メリダからバスで約1時間,メキシコ・マヤ文明最大級の遺跡といわれる「チチェン・イツァー」に到着。何もない大森林の中に現れた一大観光地という感じでした。
カスティージョ(スペイン語で城)
高度な文明は正確な暦をもっていることはよく知られることですが,マヤ人たちも独自の暦を造り上げていました。「カタツムリ」という意味を持つこのカラコルには春分・秋分を観測できる窓が作られているなど、その片鱗がうかがえます。
カラコル(マヤの天文台といわれています)
尼僧院の門
チチェン・イツァーでは生け贄がしょっちゅう行われていました。ツォンパントリは,生け贄になった人達の骸骨をさらしものにする場所だったらしい・・・。
ツォンパントリの骸骨の彫刻
森に棲むジャガーはマヤ人にとって神聖なモノであったらしく,遺跡の所々に彫刻や像が施されています。これはテオティワカンにもみられるもので、テオティワカンに代表される中央高原文明からの影響を受けているそうです。
ジャガーの神殿(見えにくいがジャガーと鷹が彫り込まれています)
千本柱の間
カスティージョより戦士の宮殿を見下ろす