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東磐井地方の百姓一揆!動機や結末は如何に
地域おこし歴史懇話会(鈴木幸彦会長:盛岡市=当日の講師)が主催し、奥玉公民館と奥玉地元学研究会(武者昭一会長)が共催する奥玉地区成人講座「歴史講演会」が、3月8日(火)午後1時30分から同公民館集会室で開催されました。
「寛政九年東山地方の百姓一揆と指導者たち〜資料的側面からの問題点〜」と題し、資料的側面からの問題点を探りました。寛政九年(1797)3月から4月下旬に、仙台以北伊達領全域にわたって起きた百姓一揆の内、東磐井地方の農民たちの動きと首謀者とされる上奥玉村の菊右衛門父子の実在性について、各種資料をもとに解りやすく解説していただいた。 「寛政九年仙台領百姓一揆史料」や「重寶記」(花泉町永井 八木家史料:一関藩からの伝達事項を書き写した記録)などの史料から、一揆勢の首謀者、規模や進路、一関藩の対応、嘆願書の内容、結末を比較検証した。 地域おこし歴史懇話会主催の講演は、昨年の近世地域史研究入門講座に続き2回目、地元学研究会会員を中心に東山町や気仙沼市からの参加者を含む40人が受講した。
解説する鈴木講師 |
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