年長のさくら組25名がお別れ=市立奥玉保育園で平成18年度卒園式
「面倒見の良いお兄さんお姉さん小学校でも友達作って仲良くね」と加藤園長

平成18年度一関市立奥玉保育園卒園式が、3月28日午前9時30分から奥玉保育園ホールで行われ、年長でさくら組の25名がお別れをしました。来賓・父母が見守る中、加藤つる子園長からひとり一人に修了証書が渡され、「弟思いの○○さん」「お話上手の○○さん」などそれぞれの児童のすばらしさを紹介しました。(写真上左)「大きいお兄さんお姉さんとして小さい子を面倒見てくれてありがとう。生活発表会で演技したこと思い出を作ってくれました。小学校でも友達を沢山作って仲良くしてね。」とあいさつがありました。来賓として小野寺篤支所福祉課長補佐(自治区長代理)から「楽しかった保育園ともお別れですね。小学校でも遊びに勉強にがんばって下さい。保護者のみなさんおめでとうございます。」、三浦哲朗奥玉小学校長から「先生もお兄さんお姉さんも入学してくるのを楽しみにしています。ともだちと一緒に元気に小学校へ来てください。」と祝辞がありました。メッセージや祝電も紹介されました。 おわかれのことば・うた「思いでのアルバム 春・夏・秋・冬」を思い出もまじえ「ありがとうそしてさようなら。たんぽぽ組・ばら組さんさようなら。先生方ありがとう。」と元気な声で行いました。(写真下左)最後にパンジーの鉢を卒園記念に担当した千葉佳奈保育士さんからいただき会場を後にし、別れを惜しんでいました。4月9日には、幼稚園からくる友だちもまじえ、26名が奥玉小学校に入学します。

6年間の思い出を胸に奥玉小学校第114回卒業式で19名が巣立つ
「『感謝』『助け合い』『命を大切に』」とはなむけの言葉=3月20日

平成18年度奥玉小学校第114回卒業式が、3月20日午前10時から奥玉小学校体育館で行われ、数々の思い出を胸に19名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、三浦哲朗校長から卒業証書をひとり一人に授与しました。(写真上左)校長から「6年間で心も体も大きく成長し、すばらしい学校生活だったと思う。3つのお願いとして、@『感謝』=いつも父母や地域の皆さんに感謝の心を忘れないでほしい。『助け合い』=どんな時でも相手の立場になってかんがえましょう。『命』=たった一つの命を大切に。一度の人生、生きることのすばらしさ・喜びを味わって生き抜いてほしい。」とはなむけのことばが贈られました。市教育委員会告辞が紹介されました。宍戸久夫市支所地域振興課長(千厩地域自治区長代理)、伊藤一志千厩中学校教頭(校長代理)、荒川透PTA会長らから祝辞として「6年間学んだことを中学生活でいかして下さい。」などあり、祝電の紹介の後、卒業生から体育館暗幕の記念品贈呈がされました。 6年生19名が、在校生や来賓、父母、先生方に呼びかけや合唱で「思い出多い6年間の学校生活を胸に刻み、新しい仲間とともに中学校でもがんばります。」と力強く感謝と別れの言葉をのべました。(写真上右)在校生から卒業のみなさんに「いろいろ教えていただいてありがとう。中学生になってもがんばって下さい。」と全員合唱し、いままでつちかった伝統をしっかり受け継ぐことを約束しました。(写真下) 
 式の後、父母を代表して、先生方や地域の方々等に謝辞をのべ、卒業生は拍手で送られ、奥玉小学校に別れを告げました。

集落営農に対応し、農事組合法人「おくたま農産」を設立=3月18日
可能性を込め334名の組合員175haを集積、組合長に佐藤正男氏

農事組合法人「おくたま農産」の設立総会が3月18日、千厩維新館で開かれ19年度から始まる品目横断的経営安定化対策に呼応する集落営農組織として県内最大規模の集積面積約175ha、334名の組合員で発足しました。 設立総会には、本人121人、委任状190人が出席。発起人を代表して佐藤正男氏が「同意を頂いた組合員らと心をひとつにして、守りの農業から攻めの農業へ転換し、国際化に対応して行きたい。」とあいさつがあり、議長に金弘則氏を選出後議事に入り、おくたま農産の定款・規約・加入者・事業年度計画・品目横断的経営安定化対策の加入など挙手多数で承認され、法人の理事16人、監事2人を選出し、初代組合長理事に佐藤正男氏を互選しました。 奥玉地区では平成7年から県営基盤整備事業により1ha圃場など大区画化にし、7営農土地管理組合などを組織し、生産コスト削減や農業用施設の管理などを行ってきましたが、新たな農業政策に対応し、18年度から地区内の営農組織を一本化する方向に固まり、国が進める品目横断的経営安定対策に呼応する形で説明会や研修会、営農組合ごとの作付調整など断続的に展開され、集約をみたものです。 設立を受け来賓祝辞の中で「生産コストの低減、一元化を図り『一地区一農場』の高い理想のもと的確な判断で先進的な取り組みを期待する.」(一関市長代理菊地宏雄千厩地域自治区長)「地域の資源を効果的に安定経営をすすめるよう県としても支援していきたい。」(吉田達夫県南広域振興局千厩農林センター所長)「農協の立場から、『国ではなぜこのような制度になったか』農家みんながやれるようにが願いだが、すでに港までオーストラリア産の米が来ている状況。これにストップをかけないと益々国産米等が打撃を受ける。JAとして集落営農を支援するため@会計の一元化A職員を全集落でお世話B農協と変わらない組織の農事法人を支えていきたい。」(鈴木昭男いわい東農協代表理事組合長)と期待と可能性を含め激励しました。この後、多くの来賓紹介など行われ、役員就任あいさつ、設立祝賀会が開催されました。事務所はいわい東農協奥玉支店内に置き、今後、理事会の開催や7営農組織との連携などで奥玉地区内の基盤整備水田の経営に本格的にのりだします。
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飛躍〜仲間とともに 今飛びたとう〜千厩中学校第7回生139名が卒業
「感謝の心を忘れることなく自分で切り拓いてほしい」と励まし=3.14

「飛躍〜仲間とともに 今飛びたとう〜」平成18年度一関市立千厩中学校の卒業式が3月14日午後1時から千厩中学校体育館で行われ、第7回生139名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、田中繁校長から卒業証書がひとり一人に授与され、はなむけの言葉として、「新一関市合併でとまどいもあり、21校の中で県大会出場や文化面でも活躍があった。『改進』のスローガンのもとたくさんの取り組みで体も心も成長した。感謝の心を忘れることなく希望のスタートをしてほしい。IBMの社長は、これからの人材を『課題を発見でき熱意・意欲のある人を採用する。』と話していたが、豊かさにあぐらをかくことなく、自分の道は自分で切り拓いていき、前途に幸多いことを期待する。」と贈られました。)市教育委員会告示を小野寺敏男千厩支所教育文化課長が「3年間学習の努力と学校生活での力を培ってきた。知性と教養を求め、日々努力を。主体性を持って生活する人間に。」とあいさつがありました。菊地宏雄市千厩自治区長・佐藤広徳PTA会長から「数々の思いでを胸にこれからは回りを見回して、強くたくましく歩んでほしい。」と祝辞があり、来賓・祝電の紹介の後、「巣立ちの賦(ふ)」が卒業生から3年間のそれぞれの思い出をこめてありました。 在校生代表からも卒業のみなさんにと送ることばがあり、卒業生代表の関根達也さんから「学校生活の楽しさ・苦しさを思い出として、皆さんに感謝しながら、大きくなっていきたい。今までつちかった伝統をしっかり受け継いでほしい。」と在校生に託しました。最後に「旅立ちの日に」の吹奏楽演奏の中139名が母校に別れを告げました。

心と体の健康を保つ交流親睦、健康講話や血圧測定など多彩に
平成18年度高齢者健康増進研修に40名が参加=3.8〜9

平成18年度奥玉地区高齢者健康増進研修(奥玉老人クラブ・奥玉公民館共催)が、3月8〜9日の日程で西和賀町・湯川温泉「高繁旅館」にて行われました。地区内6老人クラブから40名が参加し、交流と親睦を深め、体と心の健康を保つ研修なども行われました。藤野福男奥老連会長から、「今回の研修は、会員の皆さんが一同に会する良い機会であり、親睦を深め合い、健康増進を図っていただきたい。意義のある研修になるように。」とあいさつがありました。藤野光男三沢老人クラブ会長の音頭で乾杯のあと、各老人クラブからは謡曲に始まり、詩吟、大黒舞などの工夫の凝らした数々の踊りや得意のカラオケの歌や芸もとびだし、心の健康増進がなされました。 翌日は、在宅看護士の戸羽美代子さんを講師に「健康増進のための健康講話」がありました。参加者全員の血圧測定をし、高血圧・糖尿病やガンなどの病気の状況や予防対策、歯の健康、認知症の簡単なテストや口唇・舌体操など多彩なお話や実技指導をいただき、体の健康増進が図られました。参加者からは、「合併して検診の申し込みが判りづらくなった。」「血液をサラサラにするのには水道水で安心か。」などの質問がありました。昨年より多めの参加でしたが、車中でも楽しいお話があり、終始なごやかに、そして一回り若くなった感じで帰ってきました。

「家庭で手軽にできる洋風料理」5種類のメニューに挑戦=3・5
奥玉地区女性教室で原田良一氏講師に18名の参加でノウハウも学ぶ

3月5日午前9時半から奥玉公民館を会場に奥玉地区女性教室「家庭で手軽にできる洋風料理教室」が18名の参加のもと開催されました。 講師に(有)レストランあさひや代表取締役調理長の原田良一氏があたり、「ぶっ切りカニ入り炊き込みごはんスペイン風」「クリームシチュー」「簡単エスカベーション」「アサリのスパゲッティー トマト風味」「むし器でつくる簡単で本格的おいしいプリン」の5種類のメニュ−に挑戦しました。 奥玉地区内でも、季節の野菜や魚等を生かすことや本当の味を知らない人が増えており、今回は、身近な食材を使って指導をいただきました。原田さんは「料理とは心をこめて作ること。手をぬかないこと。『昔はおふくろの味だが、現在は袋の味』と言われている。インスタントや化学調味料などにたよらず、素材を生かして調理を。魚に骨がないと思っている子どももいる。箸の使い方からまなばせないといけないし、食育の大切さを説いていきたい。」など、面白く楽しいトークを交えながらおいしいメニューづくりで時間内に終了し、ゆっくりと創作室で会話をしながら、試食しました。 講師の先生から、「上手にできたと思わないで、家でも作ってみて下さい。」と感想をいただき、参加者も洋風料理のノウハウも聞けて満足していたようでした。

「人間愛」テーマのどっから座5回公演に500人が鑑賞=3.3
「梅の香の薫るとき〜菅秀才の物語〜」磐清水安楽寺学問の神を創作劇

一関市千厩町民劇場「どっから座」(菅原和男座長)の第5回公演「梅の香の薫るとき〜菅秀才の物語〜」が、3月3日、千厩体育館で上演されました。3年ぶりとなる公演には、幼児から大人それに地元・磐清水の濁沼田植え踊り保存会や千厩高校筝曲・音楽の各部はじめ総勢100人のキャストと50人のスタッフで『人間愛』をテーマに繰り広げられ、約500人が鑑賞し、観客から大きな拍手と感動に包まれました。 あらすじは、今から千百年前に京都を追われた菅原道真は大宰府に、その四男の菅秀才(淳茂)と母たちは、奥州胆沢の地に温かいおもてなしを受け、別れ別れ暮すことになるが、母は田河津の地でその後亡くなります。淳茂は,一人旅に出て、濁沼の地で優しさに触れながら村長の娘・竜田姫らと巡りあい、学問を教えます。半年後、見事に咲き誇った梅の花を見たり、「とおりゃんせ」の歌の天神様を聞いて、置手紙を置いて京に旅立ちます。後を追うように竜田姫は、悲しみにくれ、龍となります。磐清水の安楽寺に学問の神として祀られてある菅秀才のことを題材に一関市千厩支所教育文化課長の小野寺敏男さんが創作し脚本を手がけ演出によるものです。 今回の公演は、3年ぶりとなるものの素晴らしい演技で合間に磐清水小学校6年生や梅寿会・小羊幼稚園児・千厩高校音楽部・筝曲部、八幡太鼓など胆沢や磐井の人たちの温かい歓迎や愛らしいしぐさで都の人たちを歓迎・もてなします。まさに『人間愛』あふれたステージでした。

ホールインワンも続々=奥玉地区「グランドゴルフ教室」で=2.27
成人からお年寄りまで気軽に楽しめるニュースポーツとして普及も

奥玉公民館(村上福男館長)主催の奥玉地区成人講座「グランドゴルフ教室」が、2月27日、千厩おくらんどを会場に16名が受講して開催されました。講師には千厩町グランドゴルフ協会の方3名に当たっていただき、基本ルールや競技の仕方について説明を受けた後、5人づつ3組に分かれ、各組に講師が付き添う形で、実際に3ラウンド合計15ホールのゲームを行いました。最初は、うまく寄らず打数が多かったり、打数確認を怠るなど講師から注意やアドバイスをもらう場面もありましたが、ラウンドを重ねるごとにホールインワンが続々と出たりした、気軽にできる競技に触れ合う充実した教室となりました。 奥玉地区では、ゲートボールは盛んですが、ニュースポーツとしてのグランドゴルフの普及は、これからです。成人からお年寄りまで気軽に取り組めるスポーツで奥玉公民館前に建設中の農村広場などで練習や大会など今後、期待できるものです。教室を契機に愛好者の輪が広がることを期待します。

町下地内の水を張った田んぼに白鳥が飛来

町下地内の水を張った田んぼに飛来していた白鳥33羽にもなり、2月27日朝8時頃、北の方へ飛び立ちました。

「育児は育自」と題して奥玉小学校家庭教育講演会=2.22
「気がついてあげることが親の責任」など久慈竜也氏が講演

2月22日、奥玉公民館と奥玉小学校PTA共催の家庭教育講演会が奥玉小学校(三浦哲朗校長)音楽室を会場に、「育児は育自」と題して元岩手県PTA連合会長の久慈竜也氏を講師にお迎えして行われました。 久慈さんは、中学生作文コンテストの優秀作品を事例にPTA連合会長時代の体験や自らの経験を折込みながら、「ピアス、茶髪は不良か。見かけで判断し決めつけてはいけない。入学式にガムをかんでいる親や子供にコンビニ弁当を持たせる親もいる。これが現実である。」いじめや少年犯罪には「親は保護観察をしなければいけない。子供の誤りを正さなければならない。気がついてあげることが親の責任である。」と訴えます。子供だけを責めず「子供は親を選べないのです。皆さんは何時お父さん、お母さんになったと感じましたか。今もその気持ちを持ち続けていますか。」本日のお願いとして、「帰ったら子供をギュット抱きしめてください。子供との触れ合いが大切なんです。」と締めくくりました。最後に紹介した事例が自らの生い立ちだったことに一瞬会場が静かになる場面もあり、予定時間をオーバーした内容に、授業参観に訪れたPTA会員や教師約60人が聞き入った講演会でした。当日は、久慈さんも傍観した授業参観に続いて講演会、終了後には学級懇談が行われました。

千厩町ゲートボール協会主催冬期ゲートボール大会=2/19〜23
17チーム参加し熱戦に終止符=中日向チームが優勝に輝く

2月19日から千厩おくらんどを会場に開催された千厩町ゲートボール協会(渡辺毅一会長)主催の冬期ゲートボール大会が、23日閉幕しました。この大会には千厩地域から17チームが参加して予選が行われ、勝ち残った8チームによる決勝トーナメントが最終日に行われました。結果は、優勝に中日向チームが輝き、準優勝:中駒チーム(千厩)、3位:磐清水チーム、敢闘賞:清田チームの成績でした。奥玉地区から天ヶ森、寺花各2チームを含む9チームが参加し、中日向、三沢、宝築の各チームが決勝トーナメントに進む熱戦を繰り広げました。

「大きくなって帰ってね」と奥玉保育園児ら24名が
「千厩川(弓手川)へサケの稚魚放流」= 2月9日

暖冬とはいえまだ水が温むには早い2月9日、奥玉公民館前の弓手川で奥玉保育園(加藤つる子園長)年長児24名が、サケの稚魚を川に放流しました。千厩川をきれいにする会(千葉克知会長)と一関市が千厩と川崎地域で千厩川のさらなる清流化を願い行われたものです。可愛い長靴姿の園児は、小さなバケツに分けられたサケの稚魚を、「大きくなって帰って来てね。」の願いを込めて川の縁から一斉に放流しました。この状況は同日午後6時からのNHK「おばんです岩手」でテレビ放送されました。


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