奥老連健康増進研修事業 3月4日〜5日

 奥玉老人クラブ連合会(藤野福男会長)と奥玉公民館が主催する健康増進研修事業が、3月4日〜5日の1泊2日の日程で行われ、今年も西和賀町湯川温泉「高繁旅館」に7老人クラブの会員ら34人がお世話になりました。
藤野会長から「温泉に浸かって心身を休めていただきたい。健康こそが人生最大の宝であり財産である。地域のため頑張っていただきたい」と挨拶があり、日頃鍛えたおいとこ踊りや得意のカラオケなど歌や芸の披露もたくさん飛び出し、親睦と交流、そして何より心の健康増進が図られました。
2日目は、「シルバー演劇の取組みについて」と題して、西和賀町社会福祉協議会高橋純一事務局長さんを講師に、高齢者や障害者が演劇活動を通じ社会参加促進、生きがいづくりを目的とした活動の取り組みを伺いました。きっかけは古くから各種芸能が盛んな土地柄で演劇も同様であったうえに、平成5年に「銀河ホール」が竣工開館したこと。メンバーはまったくのド素人を集めた劇団で毎年新しく組織される。平成11年から地元は勿論、北上市や横手市で公演を行っており19年には東京公演も行った。稽古は週2〜3回2時間ずつ3ヶ月間行われ、他人に迷惑が掛かることを気にしてみんなが必死で台本を覚えてくる。それだけに終わると「だまされたけど良かった。もう一度やりたい」とみんなに言われるといいます。今年の演目、生前葬をテーマにした「いってらっしゃい気をつけて」公演がスクリーンで紹介された。平均年齢75歳の21人が出演。秋田弁で演じているため聞きづらいが、ユニークな作品に仕上がっていて思わず拍手喝采を送りたくなりました。

近世地域史研究入門講座 2月26日

2月26日、地域おこし歴史懇話会(鈴木幸彦会長)が主催、奥玉公民館と奥玉地元学研究会(武者昭一会長)が共催する奥玉地区成人講座「近世地域史研究入門講座」が、午後1時30分から4時まで同公民館集会室で開催されました。 講師は歴史懇話会の鈴木会長が務め、なぜ近世史なのか、地域史研究の手順や奥玉字刈屋野菊地家の研究成果についての講義を36人が受講しました。 近世史は史資料が厖大に残されている。まず身近なところから、例えば石碑や古文書の書写。次ぎに聞き取り、出版物の調査、自分なりの解読と解釈をしてみることが大切。古文書の中でも「文書」は最重要史料で「記録」が次ぎに来て、「編著」は価値、信憑性が劣るとされました。
 菊地家の研究では略系図を基に一関藩士菊池家と刈屋野菊地家のつながりや古文書の解読にも触れました。藩の士分に取り立てられたこと。御礼口上を申し上げたこと等の解説がありました。詳細は東磐史学第24号抜刷平成11年(1999)8月「一関藩医下奥玉菊地家由緒素描」に載っている。

奥老連お茶ぱたきカルタ大会 1月28日

 第12回奥老連お茶ぱたきカルタ大会(藤野福男大会長)が1月28日、奥玉公民館日本間で行われ、天ヶ森の2チームを含む全老人クラブから8チーム、60人の参加がありました。 大会は、トーナメント戦で各男女2人づつが同時に対戦、男性と女性が取った絵札の総数で勝敗が決する。初戦から白熱した戦いが行われ、年齢層の若い寺花チームが優勝、前回欠場の中日向が準優勝に輝きました。
 併せて健康教室も開催された。市内で「もったいないや」を運営する小野寺タキノさん(入山沢出身、一関市真柴在住)を講師に「わたしの生きがいづくり」と題して、自らの生い立ちから近況、生きがいを語っていただきました。

消防ポンプ車納車祝賀会 1月24日

 一関市消防団千厩地区第3分団第2部の火防安全祈願並びに消防ポンプ車納車祝賀会が1月24日、文化財防火デー火災防御訓練終了後の午後2時から奥玉公民館で行われた。

奥玉保育園フェンス飾り寄贈 12月4日

 奥玉振興協議会(菅原一郎会長)から奥玉保育園(昆野範子園長)にフェンス飾り(10万円相当)が寄贈されるセレモニーが12月4日同園庭で行われました。 今回の寄贈は、奥玉郷友会(金野龍一会長)から創立30周年を記念して、地元のために残るものに役立てて下さいとしていただいた10万円の寄附を基にしたものです。 セレモニーでは、菅原会長から昆野園長に寄贈品目録が手渡され、同園長と父母の会金野美代子会長がそれぞれ謝辞を述べました。


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