「最後まで あきらめず べストをつくせ」晴天のもと奥玉小大運動会=5.26
徒競走や親子競技「熱帯低気圧」など多彩な種目で

平成19年度一関市立奥玉小学校大運動会が、5月26日に「最後まで あきらめず ベストをつくせ」をスローガンに奥玉小校庭で行われました。前日の雨も上がり晴天のもと絶好の運動会日和で23種目で競いました。 優勝旗の返還のあと三浦哲朗校長があいさつし、荒川透奥玉小PTA会長がお祝いの言葉をのべ、運動会の歌や準備体操に続き応援合戦も繰り広げられました。132名の児童の父母や祖父母、来年度入学児、中学1年生、来賓など多くの方々が声援をする中、一等に赤、二等に黄、三等に青のリボンや団体優勝旗も贈られ、各学年とも一生懸命でした。 100メートル徒競走(写真左上)3・4年親子による「熱帯低気圧」(写真右上)や1・2年の親子玉入れ(写真下左)、「応援合戦」、全校踊り「在郷サンバ」表現「あらたま」「紅白リレー」など見ている人も参加できるなど多彩な運動会種目でした。競技の前に小学校に関根4兄弟から贈られた太鼓の披露と打ち初め式も行われました。(写真右下)

坂下地内の「地蔵田」のお田植え=円形の田んぼで子どもらが
五穀豊穣・安全を祈願し5月20日に約40名が参加して

古くから伝わる言い伝えをもとに「地蔵田」のお田植えが、5月20日午前奥玉字坂下地内で行われました。地蔵田の場所は、昭和30年代はじめまで残されていましたが、その頃の第一次区画整備でなくなったと言われ、地蔵田伝承会(伊藤薫代表)が16年春に伊藤薫さんの水田に復元し4年目を迎えたものです。地蔵院の大場浩俊住職が、設置した地蔵様に焼香し、五穀豊穣・安全祈願の供養を行い、大場住職が植え初めをしました。 晴天に恵まれ、千葉直喜さんらの指導で、千葉カノエさんの田植え歌などにあわせ、寺子屋生(書道塾などに通う子どもたち)や寺院役員・地域関係者など約40名の手で円形の田んぼ約2アールにひとめぼれの苗をにぎやかに手植えしました。(写真上右・下左)たばこどきに小豆ごはんで作ったおにぎりや漬物、ジュース等いただき黄金の波となり収穫できることを祈りながら、慰労がされました。(写真右下)秋の地蔵講で本尊の水引地蔵等に奉納し、収穫祭が行われます。 一方、周りの基盤整備水田の田植え作業もおくたま農産で効率よく行ったことにより昨年10日かかっていた田植えも一週間17日までに終了し、奥玉地区内ではあともう少し残っています。
地蔵田の由来はこちら

19年度事業計画等承認=奥玉老人クラブ連合会総会で
「高齢者の交通事故防止のために」交通安全講話も=5.17

平成19年度奥玉老人クラブ連合会総会が、5月17日奥玉公民館で開催され、代議員など45名が出席して平成19年度活動方針・予算などが全員一致で承認されました。 藤野福男会長が「18年度は会員の皆様の協力により計画した各事業について、まがりなりにも成果を得たと思います。安心・安全委員会による子ども達の下校時の見守りについては関係者よりお礼をいただいきました。支部事業にもすべての事業に参加しそれなりの成績を納めることができました。これからもいつまでも笑顔で元気で長生きをし、家庭、地域に役立つ高齢者であり、老人福祉の向上に努めたい。」とあいさつ。(写真左)小野寺篤市支所福祉課長補佐、藤野寿男市議会議員から「地域活動子どもの見守り活動に協力いただきありがとうございます。今後益々の社会参加活動をお願いします。高齢者社会で老後をどう生きるかが大事。皆様を頼りにしている方々が多くいます。ご活躍を」などのご祝辞をいただきました。議長に及川正義さん(町下)を選出し、18年度事業報告・決算や19年度事業計画・予算が全員の拍手で承認されました。 終了後、「高齢者が交通事故にあわないために」と題して市専任交通指導員の五嶋秋子さんから交通安全講話を頂きました。「千厩警察署管内で昨年8人のうち7人が高齢者の死亡事故。いずれも夕方からが多く、高齢者は視力・判断料・動作が衰えている。『視野が狭くなることから、錯覚にまどわされないで』事故防止に努めて下さい。歩行者も明るい色の服装と夜行反射材を身に着けましょう。」とお話がありました。(写真右)

おくたま農産になって初の田植え作業=一斉に5月10日から
新たな集落営農組織のもと転作作物も集落の英知を集めて

新緑がまぶしい奥玉の地(写真上左は、奥玉公民館前から室根山を望む、上右は八坂神社=お天王様の新緑)にも田植えのシーズンが到来しました。奥玉地区内で基盤整備した水田のうち約100haを農事組合法人おくたま農産になって初の大型田植機を一斉に稼働させて田植え作業が5月10日から始まりました。 今年は水にも恵まれ、代掻き作業も順調に進み、晴天下のもと8台の田植え機がオペレータの手によって大きく育った苗を植えていました。(写真下は、14日女聖地内)奥玉地域内でも基盤整備外も25日頃までにはすべて終わる予定です。 また、転作作物として大豆・枝豆スイートコーンなどの作物に農家の安定収入確保と集落の英知を集めて取り組みが進められています。新たな農業施策の下で挑戦する農業が始まりました。

千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」がスタート=5月12日
大東町第18回エビネ・山野草展を24名が見学、講習会も受講

奥玉公民館が担当する平成19年度「四季の山野草・園芸コース」は、定員を1人上回る36名の受講申し込みがあり、5月16日に開催される開講式に先がけての第1回目講座が5月12日、24名の参加を得て大東町大原勤労者体育館への移動研修という形で行われました。 受講生は、展示会場の半分を占める花の形が多種多様なエビネやシラネアオイ、シュンランなどの山野草約430点を観賞、同会場内で開催された「山野草の育て方」と題した講習会を地元の方に混ざって受講しました。聴衆が50人を超えた講習会では、岩手エビネ愛好会の松井哲氏が「今日は千厩地域大学の受講生がおいでになっております。」と紹介下さり、当方で準備した資料を基に講義を進めて下さいました。「この地域ではキエビネとサルネンエビネが一般的である。植え付けは花が終わった6月中旬ころが望ましい。肥料は年に2回、春はチッソ系、秋はリン酸系を与えると良い。水捌けが悪いと根腐れを起こす。ハダニは同じ薬を使い続けると抵抗力がつき効かなくなる。」など、エビネの各部分の名称から栽培のポイントまで、質問も含めて約1時間、初心者にも判りやすく講義してくれました。次回は5月25日、奥玉公民館で一関菊花会の佐々木武宗夫氏を講師に「菊の育て方と培養土づくり」を学びます。

新緑の下で飛ケ森キャンプ場びらき=昭和の日に260名が参加して
室根山バックに根山打ちばやしや濁沼田植え踊りの奉納行事も

「昭和の日」の4月29日、飛ケ森キャンプ場びらきが新緑の下で関係者・森林愛護少年団・地元地区民など約260名が参加して行われました。 神事に続き、千葉照嘉実行委員長が「暖冬だったにもかかわらず桜は蕾ですが、雄大な自然の中で町内外から多くの利用がある。地元や関係者のご努力によって管理されている。春は桜、夏は自然豊かで可憐な野草、秋には紅葉とシーズンをとおして楽しめる自然豊かなキャンプ場です。おおいに利用されることを期待いします。今日一日ゆっくり楽しんでほしい。」とあいさつしました。一関市長代理千厩支所千葉幸男産業経済課長、藤野寿男市議会議員らからの来賓祝辞に続き、花火を合図にテープカットで開幕を告げました。 開幕を待っていたかのように、新緑の下で奉納行事として室根山をバックに「根山打ちばやし」と「磐清水・濁沼田植え踊り」演奏も奉納披露されました。奥玉森林愛護少年団員にも参加していただいたほか、桜のつぼみを前に一足早い花見を兼ねて訪れた家族連れなども多く、にぎわいました。 飛ケ森キャンプ場は5月1日から10月末日まで利用でき、申し込みは奥玉公民館(電話0191−56−2950)まで。自然派キャンプ場として、炊事施設等あるのみですが、本来にかえってのキャンプや野外活動・自然体験ができる場として活用が図られています。

奥玉の平成19年4月28日現在の桜の様子から
満開ですが、花のつきかたは、例年に比べていまいちです

奥玉公民館前の桜並木

今年の種まき桜の様子

安養寺門前の桜

字天梅地内の通称「一本桜」


「『生きる命を守る』婦人会活動の原点を見つめ、女性として行動を」
平成19年度奥玉婦人会総会で事業計画・予算等全員で承認、活力ある展開を期待

平成19年度奥玉婦人会(宍戸一枝会長)の総会が、4月15日奥玉公民館で約40名が出席して開催されました。宍戸会長から「昨年はみなさんのご協力で各種事業を展開してきた。婦人会は『生きる命を守る』活動であり、奥玉婦人会は昭和21年発足した歴史ある会であります。婦人会の果たす役割は大なるものです。婦人会の活動に今後ともご協力を。」とあいさつ。(写真左下)。来賓として、藤野宣子千厩町婦人協議会長、菅原一郎奥玉振興協議会長らから祝辞があり、「婦人会の皆さんは、自分達でやるという明るさパワーを持った女性達であり生き生きする婦人会であってほしい。」(藤野会長)「住みよい地域をつくるには、地域の組織で見つめて行かなければならない、それには婦人会の活力が必要であります。」(菅原会長)等とのべられました。 議事に移り、伊藤鶴子さんを議長に選出し各議案とも全員の拍手で承認され「組織の充実と活性化。女性の地位向上・教養を高める研修。社会福祉活動推進。くらしを考え環境浄化活動」などの活動方針や予算が確認され、活力ある展開が期待されます。役員改選では会長に宍戸一枝さん、(再任)副会長に畠山浩子さん(新任)、太田みきさん(新任)が選出されました。

新入生26名を迎えが元気いっぱい=平成19年度奥玉小学校入学式
三浦哲朗校長から2つの約束のお話や来賓から励ましのことばも=4月9日

平成19年度一関市立奥玉小学校(三浦哲朗校長)の入学式が、4月9日に来賓や保護者が見守る中、同校体育館で行われ、26名の元気いっぱいの新入生を迎えて全校で132名となりました。 ひとり一人が呼名され、元気に返事があり、三浦校長から「今日の日を楽しみにしていました。やさしい兄さんお姉さんが多くいます一緒に勉強しましょう。2つの約束として@元気なあいさつをしましょう。A自分のことは、自分でやりましょう。自分で用意できるようになりましょう。」と式辞がのべられました。(写真左上)市教育委員会告辞が代読され「@あいさつを元気にしましょう。A先生や友だちのお話をしっかり聞きましょう。Bみんなと仲良くしましょう。」とありました。千厩地域自治区長代理の小野寺洋一事務長から「学校と家庭、地域がお互いに協力しあい教育しなければならないので、ご指導をお願いします。」とあり、加藤つる子奥玉保育園長ら来賓祝辞・紹介に続き、入学祝品授与がありました。 一年生を迎えることばが、6年生の新田あきほさんから「入学してくるのを楽しみにしていました。学校は色んな行事が沢山あり楽しい所です。一緒に勉強したり遊んだりしましょう。夏にはプールもあります。何でも話して下さい。」とのべられ(写真右上)、教職員13名も紹介されました。(写真左下)保護者の方々も子どもの晴れの入学を見守っていました。(写真右下) 新入生は、教室にもどり交通安全黄色い帽子やノートなどを贈られ、「明日から元気に学校に来てください。」と担任の芦美子(あしよしこ)先生からことばを受け、元気いっぱいに返事をしていました。

一関市立奥玉保育園で平成19年度入園式=52名で新たなスタート
「やさしいお兄さんお姉さんと保育士が心待ちにしてました」と加藤園長

平成19年度一関市立奥玉保育園入園式が、4月4日午前9時30分から同ホールで行われ、52名の新たな入園者が読み上げられ、入園が許可されました。さくら組(5歳児)13名、たんぽぽ組(4歳児)14名、ばら組(3歳児)12名、すみれ組(2歳児・1歳児)10名の園児が紹介されました。加藤つる子園長から「新しい16名のともだちをお迎えし、52名の園児が大きく成長するのを父母・地域の皆さんが、心から応援しています。やさしいお兄さんお姉さんと保育士が心待ちにしていました。元気に保育園にきて下さい。地域、家庭の皆様のご支援ご協力をお願いします。」とあいさつがあり(写真左上)、来賓の和賀孝行市千厩支所福祉課長(千厩地域自治区長代理)から(写真右上)「子育ての大切さについて」と三浦哲朗奥玉小校長から「良い子のみなさん。友だちをつくっていっぱい遊んで、毎日きてくださいね。さくら組さんは来年1年生です。お待ちしています。」とお祝いのことばがあり、来賓紹介がされました。せんせいの紹介(写真左下下)のあと、年長のさくら組園児から「きみたち きょうから ともだち」のうた(写真右下)と保育士さんらが楽しいお遊戯で歓迎し、「明日からこどもたちと一緒に遊びましょう。」と約束しました。 奥玉保育園は、19年度設計・20年度新築され、環境の整った保育室などの整備が予定されており、安心して子育てできるような施設に生まれ変わる予定です。


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