「ほこりや湿気(水)に注意し、W(ワット)意識しこまめな使い方で省エネが」
奥玉地区成人講座「電気安全省エネ教室」で30名が学ぶ=11月29日

奥玉地区成人講座「電気安全教室」と題して11月29日、奥玉公民館を会場に東北電力株式会社さんのご協力のもと開催され、30名が受講しました。村上福男奥玉公民館長から「奥玉地区内で家屋火災も多く、安全な電気の使い方を学び、省エネもすすめながら年末を控えて掃除等をしましょう。」とあいさつと講師紹介があり、東北電力一関営業所の奥野敏彦副所長さんからくわしいテキスト等を使い、「@電気料金のしくみA電気の使われ方B電気安全C省エネD知って得すること」の5つのポイントでお話がありました。 予備知識として「『@電圧A電流B電力C電力量』の電気単位の説明があり、1kwhの電気料金が約22円を頭に入れてこれからのお話を聞いてほしい。」と説明後、電気使用量明細書の見方と電気料金が電話料金と共にどんどん安くなっている点や「1日の電気の使われ方は、昼夜の変動が大きいこと。家庭では冷蔵庫・照明器具・テレビ・暖房機等で約7割の消費電力でその内の約1割が待機時消費電力であり、これを少なくするだけでも省エネが。」と普段何気ないことが電気料金を安くすることを学びました。(写真) 電気安全について「@公衆災害=電線との接触事故A家庭内災害=電気による火災や感電」の2点の内、電気による火災原因では、たこ足配線・電気機器・こたつなど暖房器具などであり、冬場に備え、こたつ・ストーブ・電気毛布などの点検・修理・掃除を怠らないよう注意が促されました。『電気はほこりを嫌い、湿気を好む』=室内のほこりやくもの巣のわた状のものに電気が触れると発火して火災の原因。コンセントを差し込んだままやアース配線しないで感電・漏電に。普段見過ごしているコード中の銅線の劣化などに注意すること。」の大切さが力説されました。家庭における雷被害対策について、「落雷・配電線・電話線・地面から伝わってテレビやパソコンなどの破損があるので、コンセント等から抜くこと。一関地方では、栗駒山で上昇気流が発生し、東方面に進むので雷が多い地域であり、雷情報に注意を。」と雷火災などについても解説がありました。家庭で出来る省エネでは、「こまめにお手入れとケアちょっとした気配りやw(ワット)を意識することや夜間時間帯の電気を使うこと。」のしくみも話され、電気に関する関心も高く、多くの質問も出されました。

奥玉小5年生がもちつきを体験=総合的学習「米作り」のまとめで収穫祭
実際に作ったもち米を使い千本杵でつき、お雑煮やきな粉もち等でいただく=11月23日

11月23日午前、総合的学習や自然奉仕体験講座として米作りに取り組んできた奥玉小学校の5年生19名は、これまでのまとめとして手でつくもちつきを体験する収穫祭が天ヶ森会館内で行われました。春の田植えや秋の稲刈り、脱穀など地域の米作り指導者の吉田常夫さん(入山沢)と加藤正勝さん(宿下)や水田所有者の岩渕豊喜さん(中日向)らから指導を受け、教室でのお話や田んぼで実際に体験するとともに成長過程を観察してきました。 収穫祭には、児童が作った実際のもち米15キロを前の晩から浸しておき、蒸したあと3回に分けて臼と千本杵を使ってもちつき歌にあわせてもちつき体験(写真上左)。5年生のPTA学年行事と並行し、児童らの父母や祖父母あわせて30名のお手伝いをいただき、「あんこ」のほか「じゅうねん」「お雑煮」「きな粉」「納豆」「のり」もちにしていただきました。指導していただいた方々からお話があり、三浦哲朗校長や担任の小山和子先生らから「お米づくりをこれまで指導いただいた方々や応援していただいた方々に感謝します。」とのことばがのべられ、児童からは指導いただいたみなさんに「今まで私達5年生のことを見守ってくれて『ありがとうございました。』おいしいおもちが出来ました。お世話になりました。」など感謝のメッセージが発表されました。(写真下左)

800人以上が鑑賞8自治会作品・活動展示等第44回民芸大会=11/19
「よさこい」や奥玉小合唱・各自治会・民族芸能団体など24団体370人が出演

第44回奥玉地区民芸大会(奥玉振興協議会・奥玉公民館主催)は、11月19日千厩維新館で開催されました。菅原一郎大会長が「奥玉地区の伝統芸能を受け継ぎ各自治会の作品展示も多くの出品があり会場を飾って頂いた。本日が盛り上がった一日になるように」とあいさつがあり、小野寺洋一一関市千厩支所事務長(市長代理)などから来賓あいさつがありました。 展示コーナーでは、各自治会活動展や女性作品などのほか写真・俳句・絵画展、奥玉小の絵画や工作・総合学習展示・金管バンド活躍展や成人講座展示など約600点が展示されました。(写真上右)発表部門では、奥玉小学校4〜6年生による「室根山」等の合唱に続き、「ふるさと」を会場参加者全員による全体合唱ではじまりました。(写真上左) その後、奥玉保育園の「親子ソーラン」や踊り、大平・三沢の打ちばやし、入山沢田植えおどり、花貫伊勢神楽、詩吟、おいとこ踊り、新舞踊など盛りだくさんの演技28番まで47演目が披露されました。特別公演として大東YosaKoi恋・来い連「菅原組」のみなさんによる勇壮なよさこい踊りで会場も熱気に包まれました。(写真下左)各自治会ごとに趣向を凝らした踊りも会場を沸かせました。奥玉わをん会の大正琴、三味線いろは会の「津軽三味線」やかっぽう着姿の服装での各自治会から楽しいオリジナルの「おいとこ」が披露されました。奥玉神楽「大蛇退治」や「長者の山」等も演じられ、演技発表は閉じられ、24団体約370人が出演し、延べ800人以上の方々が鑑賞しました。食堂コーナーでは「こだわり手打ちそば」も振る舞われたほか、奥玉婦人会による福祉バザーも行われました。(写真下右)

いきいき人生女性向けコース・「女性の健康づくり」テーマに=11/14
「1回骨がおれると大変、間食はやめる努力を」等女性健康づくり学ぶ

奥玉公民館が担当する千厩地域大学「いきいき人生女性向コース」6回目講座として「女性のための健康づくり」をテーマに、11月14日市役所千厩支所会議室で開催され、22名が受講しました。講師には藤沢病院長の佐藤元美先生をお招きし、「健康病院プロジェクト」や「健康増進外来」等藤沢病院の取り組みも紹介していただきました。
 初めに、「日本の女性の平均寿命が84歳。先進国でトップ。ところが健康だと思っている人は30%。医療を受けながら健康を維持している現状。@肥満は、皮下脂肪が出来、血圧上がり糖尿病の要因に。やせなくなる。心筋梗塞にも。A骨粗しょう症は、生理がなくなると骨が薄くなる。検査して骨を丈夫にする薬等を。1回骨が折れると大変。骨折に注意を。コレステロール下げるように。」等と女性特有の症状を説明しました。「寝たきりにしないためには、治療を中断したりしないことが先決。すべての臓器を手入れしながら、寿命に近づくこと。長生きだと思うが、不健康が不幸なこと。医療費が高くなる。」と説明しました。
 藤沢町民病院が取り組んでいる「『健康増進外来』=病気や生活面、食生活面などを聞き取り、相談して治療方針を確立している。『健康病院プロジェクト』=病院に来てもらって健康になってもらいましょう。健康感高まる。」ことの具体例にも触れ、「テレビでの健康番組(民間)にはスポンサーがついており、番組企画を持ってくる。イギリスでは流さない。」と注意も促されました。
 最後に「男性がお酒をやめられないように、女性は、間食(甘いもの)を食べる習慣があり、おやつをやめる努力が求められる。」と警告をしました。受講生もうなづきながら真剣に聞いていました。質問に対して「骨粗しょう症予防のためにはビタミンDやカルシウム食品を。市の検診等受け、早めに対応を。」と答えていただきました。
 千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース」は、12月6日の7回で最終講座となり、修了式も予定されています。

奥玉小5年生19名が稲こきと精米までを体験=11/8
足踏み脱穀機等使いながら、選別やもみ摺り作業も=新米おいしさ実感

 奥玉小学校5年児童19名は、総合的学習の時間を活用し、11月8日入山沢地内の乾燥施設で稲こきや選別・籾摺り・精米までの体験を行いました。 稲こきは、足踏み脱穀機を使い、「もみとおし」でもみをおろし、「とうみ」で選別しました。(写真上)場所を入山沢乾燥棟に移し、籾摺り作業と精米になるまでの様子を稲作り名人の吉田常夫さんや加藤正勝さんなどの指導を受けました。初めて体験する人も多く、途中で新米で炊いたおにぎりも子ども達に振る舞われ、みんなでおいしさを実感していました。 育ててきた「ヒメノモチ」は、11月23日の学年行事として収穫祭でもちにして味わい、米作りの締めくくりとなります。自然体験講座の一環として公民館でも支援をするなどしてきました。

『四季の山野草・園芸コース』県立花きセンターや染物体験等で移動講座
バスの中では「福助(菊)づくり」の失敗談や感想も=22名参加、11月13日

奥玉公民館が担当する千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」の移動講座が、11月13日、金ケ崎町の県立花きセンター等の見学と染物体験を行い、受講生22名が参加しました。(写真上左)5月14日に開講し、これまで「山野草の育て方と管理」「エビネの育て方」や「園芸の基礎」「福助(菊)づくり」「冬の山野草管理」などを学んできました。 県立花きセンターでは、中森普及員さんから施設の概要や今が満開のシクラメンなど花の説明を受け南緯40度温室、亜熱帯温室内の花々を見学しました。 昼食時に千厩地域大学展「福助展示作品」に16点の出品の中から入賞した方々(特選・金勝子さん、優等・宍戸英子さん、入選・千葉義子さん)の表彰も行われました。 奥州市江刺区のえさし郷土文化館で、型枠を利用した染物体験として絵付け等もしました。自然の恵みのありがたさや四季の移り変わりを肌で体験できた講座でした。 帰りの車内では、「福助(菊)づくり」の成功談や失敗談等をのべてもらい、菊作りの経験豊かな小野寺十三男さんから助言を受けました。「苗の植付けの際、土の入れ方が大切。殺虫剤は遠めに、葉の裏側にも。」や「手をかけないで今年も失敗した。」「福助が伸びすぎた。」「水遣りを朝晩やった。」など参加者から菊談義に花が咲きました。「ビーナインの使い方や虫処理、脇芽処理などと共に、自分が満足する菊になるには目配り、気配り、愛情をかけることが大切で、肥料の加減は経験で。」と小野寺さんからの助言。
 「四季の山野草・園芸コース」は来年も続けてほしい。特にも菊づくりと千厩高校の花作りなど取り入れてほしい。」など継続要望が出されました。19年1月27日予定の「東北蘭展見学」で終了です。

 大平A子供会チーム優勝=第21回奥玉地区子供会バレーボール大会で熱戦が展開

第21回奥玉地区子供会バレーボール大会(千葉成悦大会長、奥玉子育連・奥玉公民館主催)は、11月12日午前9時から千厩維新館で行われ、7子供会から8チーム80名の選手と親や家族など合わせて160人が参加しました。開会式では、千葉大会長から「今、世界女子バレーが行われているが、最後まであきらめないでどのチームもがんばってほしい。」とあいさつ。三浦哲郎奥玉小校長や菊地福男奥玉体育協会長らの来賓祝辞等行われました。ソフトバレーボールにより、6人編成で4チームづつのリーグ戦を行いリーグ代表4チームが決勝リーグに進出しました。 どの子供会チームも日頃の練習成果もあり、チームワークも良く白熱した試合が展開されましたが、レシーブが課題にも。その結果優勝に大平A子供会チーム、準優勝に三沢子供会、3位に町下と中日向子供会が輝きました。閉会式では、優勝と準優勝チームにトロフィーと賞状が、3位に賞状が千葉大会長からそれぞれに、また全参加者に奥玉体育協会から参加賞が贈られました。試合経過は下記のとおりです。

<決勝トーナメント>
準決勝=三沢2:0中日向、町下0:2大平A   
決 勝=大平A2:0三沢

優勝=大平A子供会
準優勝=三沢子供会
3位=町下・中日向子供会

「『老けない ボケない 転ばない』健康づくり」と高齢者お元気講座=8日
「血圧の管理の大切さと病院に行く『目的』意識を」=会場いっぱいの85名

奥玉地区高齢者お元気講座「『老けない ボケない 転ばない』健康づくり」をテーマに、11月8日奥玉公民館で開催され会場一杯に85名が受講しました。講師には千厩ひかりクリニック院長の岩本浩之先生をお招きし、わかりやすく詳しいお話と映像で説明があり、高齢者のこれからの健康づくりの認識を深めました。(写真左) 初めに、これまで歩んできた経歴を話され、「老けない=特に脳卒中について@脳血管障害A脳梗塞B脳内出血の三つに分けられ、ならないために『@血圧をきちんと管理するAタバコは要注意B糖尿病等に注意C不整脈にも注意』をのべ、血圧の管理の大切さと病院(医院)に行く『目的』を意識し、医師の指示を守ること。」等を触れました。ボケない=いわゆる『認知症』の症状を症例も上げ、「@記憶力障害A失見当識B理解・判断力低下が見られること。」周辺状況や治療・介護の考え方等説明された後、周りの家族だけでなく地域としてもフォローの(支える)大切さを説きました。「@病気として正しく理解し、勇気を持って受け入れましょう。A認知症の人生を大切にしましょう。B家族の生活破壊を防ぎましょう。C社会資源、医療機関、介護・福祉サービスをうまく使いましょう。」とし、成年後見制度についても説明し、患者が、普段の暮らし=なるべく在宅介護ケアを求めていることもお聞きしました。予防としては、「一概に予防法はないが、『頭と手を使うこと。それぞれが浮き浮きすることをやること。他の人との交流や自分自身で出来ることはやること。』などが大切と言われている。」ことが話されました。 「転ばない=高齢者に多い骨折として@転んで腰を打ったり、しりもちをついたりした後、歩けない。A転んでしりもちをついたら、強い痛みが出た。B転んで手をついた後、手首がはれて痛い。などであり、転ばないために体操(ころばん塾での実技などの例)が有効。」と語りました。 「東北に興味があり、『なぜ、奥州・藤原氏か?』『金・漆・馬・海産物』や豊かな自然があることを学んだ。環境にやさしく『地域を照らす ひとすじの光明(ひかり)たらん』を基本理念に『@安心A納得B勇気』のキーワードで地域医療にあたりたい。」と抱負も述べられ、講座を終えました。

「懐かしの大船渡線写真展」や菊花展・絵画展・芸能発表など多彩に
11月3日から5日まで一関市千厩町産業文化祭が開催、開場式も

一関市千厩町産業文化祭(通算35回・実行委員会主催)が、11月3日から5日まで千厩体育館など3カ所で開催されています。開場式は、3日午前8時45分から体育館前で約40人が参加して行われ、菊地宏雄実行委員長が「新一関市になり一体感の醸成をめざし。それぞれの地域でこうした文化・芸術の催しが開催されている。284号線街道の花の路線も高く評価されている。文化祭に協力いただいた関係各位に感謝する。」とあいさつを行い、来賓祝辞に続き、各部門の実行委員長らでテープカットをし、3日間の文化祭の幕が開かれました。(写真上左) 今回は、千厩駅開業80年を来年に控え、「懐かしの大船渡線写真・資料展」に約200点以上の写真等が展示されました。恒例の菊花展(写真上右)や山野草展・地域大学活動展、自治会活動展、絵画・書道・水墨画・俳句・華道・ユネスコ・児童作品など文化・芸術の秋にふさわしい展示物が所狭しと飾られました。企画展は、懐かしの大船渡線をテーマに摺沢〜気仙沼駅間の工事完成写真を中心に現在までの懐かしの写真や関係資料が展示され、多くの市民の目に触れました。(写真下右) 農業まつりは、3〜4日の2日間スーパーばんばん跡地で農産物品評会等が、芸能発表会は5日午前10時から千厩体育館を会場に開催されます。

全員一丸となって熱演し、会場から大きな拍手=奥玉小学習発表会
各学年の楽しい劇や悲しい話しと全員合唱などすばらしい発表が=28日

平成18年度一関市立奥玉小学校学習発表会が、10月28日同校体育館で行われました。1年生代表のはじめのことばにつづき、「グングニル」」(3年劇)、「こびととくつや」(2年=写真上左)「お米Go!GO!世界の旅」)では、お米の大切さを映像も交えながら全員で元気あふれる演技でした。「ちょうになったさなぎ」(1年)では、かわいいさなぎがりっぱに蝶々になるまでを表現力豊かに演技。(写真上右) 三浦哲朗校長から「これまで『熱き思い』をテーマに子ども達の元気よく思いっきり活動しようと張り切っています。今日の演技も元気よく成果を思う存分出しています。最後までご鑑賞下さい。」とお話がありました。 全員合唱「カリブ夢の旅」と「室根山」では、合間に俳句を披露しながら雄大な室根山のふもとの様子を力強く発表しました。(写真下左)「ほんとうの宝ものは」(4年)では、お年寄りや一生懸命仕事する人、そして子ども達が宝ものであることが劇を通じて披露。6年生の「歌声がきこえる」では、古い時代にスポットを当て、年貢に苦しめられた農民家族の悲痛の叫びを表現し、涙を誘いました。どの学年も全員が役を持って、一丸となったすばらしい演技が披露され、思いやりのあるしぐさなど笑いや涙をさそう舞台で、会場から大きな拍手が送られました。最語に6年生全員が「1年生ははじめて、6年生は最後の学習発表会。一生懸命練習しました。学んだことをこれから生かしていきます。」と終りのことばをのべました。(写真下右)

地域見守り隊・パトロール隊員と奥玉小児童の対面式=24日
「腕章をつけた方々は見守っている方、きちんとあいさつを」

10月24日授業開始前、奥玉小学校体育館において、全校児童と一関市地域学校安全指導員(吉田剛:千厩・室根地域担当)、千厩地域奥玉地区防犯パトロール隊員(佐藤弘隊長他7名)及び奥玉老人クラブ連合会内7老人クラブから「子ども見守り活動」構成員(41名)など、当日出席した26名の地域見守り隊との対面式が行われました。 三浦哲郎校長から、「今日お集まりをいただいた皆さんは日頃から児童の皆さんの安全見守り活動をして下さっている方々です。毎日皆さんのお世話をして下さっているお陰で、平成18年度の不審者情報はありません。この腕章を着けている方が皆さんを守っている方ですから、地域内で見かけたらきちんとあいさつをして下さい。」とあいさつが行われた後、地域見守り隊の一人一人が地域名や氏名など自己紹介を行ないました。 最後に児童会代表の藤野涼平君(=6年)から「いつも見守っていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。」と謝辞が述べられ対面式を終了しました。
岩手日日の記事はこちら

「身近な素材を生かしていきいき手芸」成人講座でリースづくり
藤原初江さん講師に宝築地区へ出向き、合わせて29名が受講=10月21日

成人講座(女性向けコース)として「身近な素材を生かして、いきいき手芸」をテーマに手芸講師の藤原初江さんを迎えて10月21日夜、宝築集落センターを会場に開催されました。今回は、移動講座として宝築地区に出向いて開設し、通常の受講生とあわせて20名が受講しました。いろいろな身近な素材(今回は乾燥した草花や藤の枝)を使って「リース」づくりに挑戦。(写真下)2時間ほどで思い思いのリース手芸が出来上がり、身近ないろいろな素材を生かして作れることなど応用も学びました。

町下チームが優勝平成18年度奥玉地区交通安全ゲートボール大会=20日
コートの横断歩道出入りは手を上げ右左右確認ルールで=準優勝は三沢チーム

平成18年度奥玉地区交通安全ゲートボール大会(藤野福男大会長)は、10月20日宿下コートで9チーム約70人が参加して、競技がされました。開会式の中で、大会長あいさつや来賓の祝辞の中でも「千厩警察署の交通事故による死亡が、これまで6名と増加しており、高齢者が被害にあっていること。早目の点灯や夜行反射材を着用し交通事故にあわないよう、おこさないように。」とありました。交通安全講話の中で五嶋秋子市専任交通安全指導員からは、「横断歩道では、はっきり手を上げて首も振り、右左右を確認して早く渡る。ななめ横断はしない。夜は夜行反射材を着ける。」ことが話されました。(写真上右) 競技では、9チームが3コートに分かれリ-グ戦で競われ、リーグ代表2チームにより決勝トーナメントが行われました。ルールは、コートの出入りには必ず横断歩道の場所から出入りし、必ず手を上げ左右を確認することですが、試合に夢中になりついうっかり忘れる人も見受けられ、その分減点されました。その結果、優勝は町下チーム、準優勝は三沢、3位に天ヶ森Bと決まりました。

「押し花づくり教室」体験等に20名受講=奥玉地区成人講座
「世界に一つだけの押し花」創意と工夫で楽しく実技や一関博物館にも

10月18日、いちのせき健康の森を会場に奥玉地区成人講座「押し花づくり教室」と題して移動講座が持たれ、20名が受講・体験しました。講師の長野さん、佐々木さんの指導を受けた後、実際に押し花づくりに挑戦しました。身近にある花や樹木の葉等を新聞紙等に挟み、1週間ほど前から水分をとり準備していたものを素材に、思い思いの「世界に一つだけの押し花作品」がりっぱに出来上がりました。 講師から「@花を摘んだら、新聞紙等にはさみ、ゆっくり乾燥させる。A花の色は、熱を加えると色がおちる。花の形や茎は、電子レンジで脱水できる方法。陶器も出来ているが、団ボルーとスポンジ・キッチンペーパー2枚をはさみ、ガムテープで一巻きする。その間に花や茎を挟み、500wで1〜2分加熱。アイロンでやる方法もある。」素材を活かして、しおりやカードにするため色の台紙に俳句や一言を入れたりしながら、ラミネート加工し出来上がりとなりました。(写真下)この日は、一関市の「骨寺荘園遺跡跡」や一関博物館も途中見学し、身近な歴史を感じ取るなど充実した講座となりました。 帰りのバスの中では「花」にちなんだ歌ゲームや感想・希望を全員からのべてもらいました。「作品を完成させ、すばらしいできばえ。孫にも教えたりできます。」「かわいい押し花に挑戦できてうれしいです。自治会女性部等でも取り組みたい。」「押し花は難しいと思ったが、やってみて楽しみながら自然と向き合えるので良かった。」など花や樹木の葉の持つ美しさや柔らかさを原色のまま押し花にでき、自然の豊かさを感じさせる感想もあり、今後も民芸大会などに向けて作品づくりをし、発表することにしました。

「農を興し地域を支える集落農業」楠本山形大教授講師に集落営農講演会
「元気な農業、活力ある地域は『地域の人を減らさない、農地荒らさない』営農を」

集落営農講演会(奥玉地区営農組織連絡協議会主催、岩手県・一関市・JAいわい東後援)が、10月14日午後、奥玉公民館で開催されました。基調講演に「農を興し 地域を支える集落営農」と題し、山形大学農学部楠本雅弘教授を講師に迎え、約60人が真剣に聞き入りました。 はじめに佐藤正男会長があいさつを行い、菊地宏雄千厩地域自治区長が「これからの集落営農に期待する。」とあいさつを行い、ビデオ上映「なんじょすっぺ、おらほの集落営農」(出演・ぜんとうようようくらぶ)を鑑賞し、講演に移りました。 全国各地の実例もあげながら「個別経営は、限界にきており集落営農が求められる。『元気な農業』と『活力ある地域社会』を両立させ、地域を守り、人を減らさない。」新しい農業のやり方として解説しました。そのためには「より多くの人々が参加できるしくみづくりが大事で、高齢者・女性・子どもたちなどが参加できるように。獲得した所得を地域で循環させ、地域経済を活性化させる。」こととして具体例として広島県や滋賀県、大分県、山形県等の営農組織の事例を紹介。宮城県栗原市一迫町「清水目機会利用組合から巨口グリーンセンターと改称し法人化をめざす過程を説明。ぐるみ型任意組織から担い手型集落法人で収入を増やし、経費を減らす努力。」が語られました。 「農地は国民全体の財産であり、祖先から守り継いだもの。子孫まで残していく責任がある。昭和21〜25年に農地解放をし、個人の責任にした。米自給できるようになって、減反・転作の時期を迎えたが、国は一定の要件を備えた認定農業者や集落営農組織を構成することで助成金交付に変え、農地を守っていく政策に19年度から着手。10年は維持していく方向なので政権が変わっても変更はない。奥玉はじめみんなが楽しく、元気になる新しい計画・いい案をみんなの参加で作っていくように。」と結び、特にも女性の力を大切にしていくよう力説しました。 奥玉地区も基盤整備を契機に新たな組織づくりのため、みんなで農地を維持し、所得向上や元気な地域づくりが求められ、ソフト面での協議も進んでいます。課題としては、話し合いの場に農業に従事していない家族や女性・若い人たちなどを加え、地域全体の将来ビジョンを真剣に話し合うことが必要と再認識しました。

「スポーツと実りの秋」5地区で最大イベントの運動会が=10・8と15日
宝築・天ヶ森・三沢・寺崎前で趣向こらした種目で親睦交流深める中日向は22日

実りの秋そして「体育の日」を前後して10月8日には宝築・天ヶ森・三沢地方で15日には寺崎前の運動会がそれぞれ開催され、大勢の地区民が参加のもと、スポーツで健康増進と実りの秋を楽しみました。 8日の第41回宝築地方親睦体育大会では、会館前広場で開催(写真上左)。約100人が参加し、4組に分かれ「リサイクルリレー」など14種目で競技が進められました。競技の途中で雨に見舞われ、屋内に切り替え行われました。一方、第40回天ヶ森地方運動会は、千厩維新館で3組に分かれ約200名が参加し、「初期消火リレー」など12種目で競技。40回記念種目として「世代間交流・花いっぱい」競技も(写真右上)。終了後は、いものこ汁を囲み和気あいあいの交流会が行われました。(写真左下)三沢オータム・フェスティバル(第38回運動会)では、奥玉小体育館を会場に「愛情テスト」など13種目に5組に分かれ約140人の参加で競技。昼食を挟んで、遠野市の昔話語り部の細越雅子さんをお迎えして笑いの中で親睦交流を深めました。 15日には寺崎前運動会が会館前広場では「おやつの時間」など6種目で60人が参加のもと開催されました。(写真右下)どこの地区でも終了後は、収穫を喜び懇親会が行われました。22日には中日向で、花貫では11月にゲートボール交流を予定しています。

寺崎前が初優勝、中日向準優勝=第53回奥玉地区バレーボール大会
熱戦繰り広げ、若い人達等延べ370名の参加で活気が=10.2〜6

10月2日から6日にかけて、千厩維新館で第53回奥玉地区(夜間)バレーボール大会(奥玉体育協会・奥玉公民館主催)が開催され、寺崎前が初優勝をしました。開会式では、16年連続優勝の中日向から優勝トロフィーの返還の後、菊地福男大会長が「体育行事も順調に開催されている。中日向の連続優勝を止めるようにがんばって下さい。」とあいさつ。(写真)8自治会から女性2名以上を含む9人制の総当りリーグ戦で行われ、総合力で寺崎前が夜間になって初優勝、実力で中日向が準優勝、3位は大平が接戦をものにしました。大会には若い人達の活気と延べ370名の選手応援団員が参加、最優秀選手に寺崎前の元柏賢治さんが、各チームから2名の優秀選手も表彰され、5日間の日程を終えました。(試合経過順位は次のとおりです。写真は開会式と試合の模様、寺崎前チーム)


「学んで気づき実践を〜地球全体考えて環境にやさしい暮らしを〜」
「いきいき人生女性向けコース」で地球温暖化防止深める=10.4

千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース」(奥玉公民館担当)5回目講座「地球にやさしい暮らし方・キッチンエコロジー」と題して10月4日午後、千厩図書館ミニシアターを会場に開催し22名が受講しました。講師の岩手県地球温暖化防止活動推進員(陸前高田市地域女性団体協議会長)の村上末子(すえこ)さんから陸前高田市の女性たちが中心となって環境家計簿の記帳、待機電力調査、廃品・リサイクル運動や青少年健全化運動などの体験を図表も使って熱く語っていただきました。(写真下) 身近な環境問題として「地球は今病気です。大気・土壌・河川の汚染が進んでいること。ゴミを資源として考え、温暖化を食い止めよう。」とし、「地球全体を考えて地球環境を守るために、今、私たちがやらなければならないことは何か、出来ることは?」と問いかけました。「特にも石油製品の増加を食い止め、電気を含む各方面の省エネも大切。気づくことや学びを通じて広め、集団で実践していくことが大切。」と話しました。「おかしいと思ったら、声を上げていくことだ。」と、次の世代に環境を守っていくことの重要性を語りました。具体例として、「買い物レジ袋の改善。防虫剤は『しょうのう』を使う。ポレイチレンのラップ製品を。」などいろんな例が紹介されました。 まとめとして「@出口より入り口で考える生活習慣を。(塩化○○のつく製品は、やめる。)A『私がやっても』から『私がやらなければ』という意識改革を。B知識を詰込むことより、実践を。(やらなければ良くならない。)C一人の一歩より集団(婦人会・自治会など)の一歩。D地球規模で物事を考えよう・環境汚染の加害者は自分の意識を。(次の世代の視点を。)など学んだ人の使命であり、周りに広げていきながら、身近なところからすすめていきましょう。」と結びました。

地域の方々と合同演奏も=父母や祖父母と全児童が鑑賞=10/3
第18回奥玉小学校金管バンドクラブ定期演奏会で10曲披露

奥玉小学校金管バンドクラブ(24名)の第18回定期演奏会が、10月3日午後、奥玉小学校体育館で来賓、父母や祖父母ら約100名と全校児童が鑑賞しました。 三浦哲朗校長から「今年度は演奏する機会が少なかったが、一生懸命練習してきました。地域の方との合同演奏も実現しました。成果を最後まで鑑賞ください。」とあいさつ。バンドリーダーの藤野亜耶(あや)さんが、「心をひとつにして練習してきました。きれいな音になるようがんばります。最後までお聴きください。」とあいさつしたあと「モルダウ」や「アリーローリー」など2部構成で10曲を披露し素晴らしい演奏でした。(写真上)。最後に地域の方々12名も加わって「オブラディ・オブラダ」を合同演奏(写真下左)し、会場からアンコールも飛び出し大きな拍手が贈られ、ソフトと野球スポーツ少年団から花束が贈られました。「12月のアンサンブルコンテストに向けてがんばっていきます。」とサブバンドリーダーの千葉綺さんが、お礼のことばをのべ、藤野守育成会長が「OBや地域の方々の援助で練習の成果を存分に発揮でき、今日を迎えることができた。地域の方々と合同演奏出来て良かった。今後共ご支援・ご協力を。」(写真下右) 午前中は、祖父母学級も行われ1・2年は「昔遊び」(けん玉やぱったぶちなど)3・4年は「リンゴの皮むき」など、5・6年は「縄ない」を祖父母と児童が一緒になって体験し、給食も共にとりました。


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