令和2年5月8日発行

飛ケ森キャンプ場がオープン!4月26日安全祈願祭・テープカット・環境美化活動など
利用シーズンの到来を告げる恒例の飛ケ森キャンプ場びらきが、4月26日午前中に行われました。今年は、新型コロナウイルス感染防止のため、野外炊事イベントやアトラクションは中止し、実行委員会と地元関係者のみ約30名の出席で、安全祈願、テープカット、環境美化活動など例年より規模を縮小した形でシーズンの幕開けを祝いました。加藤博幸実行委員長は、「今年は諸事情により縮小したオープン行事となったが、感染症が早期に終息し、多くの来場者に施設利用を楽しんで欲しい。」と挨拶。小野寺明奥玉振興協議会長は、「年間を通して環境整備に努力されている地域の皆さんに感謝申し上げる。水質も改善し、秋までに屋外トイレの整備も行われる。室根高原の自然を体験できる施設として多くの愛好者に来てもらえるよう情報発信していきたい。」と祝辞が述べられました。櫻森神社の奥玉宮司による安全祈願、参加者代表による玉串奉てんの後、号砲を合図にテープカットを行い参加者全員で室根山を背景に記念撮影が行われました。式典終了後は、実行委員を中心に作業着に着替え、キャンプ場周辺のごみ拾いや池の泥上げ作業など環境美化活動にも取り組みました。

櫻森神社宮司による安全祈願祭

旧奥玉小学校跡地活用にかかる市長説明D(4/24)(株)オヤマの奥玉小学校跡地利用計画は白紙に!
水源調査も行わない、今後の方向性は地域の皆さんと相談しながら
旧奥玉小学校跡地活用に係る第5回目の市長説明が4月24日、午後3時30分から、奥玉市民センターで行われました。市側の出席者は、勝部修市長、森本竹広商工労働部長の2名、奥玉振興協議会からは小野寺会長と村上事務局長が出席し懇談形式で説明を受けました。

(勝部市長の説明内容)本日、旧奥玉小学校跡地の利活用関係で(株)オヤマ社長と室根支所で直接話し合いを行った。その結果、(株)オヤマによる旧奥玉小跡地の利活用計画については正式になくなった。白紙に戻った。(株)オヤマ社長からは、現在進めている国の補助金を活用した気仙沼市内での工場建設に向けて、引き続き努力していくとの方針が示された。会社の方針を尊重し、市長としても決断した。旧奥玉小学校跡地については、企業誘致の可能性を含め水源調査を計画したが、(株)オヤマの強い意向もあったので一定期間推移を見守ってきたが、いつまでも待てないので一定の区切りを付けた。旧奥玉小跡地については、今後地域の皆さんと相談しながら方向性を検討していきたい。従って、予定した水源調査についても行わないこととした。本日は急きょの説明となったが、この件について、役員会等での説明が必要であれば改めて伺うので日程調整願いたい。

以上のとおり説明が行われた後、閉校後の管理や環境整備の課題などについて懇談が行われました。
※写真:勝部市長(左)より説明を受ける出席者(奥玉市民センターロビー)

奥玉小学校閉校後の跡地利活用計画(これまでの経過)
平成29年10月13日
奥玉小学校跡地利用に係る一関市の方針説明あり
平成29年10月30日
(株)オヤマによる現工場の移転構想説明会の開催(奥玉市民センター)
平成29年11月8日
奥玉小学校跡地利用について運営委員会Hで協議・意見交換
平成29年11月17日
「奥玉小学校閉校後の跡地活用に係る住民懇談会」急きょ中止(以上の経過について振興協議会だより7号詳報・掲載)
平成30年1月31日
奥玉振興協議会としての意向を市長宛に文書回答(会報10号・11号で掲載)
平成30年3月29日
平成30年度奥玉振興協議会総会で市長代理から説明あり(会報12号掲載)
平成30年3月31日
奥玉小学校閉校(145年の歴史に幕)
平成30年9月27日
奥玉地区「地域のくらしを考える会」で意見交換(会報18号掲載)
平成30年12月15日
旧奥玉小学校跡地活用にかかる市長説明@
・臨時運営委員会・行政区長合同会議で勝部市長から「これまでの情報は一度整理し、これからの情報の出し方は全て自分が管理する」「企業誘致の前提となる水源の調査を行いたい」との内容説明あり(会報21号詳報・掲載)
平成31年3月7日
旧奥玉小学校跡地にかかる水源調査の説明A
・臨時運営委員会・行政区長合同会議で商工労働部長・千厩支所長から「水源調査のスケジュール等」について説明あり(会報23号詳報)
令和元年9月6日
旧奥玉小学校跡地活用にかかる市長説明B(会報29号詳報)
令和2年2月6日
同上市長説明C(会報34号詳報)
令和2年4月24日
同上市長説明D内容は前記のとおり

「仙台領奥玉村と寛政一揆」を自費出版千葉貞一さん(奥玉地元学研究会員)市民センターに寄贈
東磐史学会会員・奥玉地元学研究会会員の千葉貞一さん(76歳)が、このほど「仙台領奥玉村と寛政一揆」を自費出版し、奥玉市民センターにも1部寄贈されました。この研究書は、奥玉村の百姓を率い、仙台藩農政に異を唱えた郷土の先人「上奥玉村菊右衛門と与太夫父子」に関する長年の研究成果や一関領中奥玉村百姓一揆の蜂起経過等が詳細に記録されている「古文書・寛政騒動記」の解読・研究、そして、今から220年以上前に遡る「寛政一揆」への深い考察など、千葉さんがこれまで全国各地を調査し、まとめ上げた集大成版ともいえるもので、大変貴重な郷土史の研究書となっています。巻末付録には「寛政一揆の関連地図」も詳しく載せてあります。

また、本書には、奥玉村に関わりのある幕末の剣豪「矢田武貞(源之丞)」を巡る剣友「山田一郎」、「太田行蔵」、「千早泰膳」等4名の若者たちの素顔や思想、それぞれの生涯などについても、自ら収集した資料や書簡と共にまとめ上げられています。奥玉出身の千葉さんは、町内の印刷会社に勤務していた当時、41歳で仙台一高通信制を卒業された無類の努力家。所属する会誌「東磐史学」に10年ほど前から幾度となく寄稿し、並々ならぬ情熱をもって郷土史の探求を続けられています。(本書は、A4版140ページ、限定150部
出版、頒価3,500円)
お問い合せは、千葉貞一さん電話52-5351
奥玉地元学研究会の移動研修会(H30北上市)参加者後列左端が千葉貞一さん
「仙台領奥玉村と寛政一揆」の表紙

令和元年度奥玉振興協議会会計収支決算見込み

※収益事業会計は、市との協定に基づく指定管理料収入及び施設利用料金収入等の会計です。
※公益事業会計は、奥玉振興協議会の運営会計(ひと・まち応援金を含む)です。

千厩維新館の音響設備補修工事屋内縦型スピーカー設置、屋外スピーカー取り付け
千厩維新館の屋内音響設備は、スピーカーの故障により長年利用できない状態にありましたが、今年度の市予算で縦型スピーカーを新たに設置し、音響設備が利用できるようになりました。また、屋外にスピーカーを取り付け、お祭りなどイベント開催時に容易に活用できるようになりました。
なお、屋外用のアンプ1台(中古)をこの度(株)角蔵様から御寄贈いただきました。
屋外スピーカー設置作業
屋内縦型スピーカー(左右)

お知らせ
◆「菜の花畑」は今が見頃!イベント“見る会PartV”は中止
遊休農地を活用した景観形成事業の「菜の花畑」が5月連休で見ごろを迎えました。地域振興部会で3年前から取り組んでいるこの事業は、これまで「菜の花を見る会」のイベントを開催し、地域の皆さんと共に楽しんできましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で「菜の花を見る会PartV」は中止せざるを得ませんでした。菜の花の見頃はしばらく続きますので、どうぞゆっくり鑑賞に訪れてください。

◆春の地域安全運動(4/6〜15)期間中、児童の見守りなどを実施
春の地域安全運動の期間中、奥玉地区の防犯パトロール隊では、通学時間に合わせスクールバス停留所などを中心に子どもたちの見守りやパトロール活動を行いました。防犯パトロール隊では、奥玉駐在所と連携して毎月第2・4金曜日に青色防犯パトロール活動を行っています。なお、防犯協会奥玉支部等で例年行っている「一人暮らし高齢者等の訪問活動」は諸般の事情により当分の間延期されました。


(※新型コロナウイルス感染防止対策等で、確実な行事日程がお知らせできませんので今月は省略します。)
★発行:奥玉公民館電話:0191(56)2950FAX:0191(56)2906皆さんからの情報をお待ちしています。

◆編集後記◆
「全体を見る目」「読み解く力」を!
自粛要請の中、ゴールデンウイークも終了。依然として新型コロナウイルス感染症の拡大や市民生活への影響が懸念されます。
市民センター施設も5月10日まで利用休止状態にあり、11日以降は市民に限り利用可能になりそうです。
旧奥玉小学校跡地の利活用計画については、市長説明により一旦白紙に戻りました。改めてこれまでの経過を整理してみると、紆余曲折、時々に応じたそれぞれの事情や思惑が見えてきます。
郷土史研究家の千葉貞一さんが「寛政一揆」に関する長年の研究成果をまとめ自費出版されました。百姓一揆の古文書でも、それぞれ置かれた立場で記録内容や表現が大きく異なることも指摘されており、一方に偏らない「全体を見る目」「読み解く力」の重要性を感じさせられました。
今月号の紙面編集も苦戦の連続。何とか休刊だけは免れました。(達)

耕起を終えた田に水を引き、代掻きの準備。初夏の「璞玉の郷」は「水の郷」。
鏡のように平らに仕上げられた代田が田植えを待つ頃、蛙の声も一斉に大きくなる。