小人閑居して不善をなす
FF7は凄かった
肝心のゲーム制作もままならぬまま、なんとなく好き勝手な戯言を言うページを増やしてみました。
で、今回のお題はずばり
ファイナルファンタジー7
・・・このゲームはなあ、ジャンルで言うと俺の最も嫌いな部類のRPGなんだよ。
ストーリーがガチガチで、1通りのドラマでしかない。
これはもう、アドベンチャーゲームかインタラクティブシネマだよ。
だが、ハマった!
もう、オープニングでハマった。発売日に手に入れて1週間で終わった。
現在、2度目をプレイ中だ。
そんなことを自慢するのではない。やめられないんだよ、これが。
もう、麻薬中毒状態。
誰でも言っていることだけれども、ビジュアルの凄さだと思っている。
そして、サウンドの凄さ。
今後、いろいろと亜流が出ることも予想されるが、簡単には超えられないと思う 。
★
現在、マルチメディアという言葉が1人歩きしていて、少なくとも俺にはその言葉の意味がよくわからん。
(誤解されると困るので言い訳すると、意味はわかるが「マルチメディア」を謳う連中に限って、「これがマルチメディアです」と言ってのけるものを見せてくれていないことを揶揄しているのだ)
ちなみに、俺が「これはマルチメディアだ」と感じたのは・・・
ファイナルファンタジー7(説明は後述)
ガジェット
MYST(続編が楽しみである)
そして、ハードとしては、NECのCEREB(28型ワイドテレビをモニターとして家電パソコン)
こんなもんである。
最初に、NECの大快挙から言ってしまうと、これはもうパソコンがAVとオーディオを取り込んでしまうであろう近未来を先取りした製品。
ソフトも発売されず、ハードの売り上げが難航している(当たり前の話だ)DVDに比べると、よっぽどマルチメディアを実現したていると思う。
もちろん、製品としての魅力については、俺も全面的に肯定はしない(はっきり言うと買う気はない)。AVとしても、パソコンとしても中途半端な性能だからだ。
しかし、CEREBの形態は、家庭におけるパソコンのあるべき姿であることは間違いない。
あとは、こうしたハードをどう使っていくかだな。
メーカーだけでなく、ユーザーの見識もより向上すべきと考える(偉そうに)
それでもって、FF7に代表されるいわゆるゲームというジャンルを超えた、
マルチメディア・コンテンツ
の話をすると、これは「ハイ・クオリティな映像」と「ハイクオリティな音声」と、
パソコン、ゲームの持つ「インタラクティブ性」の融合を果たしている点が、
「マルチメディア」と断言する理由だ。
これはもう、新たな時代の始まりだ!
(断定的な物言いに嫌気がしている人。すみません)
絶対的なクオリティでは、「映像」でも「音声」でも映画に叶わない。そう言いたい人がいるのはわかるが、3者が融合した「マルチメディア・コンテンツ」はメディアの持つ「力」という点で、
映画をはるかに超えた次元に 立っている
仮に「FF7」が映画化されたとしたら(ありそうで恐いが)、俺は見ないね。
だって、映画だったら他にもっと優れている作品があるもの。
FF7がこの俺をここまで魅了したのは、「マルチメディア・コンテンツ」だったからだ。
極論すれば、ゲーム(特にRPG)としては最悪でしょう。
もう、ああいうゲームをRPGと呼ぶのはやめてくれ。とも言いたい。
2度目のプレイをして改めてそれを感じる。あのグラフィックには驚いた。
サウンドも凄い。ゲームで音に驚いたのは初めてだ。その後、ほかのゲームをプレイして音源のショボさにどれだけ苦しめられたことか。
インタラクティブ性はまだまだ稚拙だが、やはりこれは魔力だね。少々のストーリーの粗が気になっても、プレイする気が失せないもの。
ちなみにFF7を映画で見た場合、俺はエアリスが死んだ時点で見るのをやめる。
「ふざけんなよ。俺は本当の俺と会わせてやるって約束したんだよ! ストーリーの都合で勝手に殺すな!」
唯一、この点において、俺は逆上した。キチ○イと言われてもいい。
俺は現実の中では約束は守れない(守りたいと思っているのだが)ので、
ゲームの中では約束は守りたい!
まあ、このへんもインタラクティブ性の魔力なんだろうな。
映画じゃ、こういうハマり方は(少なくとも俺には)できないから。
(ちなみに2回目のプレイは、その約束をしないで終了するのが目的だ)
★
うーむ、ついつい逆上して読みにくい文になっているが、あえてそのまま載せる。
とにかく、この先「マルチメディア・コンテンツ」はどんどん傑作を生むだろう。
要求は一つ、通信を利用して「プレーヤー間のインタラクティブ性の実現だ」
どんな姿か予想できないが、多人数同時プレイ版「ウィザードリー」なんてのを想像しただけで、
もうたまらん。
'99年現在、遅ればせながら始めちまったよ。「ウルティマ・オンライン」
俺は現実に帰ってこれないね。きっと
こういう日が来るが早く来て欲しいなあ。
空から恐怖の魔王が降りて来る前に(笑)
確かに、俺はもうブリタニアの住人。地球のことなんぞどうでもいいや(笑)
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