古くから伝わる言い伝えをもとに「地蔵田」のお田植えが、5月20日午前奥玉字坂下地内で行われました。地蔵田の場所は、昭和30年代はじめまで残されていましたが、その頃の第一次区画整備でなくなったと言われ、地蔵田伝承会(伊藤薫代表)が16年春に伊藤薫さんの水田に復元し4年目を迎えたものです。地蔵院の大場浩俊住職が、設置した地蔵様に焼香し、五穀豊穣・安全祈願の供養を行い、大場住職が植え初めをしました。 晴天に恵まれ、千葉直喜さんらの指導で、千葉カノエさんの田植え歌などにあわせ、寺子屋生(書道塾などに通う子どもたち)や寺院役員・地域関係者など約40名の手で円形の田んぼ約2アールにひとめぼれの苗をにぎやかに手植えしました。(写真上右・下左)たばこどきに小豆ごはんで作ったおにぎりや漬物、ジュース等いただき黄金の波となり収穫できることを祈りながら、慰労がされました。(写真右下)秋の地蔵講で本尊の水引地蔵等に奉納し、収穫祭が行われます。 一方、周りの基盤整備水田の田植え作業もおくたま農産で効率よく行ったことにより昨年10日かかっていた田植えも一週間17日までに終了し、奥玉地区内ではあともう少し残っています。
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