ダイナミックDNSの更新
〜dyn.to 編
ダイナミックDNSサービスの利用について
フレッツISDN/ADSL でサーバー公開するためには、基本的には固定IPアドレス
によるDNSの登録が必要ですが、固定IPアドレスのサービスは高価であり、また
サービスをしているプロバイダーも少ないのが現状です。
しかし、IPアドレスが変わっても同じドメイン名でアクセスできるダイナミックDNS
のサービスがあります。(DNSサーバーにHTTPでアクセスしDNSの内容を更新できる)
当サイトは、dyn.to のサービスを利用していました。(200円/月)
ブラウザーでアクセスし、更新を実行すれば、アクセスしているIPアドレスで
DNSが更新されます。
※dyn.to のサービスは2003年11月15日をもって終了しました。
他の無料DDNSサービスを利用してください。
ドメイン名の制約
ドメイン名はサブドメインなります。
例えばdyn.toの場合、「*****.dyn.to」というドメイン名です。
(*****は好きな名前)
自動的に更新するには(cronによるDNSの更新)
回線が切断されIPアドレスが変わるたびに、ブラウザーでdyn.toにアクセスし
ユーザー名とパスワードを入力するのは困難ですね。
しかし、更新スクリプトを定期的に実行し、更新できる方法があります。
一般ユーザー権限で
DNS更新スクリプト http://www.dyn.to/tools/dynto.pl をダウンロードし、
dynto.plの名前で同様のファイルを作成し、アクセス権を chmod 700
で変更します。
dynto.plの中の
$UserName = "ユーザー名";
$Password = "パスワード";
をdyn.toに登録したユーザー名とパスワードに変更し、保存します。
dynto.plを一般ユーザーのパスが通った(絶対パスを必要としない)
/bin や /usr/bin または /usr/local/binに移動します。
ホームディレクトリなどで、下記の内容の crontab.txt ファイルを作成する。
path=/usr/bin:/bin:/usr/local/bin
0,15,30,45 * * * * /dynto.plまでの絶対パス/dynto.pl
crontab crontab.txt を実行し、cronに予約する。
※dynto.plを実行するためには、perl5およびLWPモジュールが必要です
以上で、15分毎にDNSの更新が実行されます。
再起動した場合、手動でcrontabを実行しなくてもよくするために
root権限で
/etc/rc.d/rc.local の最後に以下のように書いておきます。
echo "crontab cron1: voice chime auto set start"
# crontab Set
/usr/bin/crontab /crontab.txtまでの絶対パス/crontab.txt
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