小人閑居して不善をなす

ゲーム×バイク

貴重な青春の短い時間を、
無駄に過ごすどころか、
アニメとゲームにすべてを捧げていた俺。
人生マイナス計算
そんなことはさておき、今でも健在のジュニア小説
コバルト文庫の愛読者でもあった。
(作者の性別を確認しよう)
昔も今もやることは何も変わらないんだが、
ちょっとしたきっかけで、氷室冴子の作品群にハマり、
その当時発売されていた全40〜50冊まとめ買い。
当然すべて読破したが、何の役にも立たなかった。
時間と金のムダづかいである
いいんだよ。若いうちは何しても。
重大な犯罪以外はな。
そういう話題ではなく、氷室冴子の話だ。
きっかけってのは、「なぎさボーイ」という作品で、
これ、「多恵子ガール」(マチガイかも)と対をなす作品。
というのは、要はなぎさクンと多恵子ちゃんが繰り広げる、
プラトニックな恋愛小説を、
男の視点と女の視点の両方から作品にしたわけだ。
一粒で二度美味しい
と、当時は思ったね。
実際やってみると、4倍辛いことがわかるのだが。
ともあれ、こういうアイデアは他にも、
高千穂遥(これまたなつかしい)が
「クラッシャージョー外伝」と「ダーティペア」でもやった。
というわけで、今回のネタは、「三国一のバイク馬鹿」と対をなす。
最近、このホームページも読者が2分化していて、
バイク系とマニア系でそれぞれ片方しか読んでいないと推測する。
別にそれがイヤだってわけじゃないんだが、
両方読むと4倍面白いかも。

というわけで、本題。
ここんところ、「小人閑居」も「バイク馬鹿」もテイスト的に区別がつかんのだが、
同じネタでそれぞれの視点から書き分けてみると、
案外テイスト違うねえ
余談が思いっきり無関係だし。
でもって、タイトル通り、今回はバイクゲームの話なんだが、
もはや、お約束だと思うので書く。
バイクゲーム嫌いなんだよ。
なんか、書いててすごくイヤだな、自分自身が。
あんた、好きなゲームひとつもないじゃないか!!
いや、そんなこともないんだけど、なにせ、昔のシューティング野郎だから。
イヤついでに書いておくけど、
締め切りは今日だ! ゴーゴー!!
そういうタイミングでゲーム買うな!!
(いや、ちゃんと締め切りには間に合わせましたよ。念のため)
なんか、ほんのちょっと前まで、向こう(バイク馬鹿)で偉そうなこと言ってると思ったら、
何も変わってねえじゃんか。

いやいや、人間ってのはそうそう変わらないものなんだよ。
呆れたダメ人間ぶりはもうどうでもいいんだが、あまりにもナチュラルかつスムーズな会話を、ひとりの人間が普通に展開しているのは、
どういうことだ!?

気にすんなよ。ときどきいるでしょ、そういう人。
頭の空洞の中に、宇宙人が居候しているタイプの人ね。
そういう人のことは、放っておいてくださいね。お願いだから。
俺のことじゃねえか。

本題といった割には、全然本題がはじまってねえ。
バイクゲーム嫌いって話はしたな。
それなんだが、俺はあくまでも本物の「バイク乗り」なので、
ニセモノとしか思えないバイクゲーム大嫌い。
あれ、バイクを操ることを目的としたゲームじゃないもの。
だから、まあ、レースゲームといえば、車の方が好き。
車は免許も持ってないので、ニセモノしか知らない。だから、遊べる。
とはいえ、最近は車ゲーでも「シミュレータータイプ」とかいう、
かなりリアル系なゲームが人気。
それを反映したのかどうか知らないが、バイクゲームもかなりリアルらしい。
話が前後するが、俺は「シミュレータータイプ」の車ゲーム嫌い
車ゲームといえば「リッジレーサー」でしょ。
もうすでに、結論出ているんだが、ゲームだから「本物」である必要なし。
「本物っぽければ」OKだ。
だが、バイクゲームはそういうわけにはいかんのだよ。
念を押すようだが、「バイク乗り」だからな。
そういうわけで、俺が買ったのは、ナムコの「motoGP2」
前述の通り、バランス的にもGoodな(無難な)ゲームっぽいでしょ。
ナムコのレースゲームは、あくまでも「ゲーム」として面白いからね。
しかも、聞くところによれば、結構きちんと作ってあるらしい。
このへんの、バイクのライテク話はあっちへ
というわけで、やってみることにした。
結果から言うと、かなり良い
俺がバイクゲーム大嫌いだった最大の理由が解消されているからだ。
バイクは転倒する!!
偉い。こいつは偉すぎる
でも、何故今までやらなかったのかもすぐわかる。
難易度高すぎです
グラベル乗り上げれば転倒、ブレーキング中にフルバンクしたら転倒、
バンク中にアクセル全開すれば転倒(スリップ)、雨降ってれば転倒。
俺、まだまだやりこみ足らないし、鈴鹿サーキットしか走っていないんだが、
しかも、実際にバイクで鈴鹿サーキット走ったことないんだが、
ゲームでのタイムよりも速く走る自信アリ。
これは断言できる。
それはまあ、そもそもプレステのコントローラーでバイクを操る点に無理があるわけだ。
(これも嫌いな理由だ)
だからって、大型筐体でバイク型コントローラーをバンバンぶっ倒せばいいってもんでもない。
それゆえに、 バイクゲームはリアリティを追求すると失敗する。
そのことを、ナムコもセガも昔からわかっていたんだと思う。
いわゆる「ゲーム乗り」って奴で、デジタル的な操作をするから転倒するわけで、
アナログ操作をフルに活用して、「じわっ」と操作をしてやらないといけない。
これ、すげえリアル
だが、プレーは苦痛以外の何物でもない。
俺は修行僧か!?
マジで自問した。1時間以上連続してプレーできない。
集中力が途切れるとタイム落ち始めるし。
いや、すげえリアルなんだよ
念のため、フォローしておくと、
デジタル操作バリバリモードでプレーもできる。
それと、「シミュレーター機能」ってのがあって、これを使うと転倒する。
シミュレーター機能を使わなければ、何をしても転倒しない。
ありがちな攻略法として、
このコーナーは、右の看板の位置で、ブレーキボタン3回連打。
直後に十字キーの左を5回連打でクリアーできる。
こういうこともできる。
が、俺はそれやらない
車ゲームではやるが、バイクゲームではやらない。
目的が違うからだ
というわけで、修行を目的としていない場合、
「シミュレーター機能」は、クソゲー機能です。
プレーによって得られる爽快感のすべてをゼロにする機能である。
(ま、あくまでも下手クソな俺にとっては、ね)
当然、本物のバイクの運転と同様に、
その運転操作をマスターし、自由自在に走れるようになると、
爽快感が湧くんじゃないかと思う。
その前に、飽きそうな気もしているのだが。
あと、ちょっと言わせてもらえば、
モデリングがまだまだ甘いっすね。
車と違って、バイクは細部の作り込みが甘いとまるでダメ。
このへんは、次回作(次はドカのGPレーサー参加希望)でぜひがんばって欲しい。
欲を言えばキリがないんだけど、筑波とかFISCOとか、菅生とか、
日本のサーキットは全部網羅してもらえると助かる。特に筑波。
ここで言うべきことではないんだが、そういう目的で買ったので。

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