ロサンゼルス


はじめに・・・

日本からメキシコに入る玄関口としては、ロサンゼルスが最適です。特に、日本〜メキシコの乗り継ぎなし便はJALからしか飛んでいないため、自由旅行者にはちょっと高くついてしまいます。僕の場合、陸路でメキシコに入る予定であったので、大韓航空の格安航空券(成田〜ロサンゼルス\49000)を利用しました。ちなみに空路での最も安い行き方は、おそらくアメリカの航空会社が出しているアメリカ国内周遊券を利用する方法です。周遊できる都市の中にメキシコシティーが組み込まれている場合、アメリカの3〜4都市+メキシコシティーをまわれて、しかも値段は平成9年11月の時点で、日本〜アメリカ+周遊で9万円弱でした。さらに格安航空券でもマイレージがつく場合があるのでおすすめです。


話がそれましたが、それでは旅を始めましょう。


11月22日(土)

成田14:55発のKALに乗り込み約10時間、最初の目的地ロサンゼルスに到着。日付変更線を越えてきたため、現地時間で11月22日の8:00でした。

a-1.jpg (14065 バイト)ロサンゼルスの朝


旅行者にとってロサンゼルスでの移動手段は,メトロ(MTA)が一番です。バスと電車(地下鉄)があり,電車のほうは路線が少ないこともあって移動手段としては使いにくいところがありますが、バスはロサンゼルス中に張り巡らされていて,街角では必ず「M」のマークのバス停を見かけます。値段は$1.35で乗り換えもできる(最初に乗るときに「トランスファー」と言って25¢余分に払うと乗り換えチケットがもらえます)ので大変便利です。利用者は主に黒人やヒスパニック,アジア系などのどちらかというとマイノリティーの人達や,通勤に利用する会社員や学生が多いといった感じです。最初はちょっと冷や冷やしましたが、気をつけていればそれほど危険なことはありませんでした。

a-2.jpg (16802 バイト)MTAバス


最初の予定では陸路でティファナからメキシコに入る予定でしたが、スケジュールを考えると日程の半分がバスの中となってしまう可能性があるため、飛行機を利用することにしました。念のために日系の旅行代理店(トラベルオリエンテッド)をインターネットで探しておいたので役に立ちました。場所はLAX(ロサンゼルス国際空港)からも近いガーデナという,日本の企業やその駐在者が多く住んでいる街です。

アメリカは日本よりも飛行機会社が多いのでチケットも安いと思っていましたが、やはり出発の直前に購入すると高くなるらしくLAX〜グアダラハラ,カンクン〜LAXの往復で$497と予想外の大きな出費となってしまいました。

a-3.jpg (18789 バイト)「途方に暮れる」の図


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