素晴らしきMSの世界


連休中にまた大変なウィルス騒ぎがあり、Blaster騒ぎの教訓で休みの間にMSのパッチを慌てて当てられた方というのも多かったと思いますが、中にはセキュリティパッチを当てたおかげでマシンが動かなくなるなんてこともあったようでまぁ相変わらずの不毛な騒動が繰り広げられている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ま、MSにしてみればこういう世界は当たり前なのかもしれませんが、セキュリティホールを直しただけでなんでドライバがロードできないなんて障害を誘発するのか私にはさっぱり解らないのですけれどね(^^;。普通に作っていると有り得ない話だと思うのですが、やはりWindowsのコードの中は、普通の人間には到底理解できない魑魅魍魎の世界が繰り広げられているのでしょうかね。もはやここまで来ると解決策はオープンソースにするくらいしかないかもしれません(^^;。

ところで、このオープンソースの話ですが、ひょっとしたら既にWindowsはオープンソースになっているのではないかというお便りを頂きましたのでご紹介させていただこうと思います。

さて、今朝のNHKサイトのニュースでまたウィンドウズの欠陥を狙ったウィルスが
発見されたとのこと、もうこの手の話は日常茶飯事の感があります。
http://www3.nhk.or.jp/news/
しかし、アナウンスの読み上げる内容にちょっと違和感を感じ、同じ内容の記 事をあわてて確認しました。
そこには私に違和感を感じさせる原因が載っておりました。

以下転載
-----------------------------------------------------
マイクロソフト社などによりますとこのウイルスは、「ウィンドウズ」の「X P」や「2000」
が入っているパソコンに感染し、感染するとパソコンの電 源を何度入れても勝手に切れるようにな
ってしまうということです。海外では 1日から感染の被害が寄せられており、国内でもこれから企
業の活動が活発に なる連休明けにかけて感染が広がるおそれがあります。このウイルスはウィン
ドウズにある欠陥を放置しているとインターネットにつなげているだけで感染 するということで、
マイクロソフト社ではウィンドウズの欠陥を直ちに修復するよう、利用者に呼びかけています
----------------------------------------------------
以上転載

原因は最後の一文
「マイクロソフト社ではウィンドウズの欠陥を直ちに修復するよう、利用者に呼びかけています」
でした。
って、いったいいつからXPや2000はオープンソースになったのでしょうか?
修復するのはあなた達では・・・? と。
百歩譲って、当社で作成いたしました対応パッチがすでに公開されておりますので、ご足労様ですが早めにアップデートをお願いいたします。
と言う意味なのかもしれませんが、それならまだ表現の仕方がありそうなものです。
なんだか責任転嫁体質の一端がこんなところに感じられる気がしました。
確かに当のMSから「ウィルスが出回っているからバグを早く修正しろ」なんて言われたら頭に来ない人間ってのはいないと思いますね(^^;。ま、こういう重大な欠陥出しておきながら相変わらずお詫びの文句の一つも無いというのがそもそも怒りを買う原因になっているのですけれど。いやはや、相変わらずウィルスに対してオープンなシステムで結構なことです。

さて、ゴールデンウィークも終わりましてなかなかすっきりしない天気が続いておりますが、すっきりしないのは国際情勢もそのようで、例のイラクの拘束人に対する組織的な虐待がバレてアメリカもまぁすっかり極悪帝国のイメージが定着してしまったようですね。しかもあの虐待は訳も解らず連行された一般市民などもかなり含まれていますし、ほとんどの収容所でやられていますからね。まぁこの国の本性が出たといった所でしょうが、こんなふざけた国に追従してホイホイ軍隊出した日本も当然責任は問われるでしょう。レジスタンス活動もいっそう激しくなるでしょうし、もう収拾が付かないかも知れませんが。
一方国内では現役の閣僚が国民年金を滞納していたことが発覚して大問題になっていますが(しかも自民党は全議員の調査を報告しないのだそうで)、年金を納めもしていない大臣達が年金が足りないとほざいて給付の一律15%カットなんて法案を強行採決するのですからふざけた話です。コイズミ君は相変わらず痛みに耐えろなんて言っているのかもしれませんが。これで生活もできなくなる人も多いのにどうやって耐えるってんでしょうかね。アメリカかぶれも結構ですが、彼らのやっている拷問までマネしてもらいたくないものです。

ところで、こんな感じでコイズミ君のアメリカかぶれはとみに有名な話ではありますが、パソコンの世界も今や米国製のソフトがそのシェアの多くを占めているような状況ですからこれも言ってみればアメリカかぶれであると言えるかもしれません。ま、米国製と言ってもその多くはMS製なわけなのですけれど。
もちろん、日本で使うわけですから英語のままでは一般には使えませんので翻訳等をして日本語版てのを作って売るわけですが、どうも最近、MSはここらへんについてかなり手抜きをしているようなのです。
まぁ、ただの手抜きならめずらしくも無い話ですが、やはりそこはMS、大変にツボを押さえた、まさにMSワールドと言うにふさわしい世界を展開して下さっています。
この件に関しまして下記のようなお便りを頂戴いたしましたのでご紹介させて頂こうと思います。

さて、本件に関しては既に他の方々から多くのメールが届いているの
ではないかとは思いますが、余りに面白かったので「がんばれ!!
ゲイツ君」にても取り上げて頂きたいと思いメールしました。

最近のマイクロソフトのサポート技術情報では、余りにサポートすべき
不具合が多くて人手に頼ってはいられなくなったのか、元々は英語版
のサポート技術情報を機械翻訳したものも表示されるようになって
います。

ところが、この翻訳がとても日本語とは思えないようなデキなんです。
最近 WindowsUpdate に載った Windows Media Player 9シリーズの
修正プログラムの場合はこんな感じです。

--(ここから)----------------------------------------------

Windows Media Player 9 系列の更新

(中略)

解決方法

今すぐ Microsoft からサポートされたホットフィックスが入手のにただ、
この資料で説明される問題を修正するよう設計されます。 この特定
の問題が発生しているシステムに適用します。 このホットフィックスは、
追加のテストを受信することがあります。 したがって、このホットフィッ
クスを含む次のリリースを待つようにこの問題で影響を厳重に受けて
ない場合、勧めます。

--(ここまで)----------------------------------------------

いきなり Windows Media Player 9 「系列」 ときています。そして解決
方法にある一番大事な結論が 「 したがって、このホットフィックスを
含む次のリリースを待つようにこの問題で影響を厳重に受けてない
場合、勧めます。」 です。これでは何を勧められているのかさっぱり
わかりません。

しかし、さすがマイクロソフト。このふざけた内容に対しユーザーから
文句の声が山ほど届くことを予測し、冒頭でしっかり自らをプロテクト
しています。

--(ここから)----------------------------------------------

ご注意: このサポート技術情報 (以下 KB) は、通常、英語で提供され
ている文書が機械翻訳システムにより自動翻訳されたものであり、
人的な確認・修正が加えられたものではありません。この翻訳版の
KBは、日本語をお使いになるお客様の便宜のために提供させて頂く
ものであり、マイクロソフトは、翻訳言語の品質について一切保証する
ものではありません。また、KB の内容誤訳によって、またはお客様
による KB のご使用によって、直接または間接的に起こりうる一切の
問題について、いかなる責任も負わないものとします。

--(ここまで)----------------------------------------------


サポート技術情報のサイトにもご丁寧に、次のようなFAQが掲載され
ていました。

--(ここから)----------------------------------------------

Q. 考えていたより翻訳の品質がよくありませんでした。翻訳の品質は
これから向上するのでしょうか。

A. 機械翻訳版 KB は、翻訳者によって翻訳された KB よりも明らかに
品質が低いものとなっています。 しかし、機械翻訳を検索の条件に含
めることにより、より多くの検索結果を得ることができます。この数年間
において、機械翻訳の技術は大いに向上しましたが、翻訳言語および
技術的内容の品質については未だ保証できるものではありません。
しかしながら、機械翻訳の品質はお客様の問題を解決するためには
十分なものだとマイクロソフトでは考えています。
このような中で、マイクロソフトは定期的に機械翻訳エンジンを改善を
するとともに、翻訳メモリと翻訳用語集を取り入れて、翻訳の品質向上
に努めています。

--(ここまで)----------------------------------------------


この程度の品質の翻訳であるにも拘わらずマイクロソフトに言わせると
「お客様の問題を解決するためには十分なものだとマイクロソフトでは
考えています」 なんだそうです。さすがですね。

	
これ、私もちょっと探してみましたが、こんなページもあるようですね。この中で例えば原因の所の翻訳の記述が以下のようになっています。
この問題は、ロケール設定がカンマ(,)を使用するシステムでピリオド(.)の代わり、小数点記号として発生します。 not バージョンの中国語の Windows で発生のに does がすべてのヨーロッパ バージョンの Windows で発生問題が行うのは、それ、だ。
これは一体何語なのでしょうか。少なくとも天下のマイクロソフトの技術情報なのだからちゃんと地球語で話して頂きたい所なのですが、こんな文章だとガミラス星人でもないと理解できそうにありません。
こういう文章を、「お客様の問題を解決するためには十分」などというのは、どう考えても人を馬鹿にしているとしか思えないのですけれどね。少なくともWebに載せる前に一度でも見るとわかると思うんですけれど、まぁ何もやっていないんでしょう。いやはや、さすがにお客様のことを第一に考える企業マイクロソフトです。

それにしても、技術は進歩したとは言え最近の翻訳ソフトってのはまだまだまるで使えないものだなぁと思って、念のため上記の文章の英文を@niftyのWeb翻訳で試してみたのですが、そうすると下記のような文章になりました。

この問題が、期間(。)の代わりに10進のセパレーターとして現場セッティングがコンマ(,)を使用するシステムに生じるかもしれません。そのため、問題はウインドウズの中国版で生じないが、ウインドウズのすべてのヨーロッパ版で生じます。
こちらの方が(少なくとも後半は)ずいぶんとマシな翻訳のように思えるのですが、MSって一体どんな翻訳ソフトを使っているんでしょうか。「定期的にエンジンの改善に努めています」なんて書いているということは自社製のソフトなのでしょうけれど、自分たちの技術力の無さをさらけ出しているだけのように思うですけれどね(:-P。ひょっとしてゲイツ君が趣味で作ったソフトとかと使って翻訳をしているのでしたら是非とも外部のまともなソフトを使ってもらいたいものです。
あと、これを受けてタダだからと言って@niftyの翻訳機能を使いまくって修正するというのは他のユーザーの迷惑になりますのでそれはお控えいただければ(^^;。いや、もちろんその位のことはお分かりだとは思うのですけれどね。

ちなみに、こんな宇宙語みたいな翻訳なら逆に載せない方がよっぽど良いように思うのですが、そうでなくてもこういう場合は、翻訳エンジンの改善ができなくても

     
  1. 情報量に見合うだけの翻訳者を雇って対応する。  
  2. そもそもバグの量を少なくして翻訳者の負担を減らす。
等という方法を採るのが真っ当なやり方だと思うのですが、小学生が見ても笑うような文章を作って「これで十分です!」って言い切られても笑い者になるだけです。まぁ少なくとも人手で翻訳ができないほどバグが多い製品というのがそもそも問題なのですが。

5/11補足:このMSのサイトの機械翻訳の件ですが、珍訳について纏められたページもあるようですね。それにしてもバグのせいで絞首刑にもなってしまうとは、これが本当のキラーソフトという所でしょうか(^^;。どうも情報ありがとうございました。
というわけで今日の所は終わりです。ま、翻訳というのは確かにワードやエクセルを作るのとはわけが違いますしいろいろ問題もあるでしょうけれど、漫才ショーをやっているわけではないのですからもう少ししっかりやって頂きたい所です。もっと言えば余計な分野には足を踏み入れないというのが一番いいのだと思いますけれどね。

ところで、MSKKの漫才ショーと言えばかつて多大な人気を誇ったキャラクターとして成毛ちゃんという存在があったことを忘れてはなりません。退職されてインスパイアという会社を設立し、当時はWeb上に大変な傑作コラムを連載されてお茶の間に笑いを振りまいていただいたことで有名でしたが、現在発売されている「ビッグコミックビジネス」という漫画雑誌に成毛ちゃんが漫画で登場しているとの情報を頂きまして、私もファンの一人としてこの雑誌を買ってみました(^^;。
いろんなことが書かれていましたが、例えばこの中で成毛ちゃんの最大の業績の一つとして「MS OFFICEのシェアを上げるためにPCにオフィスをバンドルして販売することを提案し、そのおかげでOFFICEのシェアが急上昇した」という記述があるのですが、メーカーを脅して強制的にバンドルさせてシェアを広げたという最大のポイントを書き忘れているようで大変残念です(^^;。あと、バンドルではなく「抱き合わせ商法」ですので、これも言葉が正確では無かったですね。
でも漫画ネタだと、社長時代に「10年後にはパソコンは三千円になる」だとか、「パソコンのスピードの進化は車のスピードの進化より速いので有望」だとか数々の名言があるのですが(^^;そういったことを書いていただければもっと面白くなったのではと思いますので、今度記事を書かれる方はぜひとも参考にしていただければと思います。いやぁ、私何度も言っておりますように成毛ちゃんのファンですから、この位のアドバイスはしてあげないといけませんよね(^^;。

それでは、また来週まで、さようなら。


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