ばを過ぎると殆どお休みされていたのだが、今日は最終日ともあって元気にやってきた。と思ったら、「朝から血尿が出ちゃってさぁ」とか笑顔で言っているし。おいおい、大丈夫なのか?「電車で来るのが大変だったから、自分で車を運転して来ちゃったよ」の言葉には、さすがのラテン星人も驚愕していた。初産って予定日より早く生まれる事が多いって聞いたよ。早く元気で可愛い女の子が産まれるといいなぁ。ご懐妊の話しを聞いたのが、昨年末。その時は外見ではとても妊婦さんに見えなかったけれど、もう生まれちゃうんだものね。



4月29日

掃除をするときに聞こうと選んだのは、友人が無理矢理貸してくれた小野リサのCD。なぜかいつもより部屋が綺麗になったよ。ピストルズをウオークマンで聞きながら出勤すると、何故かいつもより3分早く会社に着くことを思い出した。昔の井上陽水の曲を聴きながら出かけて、ふと見上げた空がいつもより綺麗に感じた事がある。それってやっぱり私が単純だからなんだな。きっと。



4月28日

昼食時、いつもとちょっと違うメンバーで社内のうわさ話に花が咲く。しっかし女ってどうしてこうゆう話題が好きなのかね、なんて思いつつ参加しているんだけれどさ。不思議と悪口にはならないんだよね。単なる情報交換ってやつか。いろんな人がいて本当に楽しいよ。そんなわけで、お昼休みも忙しい私だったりする。ラテン星人は今日も絶好調。仕事中に突然「"熱帯雨林"と"ぜったいプリン"は、似ているんですよ」と深刻な顔をして言い出した。だからその、"ぜったいプリン"ってなんなのよ。くだらない、しかし面白い。思いっきり笑ってしまったではないか。



4月27日

とにかく最近出た、流してみられるようなビデオを借りようと選んだのが「コン・エアー」と「シンプルメン」。新作のところに並んでいたのをまるで考えずに借りてしまったという感じだよ。しっかし、ニコラス・ケイジ、すごいね。バーディに出た頃の彼から現在の姿を想像出来る人っているだろうか。根本は変わっていないのだけれど。このままアクションスターになってしまうのにはあまりに惜しい。あんなに癖のある顔をしておきながら、あれだけいろんな役が出来る役者っていうのもなかなかいないよ。なにをやってもニコルソン印のジャック・ニコルソンと好対照か。ところで"コン・エアー"って、コメディ?かなり笑った。ジョン・マルコビッチにはもうちょっと頑張ってもらいたかった。ジョン・キューザックもかなり良かった。
ところで今回のヨージ・ヤマモトのコレクションは、ここ何年かの中で最高だった様な気がする。テレビでちらっと見ただけでもかなり良かった。万歳三唱。一生ついていきますって思ったよ。本当に、心から好き。



4月26日

今日はいつもと違う美容師さんに髪を切ってもらった。たまにはいいね。切っている最中はあまり気にならなかったけれど、かなり短くなっている。しかし似合う。自分で言うのもなんだが、似合うよ。これでまた"僕"になってしまったような気もするけれど。髪が短くなると、福山まさはる(どうゆう字だっけ?)に似ていると言われる。嬉しくないです。一応、女なんですけれど、私。それを友人に言うと「今まで言わなかったけれど、私も似ていると思っていたんだよ」と告げられてしまった。だから似てないっつーの。福山ファンの友人に面と向かって"似てるー"と言われたときは、申し訳ないがめっちゃ気色悪かったよ。



4月25日

もともと、成績表なんて気にしない子供だった。高校教師で入試係の友人は「内申なんてほっとんど読まない」と言っている。出欠と成績だけ。推薦とかなら話しは別だけれど、内申なんて高校側から見ると殆ど意味がないって。文例を4パターン用意していて、各生徒にそのどれかを当てはめているというひどい教師もいるらしい。せめて10パターンは考えろよって、そうゆう問題じゃあないか。明るい子にはこの文章、大人しい子にはこの文章って。で、どうしようもない子だと「陽気で友達が多い」って書いてあるんだって。笑った。中学生を脅すためだけに存在しているんだな、あれって。そういや、中学の頃に美術で1をもらったことがある。一度も授業に出なかったから。で、提出物も出さなかったから。シンメトリックな物が好きなんだ、私は。余計なことを言う美術教師は本当に嫌だった。しかも水曜日の午後の授業。出たくなくなる時間帯だしね。内申を良くする為にボランティアに参加する高校生が多いらしい。キャンセル待ちしなくちゃならない程多いんだって。すごいなぁ、それも。理由はなんであれそこから学ぶことは必ずあるのだから、それはそれで良いと思うけどね。



4月24日

金曜日のラテン星人。いつもいつもテンションは上がりまくっている。独り言炸裂。机の上の書類は崩れ放題。さんざん独り言を言ってから、突然静かに「友達、作ろう」などと言い出した。ラテン星人に言わせると、独り言が多いのは友達が少ないからなんだって。「寂しがりやなんですよ」だってさ。本当かよ、それ。



4月23日

月初には確か雪が降ったりしていたのに、こんなに暖かくなるものなんだね。毎日の服装もかなり軽くなってきた。しかし今年の新入社員は初々しくないぞ。どこのおっさんがやってきたのかと思ったよ。朝の満員電車の中で、超かわいいパンク少年を見た。足、ほっそーい。こんな朝っぱらからどこへ行くのだろう。
帰宅して郵便ポストをのぞく。懐かしい友人から手紙有り。しかし宛名はやっぱり"ふたみ"になっている。封を開けると手紙となにやらカードの様な物が。ちびまるこちゃんのジグソーパズルだった。魚肉ソーセージのおまけなんだって。20種類あるこのジグソーパズル全部集めると言っていた彼女にとってはソーセージがおまけなんだろう。きっと。



4月22日

ここ数日間の通勤の友、たのしい免疫学の本は本当に面白い。こんな事を何故今まで知らずに生きてきたのかと思うくらいだよ。中国では漆を使う職人さんは、小さい頃に少量の漆を飲まされるという話しを以前に聞いたことがある。昔っから人は、なんとなくはわかっていたんだなぁ。しかし、はまるよ、これ。明日はまた別の本を買ってみよう。おかげで通勤時の満員電車も楽しいひとときとなっている今日この頃なのだ。朝っぱらから頭のなかではカジくんがへたっぴいな歌を唄っている。一口サイズのチョコが口の中とろけるよ。昨日の北海道某所の最高気温は32度だったと聞いた。沖縄では24度。どうなっているんだろう。なんか恐いな。



4月21日

お昼休み、猛ダッシュでCD屋さんへ。いつも利用している店は今日はお休み。仕方がないのでその近くの店に行く。発売日は確か、明日だった。それなら今日は店頭に並んでいるかも。フライングしてお目当てのCDを手に入れる。しかしすぐに聞けるわけではないのよ。なにしろ私はお昼休み中なわけだし、会社に戻らなくてはならないんだよなぁ・・・って当たり前だけれどさ。それならなんでわざわざ、昼休みに走るんだろう。アホなんだな、きっと。まあいいや。忙しい中、朝っぱらからラテン星人が"ツナガール"の真似をしていた。周囲の反応はなし。しかしそんな事は何とも思わない彼であった。いいのよ、それで幸せならば。



4月20日

さて、紫外線が気になる季節です。日光湿疹とかしてしまう私には、結構深刻な問題だったりする。なんていう割には、特別になにかをするわけでもなし。この季節になるとやたらテレビコマーシャルで見かける"紫外線を跳ね返す"化粧品。あれ、跳ね返った紫外線ってどこに行くの?跳ね返った先がまたその化粧品を使っている人だったりすると、また跳ね返るのか。そこら中、跳ね返りまくっているわけだ。いやだなぁ、それ。全く油断出来ない世の中になったものだよ。くわばらくわばら(のらくろ風)。ところでここのところすっかり忙しい。朝の一番忙しい時間帯に、向こうから妖怪君がやって来た。何かを口ずさんでいる様子。ちょっと聞いてみると"丘をこーえーゆこーうよー くちーぶえーふきつーつ・・・"って、ピクニックかい。月曜の朝っぱらからこの歌を唄ってしまう妖怪君はさすがに妖怪君だ。なんとなくイライラしていたのが、一気に和んでしまったよ。



4月19日

しかしガラスの仮面は面白い。正直言って、最初はちょっとバカにしていたのだ。友人に本を借りて、その面白さを知る。その友人は「紫のバラの人」が好きだと言っている。そりゃそうだよ。誰だって好きだよ、実際にあんな人がいれば。私だったらア太郎がいいなぁと言ったら、いきなり話題を変えられた。いいじゃん、ア太郎ちゃん。それにしてもマンガの話しで盛り上がれる私達はつくづく幸福者だと思うよ。



4月18日

弟にCDを借りる。スペシャルズのシングルズと、ダリル・ホールのドリームタイム。スペシャルズのGANGSTERSが聞きたかったんだ。スカって好きなんだよ。隙間だらけで穴だらけのチープな音。レゲエよりスカの方が好き。ドリームタイムのプロデューサーがデイヴ・スチューワートだと弟から聞き、ショックを受ける。それを知らなかった自分にも驚いたけれど。なるほど、私の好きな音なわけだ。ドリームタイムを元ネタにしている日本の曲って多いよね。ZARDのなんとかって曲は、似すぎていてダリル・ホールを期待してしまう。で、それが単に似た曲だとわかった時に、本当に頭に来るのでやめてほしいと思うのだった。しかしダリル・ホールって、らくだに似ているなぁ。CDを選んでいる時、探していた本を見つけた。ロシア風現代版不思議の国のアリス。この作家の小説は、タルコフスキーの映画になったものしか読んでいない。途中まで読んだところで行方不明になっていると思ったら、こんな所にあったのか。弟が読んでいる最中とのことで、読み終わるのを待つことにした。三月兎の時計が欲しかった子供の頃は、不思議の国のアリスは本当に恐怖の物語だった。今はその恐さが笑える。笑っちゃう程恐いんだな、未だに。それでもアンよりアリスが好きなのは、何故だろう。ファンシーよりプリティーか。恐いと言えば、やみくろも恐い。地下鉄を使う人は、やみくろに気をつけよう。



4月17日

明後日は皐月賞だ。月日の経つのは本当に早い。ふるさとの山々を思い出して、遠い目をしてみる。というのは、嘘。ふるさとに山はありません。目が疲れた時は遠くを見るといいらしいよなんて事をいうと、みんな思わず遠い目をするのは何故?そうじゃなくて、遠くにあるものを見るんだよ。遠い目をしてどうすると言い直す。ところで最近は競馬はやっていないのだ。ヒシアマゾンが引退してからどうも本気で取り組めなくて、私も一緒に引退してしまったようだ。もともと高橋源一郎の日記とヒシアマゾンが競馬を始めるきっかけになっていたからなぁ。当分はいいや。ヒシアマゾンの話しを始めるとどうも力が入るらしい。友人達に「お前はヒシアマゾンの母親か?」などと言われること度々。顔は似ていないんだけれどね。髪型も違うし。



4月16日

突然、マンガが読みたくなる。マンガと言っても、今日読みたくなったのはバカボンやア太郎やこち亀や花男やのらくろやデビルマンなどではなく、花咲く乙女のきんぴらゴボウ系少女マンガ。何にしようかなぁとしばし悩みつつ、岩館真理子を読むことにした。友人が以前に、この人の話しに出てくる"ふたみ"という女の子と私が似ていると言い出して、それ以来その周辺の友人達に私は"ふたみ"と呼ばれている。すっかり定着しているので、本当に私の名前は"ふたみ"だと思っている人も何人かいる様だ。いいけれどね、別に。



4月15日

何事もなかったかの様に、ワイパーさんは動き続ける。ところで私の車、アレグロ号という名前がついている。初めての自分の車はチャレンジャー号という名前だった。バッテリーの接触が悪くて、道端で突然機嫌が悪くなる。で、ボンネットを開けて接触を確認してまた動かす。何でも開いて見るのが好きなんだな。ビデオデッキが壊れたときも、中を開けて直してしまった。電話もそうだ。電話って、本当に簡単に出来ているんだね。開けてみてびっくり。で、自分で修理出来ちゃったのでまたびっくり。こんな単純な作りなのにこんなに重宝するなんて、ベルさんは凄い。ドライブは好きだけれど、興味外の車のことは殆どわからない私。最初の車に乗っている頃、「車、何乗っているの?」と聞かれて「チャレンジャー号」と答え、空気を凍らせた事があった。それでも自分でいじりながら動かすことは出来るのさ。可愛いチャレンジャー号のおかげで、まともに運転出来るようになったんだよなぁ。



4月14日

おお、4月14日といえばけんちゃんの誕生日ではないですか。30才?若いのか老けているのかわからないよ。そんなわけで、朝から頭の中は小沢健二の曲がかかりまくっていた。以前も日記に書いたけれど、この方の曲が頭の中に鳴り響いているときは、大抵調子が悪いんだよ。天気も悪いし。で、車のワイパーも調子悪し。突然動かなくなってしまった。大雨の中、危ないったらないね。とりあえず車を左に寄せて、手で動かしてみようとしても駄目。ちょっと格闘。しかし全然動く気配はなし。諦めながらなんとなくエンジンをかけ直したら、正常に動きだした。うーむ。頑丈なのが取り柄の左ハンドルの私の車、こうゆう所は絶対に国産車がいいんだよなぁなんて思ってしまった。そう思いつつ、どうしても車は形だけで選んでしまう浅はかな私なのだ。性能なんて、説明を聞いてもよくわからないのさ。運転する自分とその車と、五分五分の力で動いているんだなぁって感じられるくらいの物が好き。今の車はものすごく気に入っている。ハンドルは右についている方が楽だけれどね。



4月13日

朝、売店で日経ゼロワンを購入。だって五味太郎が出ているんだもーん。なんかCD−ROMを出したらしいな。知らなかったよ。子供の頃からこの方には随分とたくさんの物をいただいている。たとえば、サンタクロースについて。サンタクロースはクリスマスの晩、寝静まる子供の元にやってくる。で、親が靴下の中(或いは枕元)に用意したプレゼントを清めて帰っていくというお話。うーん、なるほどね。かなり納得。プレゼントは親が用意しておくわけだ。サンタクロースを見たことがないという人は沢山いると思う。当たり前だよな。世界中の子供達の所に行くわけだ。世界中に子供が何人いるのかは知らないけれどね。なにしろものすごい人数には違いない。それを24時間で全て清めて回るのだから、かなりのハイスピードなのだろう。サンタクロースは、きっと私達の目の前を何度となく通り過ぎていると思う。でも、早すぎて見えないんだよ、きっと。肉眼では追いつかないくらいのスピードで移動しているんだ。五味さんの絵本は、物を考える力を与えてくれる。きちんと想像させてくれる。私にとってそれはとても大切な事なので、この方には感謝しているのだ。



4月12日

銀座から新宿に向かう途中、私の前をアルファロメオのRZが走っていた。珍しいなぁ、これ。オープンにして運転している人の髪型は茶髪アフロ。うーーむ。それだったら、ロータス エランとかいうやつの方がいいなぁ。あの薄ぺったい車体はなんとなく好き。ちらほらと桜の花が残っている。世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし。定家君の気持ちもわかる。しかし桜の散るのは楽しみとは言わないけれど、それもまた美しい光景だと思う私であった。今晩の空は、大きな雲で墨の様な色になっていた。お月さん、かなり頑張っているけれど雲の後ろからぼんやりと白く見えるだけ。また明日は雨の月曜日なのだろうか。



4月11日

車を運転している時に、FMからパワーステーションの曲が流れて来た。ドラムがものすごく好き。偉いぞトンプソン。この曲を聴く以前、ロバート・パーマーはただのスケベおやじだと思っていたが、聴いて以来はなかなか歌えるスケベおやじだと思うようになった。華奢なアンディ君が、膝の上にギターを置いて弾くのが可愛い。確か弟がCDを持っていたはずと思い、実家に帰るなり聴かせてもらった。あ、そういえば車の中から見た不気味なもの。ピカチュウの絵が背中にプリントされている学生服。大丈夫なのかなぁ、あれ。



4月10日

4月10日と言えば、すずめの学校の入学式と淀川さんの誕生日。淀川さんはいったい幾つになられたのだろう。相変わらず満月の晩は、上半身裸になって庭で踊りを踊っているのだろうか。淀川さんが満月の日をちゃんと手帖に記してあるという話しを聞いて、新月の日を手帖に書いている私はかなり驚いたのだけれど。しかし本当に今日は暖かかった。色鮮やかなきものを着ておひさまと楽しそうに唄う小鳥のおともだち。この可愛らしいメキシコのなぞなぞの答えは"春"です。



4月9日

週明けにはグレーだった(らしい)ラテン星人も今日は絶好調だった(らしい)。おそらく午後から課長が出かけてしまっていなかったからだろう。ハイテンションなのはいいけれど、人の名前を呼ぶときにいちいち指をパチンとならすのはどうかと思う。どうせ私は指をならせないよ。眉間のしわ同様、こちらも少しは練習したのだけれどすぐに諦めた。いきなりとぶけれど、今日読んだ心理占星学研究家の方の水瓶座の分析が、もろに私の性格なのに驚いた。かなり細かいところまで、当たっているよ。私の行動を見張っていたんじゃあないの?とまで思ったもん。



4月8日

他の部署の人と昼食を食べながら、勝手につけている職場のみなさんのニックネームの話しで盛り上がる。私達が"妖怪"と呼んでいる人は、あちらでは"スネオ"だった。で、こちらが"スネオ"と呼んでいる人は、外では評判が良いらしい。うっそー、一体外ではどんな人間になっているんだ?それにしても"ジャイアン"が共通だったのには笑える。どこに行ってもジャイアンな奴なんだな。さすがジャイアンだ。ラテン星人は、外から見るとやはり超インテリで暗い人に見られるようだ。実体を話していいものかどうか、ちょっと考えてちょっとだけ話した。ハゲの課長の事を"おつる"と呼んでいたら、知らない人が本当に"鶴川"という名前なのだと勘違いしていて、本人に向かって「つるかわ課長!」と呼びかけてしまったらしい。いくらなんでも、そりゃまずいって。



4月7日

ICQって何?友人に勧められる。別のもう1人に「ICQって何?」と尋ねたら、「イヤミ・ちび太・Q太郎」だと返事が来た。それじゃあ作者がバラバラじゃないか。「いかす キュートな Q太郎」の方が良いような気がする。毛は3本しかないけれどね。
昨日の番組、猪木の引退試合を録画しておいたので、ちょっとだけ見てみた。一応録画なんてしているけれど、プロレスって全然わからないんだよ。モハメッド・アリも見に来るって聞いたから見てみようと思っただけなのだ、実は。猪木がリングの上で熱く語っているのを見て、あれ?この人って国会議員だったよなぁなんて思い出していた。



4月6日

雨降りの月曜日。私の前の席のラテン星人もさすがに今日はブルーを通り越してグレーだったらしい(自分ではそう言っていた、確か)。ラテン星人がゴミ箱にゴミを投げ捨てて、それが上手に入らずに床に落ちた。突然に頭を抱えて、「俺は、ゴミも捨てられない人間なんだぁぁぁぁ」とうずくまる。んな事やってないで、とっとと拾って捨てりゃあいいじゃん!グレーな状態でもあのテンションの高さ、本当に偉いと思う。
夕食を食べながらTVタックルを見た。何が面白いのかわからないけれど、この番組って見始めると最後まで見てしまう。舛添さんは、スネオより情けない奴だと思う。大竹まことは相変わらず良い。



4月5日

四十九日の法要の際、お経を読んでくれたのが私が子供の頃からお世話になっているお坊さんだった。こちらの方が、とても美しいのだ。なんか偉くなってしまったらしくて最近は滅多にお目にかかることもなかったのだが、年はとられたものの相変わらず綺麗な顔をされていた。しかし声は息子さんの方が良いなぁなんて、そんな事言われたかぁないだろうが。今日は法事日和らしく、と言うかこの時期は多いんだよね。そんなわけで人が沢山いた。お寺が賑わうのって、なんかちょっと変な感じ。相変わらず私は迷子になる。自分の家のお墓に行くのに目印にしていたゴミ篭がなくなっている。弟に発見され、遭難は免れた。新しい目印を見つけておかなくちゃ。



4月3日

斜め前の席のMさん。仕事中の私の席からはパソコンに隠れてしまって、片目と両方の眉毛から上しか見えないのだけれど、よく眉間にしわを寄せている。これが私には出来ないんだよねぇ。眉間のしわ。どうやったら出来るのだろう。練習はしているんだけれどなぁ。仕事をしながら眉間にしわを寄せる練習をしているので、その時自分がどんな顔をしているのかよくわからない。一応、確認するために眉間をさわってみると、やっぱりしわはないみたい。たまたま話しかけてきたAさんに「ねぇ、眉間にしわ、よってる?」と尋ねたら「全然よってないよ」と言われてしまった。うーん、悔しい。



4月2日

昨日の午後からずっと雨が降っている。それなのにも関わらず今日は静電気日和だった。妖気を感じたきたろうみたいに面白いくらいに髪が立つ。本当に妖気を感じていたりしてね。この寒さのおかげで、桜は週末まで十分に咲き続けるらしい。別に花見をするわけじゃあなくても、桜が咲いているだけで浮かれるよ。坂口安吾の桜の木の満開の下、超こわい。小泉八雲や泉鏡花のどの小説よりも恐く感じる。恐いと言えば、山岸涼子。私の人形は良い人形は、もう、セロテープで閉じてしまおうかと思うくらい恐かった。なんで思い出しちゃったんだろう、恐いのになぁ。



4月1日

朝から隣のチロさんがやって来た。いきなりひっくりかえって寝ていると思ったら起き出してしゃっくりをしている様な感じで、苦しそうにしている。何事かと思って様子を見ていると、ものすごいくしゃみをしてくれた。で、いつもと変わらぬ様子で毛づくろいをしている。びっくりしたー。私、猫とか犬とかって飼ったことがないんだよね。セキセイインコと鯉と金魚と縁日で買ったひよことそれが成長した鶏と現在飼っているまりもくらいだよ。プランクトン育てた事もあったな。あ、亀も飼ったことがある。友人は縁日で買ったひよこにピーちゃんという名前をつけて可愛がっていた。それが成長して鶏になってからは、首に紐をつけて散歩に連れて歩いてたっけ。あまりの早起きで近所迷惑だったピーちゃんは、肉屋さんに引き取られてしまった。その友人は今でもドナドナを聞くとピーちゃんの事を思い出すらしい。あれ?ドナドナって、鶏の歌じゃあないよね。ま、いいか。



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