令和2年 4月10日発行

奥玉の「種蒔桜」今年は4月5日に開花
解説板やのぼり旗を設置し「地域の宝」をPR
今年は例年より10日ほど早く、4月5日に推定樹齢400年超の市天然記念物「種蒔桜」の開花が認められました。
奥玉振興協議会では、「稀に見る名木」の姿や「地域の宝」を大切にする取り組みを広く知って欲しいとの願いから、新たに「のぼり旗」を作成し、開花に併せて周辺に設置しました。
みなさん見頃のうちにぜひ足を運んでみてください。


専門部会で「種蒔桜」周辺の環境整備も実施!
奥玉振興協議会 地域振興部会(藤野正行部会長)では、3月10日午前9時から約1時間半、市天然記念物「種蒔桜」周辺の環境整備作業に取り組みました。
この種蒔桜は、稲の種を蒔く時期になると桜の花が咲くことから、古来より農作業の目安とされてきており、数年前から奥玉振興協議会では、所有者の了解や教育委員会の許可を受けて樹木医による診断に基づく樹勢回復の事業などにも取り組んできています。
 この日は朝から小雨の降る生憎の天気でしたが、部会員等16名が参加し、種蒔桜の眺望を妨げている周辺の竹やぶの伐採や伐採した竹や雑木の片付け作業を行いました。
 藤野部会長は、「今日は天候の悪い中にもかかわらず作業に協力いただき感謝します。新型コロナウイルス感染症の影響もあり作業実施を迷いましたが、短時間で終えることができました。今年も、農作業の開始時期に合わせて見事な花を咲かせてくれることを願っています。」と参加者に労いのことばを述べました。
また、振興協議会では、昨年の台風19号で破損した解説板についても、元年度事業として新たに更新・設置しました。看板本体は縦90センチ、横150センチのアルミ製で、カラー写真付きで種蒔桜の説明が記載されており、3月23日と24日の2日間には、役員や地域住民が見守る中、業者による設置作業が行われました。
 看板の設置に当たっては、市文化財担当課と設置場所の埋蔵文化財包蔵確認や予算確保などの協議を行いながら進めましたが、市予算での設置は数年先になる見通しから、今回は協議会独自の事業予算での対応となりました。
(写真)環境整備作業に参加した地域振興部会員のみなさん

新発見! 室根山古道で石造仏 大日如来坐像
室根山古道の中程に新たな石造仏が発見され、地域史や地元学研究者の間で大きな話題となっており、3月27日に市教育委員会文化財課担当職員等による現地調査が行われました。
 貴重な石仏の第一発見者は、今年既に十回以上室根山に登っているという登山愛好家の小野寺敏一さんで、3月始めに登山中、一息ついた場所で偶然発見したもの。小野寺さんによれば「何か視線を感じる」と見上げた先にあった石仏らしきものを写真に収め、地元の郷土史研究者などに情報提供したことからこの日の現地調査に至ったもの。
場所は、荒沢不動尊より室根神社方向に徒歩で約20分ほど登った左側の岩崖の上。調査に当たった畠山篤雄文化財調査研究員によると、磨崖仏ではなく、単体の石に彫られて安置された石仏(金剛界大日如来坐像)と判明。法量(仏像の寸法)は総高87センチ、最大幅48.8センチ、厚さ17.8センチ。刻字については、「安政五戌午年 開眼導師蓮華院 世話人□□ 同 當蔵 奉納 石工 宝作」などが読み取れる貴重な発見例で、今後の地域史の調査研究に大きな役割を果たすものと期待されます。
郷土史研究家の菅原一郎氏の著書「悠久の文化 室根山伝説」(平成20年発行)にも「黒沢の祠と灰仏座像」の頁に、一般に知られていない石刻の如来像の存在や「弘法大師の目洗い石」のことが述べられており、霊峰室根山の歴史ロマン探訪は、今後の詳しい調査結果を待つことになります。
(写真右)石仏を調査する畠山調査研究員
新発見の石仏(大日如来坐像)
現地調査のみなさん(中央が発見者の小野寺敏一さん)
菅原一郎氏の著書「悠久の文化 室根山伝説」

飛ケ森キャンプ場びらき 4月26日 例年より縮小して開催 
飛ケ森キャンプ場の利用シーズンの到来を知らせる恒例のキャンプ場びらき行事は、4月26日に行われます。
しかし、今年は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、規模を縮小して主催者のみで開催することが3月27日の実行委員会で決まりました。
当日は、安全祈願、テープカット、周辺の環境整備活動などが予定されています。
オープニング行事は縮小されますが、キャンプ場は水質も改善され、秋までに待望の屋外トイレも整備されますので、自然豊かな源流の森へぜひ一度足を運んでみてください。

丸与奥玉鰍ェ手作り布マスク寄贈 新型コロナウイルス感染防止 奥玉保育園と特養ホームひなた苑へ 110枚
新型コロナウイルスの感染防止対策用マスクが不足するなか、丸与奥玉株式会社(畠山憲一工場長)では、4月7日に社員手作りの布マスクを奥玉保育園と特別養護老人ひなた苑に寄贈しました。
 この布マスクは、社員の衛生管理用に発案され、同社が製造する紳士服や子供服の端切れを活用し、本業の合間を見ながら作成されたもので、作り貯めたものに余裕ができたため、日頃お世話になっているという地元奥玉の2施設に寄贈されたものです。
 この日は、畠山工場長が2施設を訪問し、作り貯めた250枚程の中から奥玉保育園の佐藤一恵園長に40枚、ひなた苑の菅原由美施設長に70枚がそれぞれ直接手渡されました。
 畠山工場長は、「端切れを活用した社員の手作りなので、衛生的に心配な方は洗濯などして使用して欲しい。マスクはなかなか手に入らないが、心を込めしっかり縫製してあるので役立てていただきたい。」と話していました。


奥玉保育園で入園式 43名の園児で新年度スタート
奥玉保育園の令和2年度入園式が4月6日(月)、園ホールで行われました。今年の入園式は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、来賓や在園児の出席はなく、園長ほか数名のスタッフのほか新入園児とその保護者のみの出席のもと短時間で行われました。
今年の新入園児は、0歳児4名、1歳児2名、2歳児1名の計7名で、園全体では昨年より8名減の43名で新年度がスタートしました。
入園式当時も在園児はお外で元気に走り回っており、新入園児は、式終了後にお父さんやお母さんと一緒に記念写真に収まっていました。
「園児のみなさん、ご入園、ご進級おめでとうございます。たのしいことがいっぱいあるおくたま保育園で、あたらしいおともだちとなかよく、たくさんあそんで、たくさんわらって、げんきいっぱいすごしてください。」

在園児のみなさん
ひよこ0組(0歳児)
ひよこ1組(1歳児)
すみれ組(2歳児)

春の地域安全運動・春の全国交通安全運動2020 運動期間 令和2年4月6日(月)〜15日(水)までの10日間
■ 地域安全運動の重点
 1 特殊詐欺の被害防止
 2 子どもと女性の安全確保    
 3 鍵かけの励行
■ 交通安全運動の全国重点
 1 子供を始めとする歩行者の安全の確保   
 2 高齢運転者等の安全運転の励行
 3 自転車の安全利用の推進

3/25奥玉地区防犯パトロール隊の打合会

お知らせ


4月の異動で転出・転入された奥玉地区公職者等のみなさん
転出されるみなさん大変ありがとうございました。 転入されるみなさんよろしくお願いします。

◆転出者  奥玉保育園長  及川 由美 様(室根こども園 園長へ異動 在任1年)
        奥玉郵便局長  鈴木  航 様(下有住郵便局 局長へ異動 在任1年)
◇転入者  新奥玉保育園長 佐藤 一恵 様(千厩保育園 園長より 再任用)
       新奥玉郵便局長 細川  晃 様(曽慶郵便局 局長代理より)
 
例年、奥玉振興協議会主催で行っておりました「奥玉地区公職者等歓送迎会」については、諸般の事情から中止とさせていただきました。
なお、転入者のコメントなど詳細は市民センター広報等で紹介させて頂きます。


★発行:奥玉公民館電話:0191(56)2950FAX:0191(56)2906皆さんからの情報をお待ちしています。

◆編集後記◆
室根山古道の魅力 いつも新鮮な発見!
何十年経っても樹齢四百年から歳をとらない奥玉の「種蒔桜」が、今年も見事に開花しました。昨年の開花日は4月16日でしたのでかなり早まりました。おくたま農産の春耕起も終盤に近く、農事の時期もそれだけ早まっています。石仏第一発見者の小野寺敏一さんは奥玉のスタンドに勤務しながら、休日を利用し夫婦で古道の散策や山登りを楽しんでいます。「何度行っても新鮮な発見がある」と古道の魅力を語られると嬉しく、協議会の環境整備作業にもやり甲斐が出てきます。
 今月号で「協議会だより」も発行丸3となりました。毎号様々なご意見や感想を頂き感謝しています。緊急事態宣言が発令される状況のなか、今月号の紙面に「新型コロナウイルス」の文字が何箇所出てきたでしょうか? 行事や会合などの自粛、中止が長引くと、この広報紙も休刊や廃刊に追い込まれるかもしれません。(達)

耕(たがえし)は「田返し」の意、作業は 人力や牛、馬を経て トラクターの時代に変遷、おくたま農産の耕起作業も本格化、耕すことから農事は始まります。