「千厩川深芦前付近は少し汚い水?」水生生物調査
奥玉小4年生24名『少年自然奉仕体験座』の中で=9月25日

秋晴れの下、奥玉小学校4年生24名による「少年自然奉仕体験講座」水生生物調査が千厩川の深芦前付近で行われました。 奥玉昌代水生生物アドバイザーから「今日の皆さんは川のお医者さんです。水生生物を採って川の汚れを診断しましょう。」と説明(写真上左)あり、各自長靴に履き替えて川の中に入り、石の下に隠れている水生生物を採取しました。(写真上右)グループ毎に、採取した水生生物の種類や数を調査し川の汚れを判断しました。同時に水中酸素濃度の調査も行いました。 その結果、少し汚い水に住む水生生物がきれいな水に住む水生生物より若干多く観察されました。中にはかにや魚を採取したグループもありました。ヒルがどのグループでも見られ裸足で入らなくて良かったと実感させられました。奥玉アドバイザーから、かにが捕れたのは最近なかったことで珍しいとの感想が話されました。強い日差しの中で川に入っての調査に、子供達の多くはたこつっていました。(写真下)

少年自然奉仕体験講座・奥玉小5年生稲刈りに挑戦
稲刈りは楽しされど束ねるのは苦手!収穫の秋実感=9月26日

曇り空の下、奥玉小学校5年生19名による稲刈り作業体験が、9月26日岩渕豊喜さんからお借りしている約1.5ア−ルの水田で行われました。 始めに吉田常夫指導員から、今年の水稲の生育状況、刈り取りの時期、乾燥、稲刈り作業の流れや鎌の扱い方に特に注意するようにと説明を受けた後、稲ワラの束ね方をみんなで練習しました。田んぼに入って稲刈り作業を体験しました。(写真上左)刈り取りは順調に終えたものの、稲ワラの束ね方に苦戦する生徒が多く練習の成果がイマイチのようでした。はせは吉田指導員と岩渕さんに準備して貰ったものに、みんなではせ掛け作業を行いました。(写真上右)稲ワラを小さく束ねたものやちょっと緩いものも見受けられ心配されたが、何とか格好だけは付きました。今回の作業は稲刈りからはせ掛けまで、約2時間余り行いました。(写真下)次回は、10月下旬頃に今回の稲を脱穀精米して、父母を交えての豊作に感謝する収穫祭が行われる予定になっています。

晴天の秋空のもと第57回奥玉地区民運動会=大平優勝、中日向準優勝:9/24
体育功労で9名に栄誉賞表彰や「安全運転」など17種目で健康増進はかる

新一関市となって初の第57回奥玉地区民大運動会(菊地福男大会長)が、午前9時から奥玉小学校校庭で8自治会から約550人が参加のもと行われ、優勝に大平、準優勝に中日向、3位に宝築が輝きました。 晴天の秋空のもとでの開会行事では、体育部門で輝かしい成績を収めた水泳部門の藤野香結さんやソフトボール、ソフトテニスの県大会で優勝等した方々9名の個人に「栄誉賞」の表彰もされました。菊地大会長から「収穫の秋を迎え、運動会日和となった。新一関市となって初めての運動会だが、けがのないようどのチームもがんばってほしい。」とあいさつ。(写真上左)菅原一郎奥玉振興協議会長、藤野一関市議会議員らから来賓祝辞をいただき、宍戸久夫競技部長から競技説明があり、藤森仁選手の選手宣誓などのあと競技が開始。 「100メートル」から「クリーン作戦」(写真上右)「安全運転」「総力をあげて」「総おどり」(写真下左)「愛情テスト」など17種目に各自治会・各年代から参加、和気あいあいあの中で健康増進と交流が図られました。最後の年代別リレーでは、女子1位が天ヶ森、男子では大平が獲得し白熱したフィナーレでした。 閉会式では、成績発表のあと表彰を行い、優勝した大平に賞状・優勝旗・トロフィーが贈られ、(写真下右)副賞として奥玉愛林公益会と岩手銘醸葛ハの春工場から各チームに贈られました。佐藤良総務部長が講評を行い「力強い朝の選手宣誓を受け、トラブルやけがもなく盛会裏に終了できた。この力で体力づくりを。」とまとめ、藤野晃区長協議会長の万歳三唱をおこない、閉会宣言で一切を終了しました。4位天ヶ森、5位寺崎前、6位三沢、7位は町下と花貫で大接戦でした。

「秋の全国交通安全運動」事故防止呼びかけ奥玉地区内をパレード=9.17
9月21日〜30日=子どもと高齢者の交通事故防止と飲酒運転禁止重点に

9月17日午前、東磐井地区交通安全協会奥玉分会(菅原一郎分会長)の役員や交通安全母の会役員など35名が、交通事故防止を呼びかけ、奥玉地区内交通安全パレードを行いました。(写真下)「秋の全国交通安全運動」(今年は9月21日〜30日)に合わせ毎年実施しているもので、「高齢者の交通事故防止」「後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「夕暮れ時と夜間の歩行中ライト早目点灯推進、夜行反射材の使用」「携帯電話の運転中の使用禁止」などを重点に、15台の車で特に「飲酒運転禁止」「交通事故防止」看板などや風船をつけ奥玉地区内をパレードし、交通安全をアピールしました。 深芦沢地内の千葉さん花壇前で参加者全員で記念写真をとり交通安全を誓いました。(写真下)  ◆写真提供:村上達男氏

275名の敬老対象者中145名と来賓らが出席し一関市奥玉地区敬老会
奥玉保育園児・「チャンチキおけさ」など3婦人会出し物で80歳以上敬老者を祝福

一関市奥玉地区敬老会が、9月18日敬老の日の午前10時から千厩維新館で開催され、80歳を迎えた奥玉地区275名対象者中当日出席145名を迎え、来賓・奥玉地区福祉活動推進員・婦人会員など約100名と奥玉保育園園児37名などで祝福しました。 藤野晃奥玉地区福祉活動推進協議会長が開会のあいさつをのべ、一関市長代理の千厩地域自治区長・菊地宏雄氏から「幾多の困難を乗り越え、敬老を迎えたこと心から敬意を表します。敬老者の皆様方が元気で活躍なされることが大きな励みであり、様々な人生経験を学ばせていただき、これからもご壮健でありますように。」と主催者あいさつを代読。(写真上左)一関市議会議長(藤野寿男一関市議会議員代読)・千葉康一郎岩手県議会議員ら来賓祝辞・紹介・増田寛也岩手県知事らからのメッセージ・祝電紹介のあと奥玉小学校6年生 千葉桃花(ももか)さんが「いつまでも長生きして私たちに色々なことを教えて下さい。」とお祝いのことばをのべました。 卆寿・米寿・85歳・80歳該当者や80歳以上全員に一関市や各団体から祝品が贈呈され、菅原一郎奥玉振興協議会長の音頭で長寿と健康を祝し乾杯しました。(写真上右) アトラクションでは、奥玉保育園園児の「レッツゴー いいことあるさ」リズム(写真下左)や、花貫婦人会から「大志(こころざし)」や大平婦人会の楽しい「証城寺の狸ばやし」,宝築婦人会の「チャンチキおけさ」等の踊りで敬老者を祝福しました。80歳以上対象となってはじめての敬老会でしたが、婦人会からの「なめこ汁」もふるまわれ喜ばれました。最後に藤野秋男一関市議の音頭で益々の敬老者・参会者の健勝を祈って万歳三唱でお開きとしました。

秋晴の下のびのびと第40回記念奥玉保育園運動会=9月16日
「はじめてのおつかい」親子競技や「創立40周年記念??」等多彩に

第40回記念奥玉保育園運動会が9月16日、秋晴の下、保育園園庭で行われました。はじめのことばや加藤つる子園長から「今年は保育園の40回目の記念すべきし運動会。声援をよろしくお願いします。」とおはなしし(写真上左)「アニメ体操」から行われました。会場には来賓、父母・祖父母や新1年生、保育所職員同窓生もかけつけ、のびのびと競技が行われ赤白応援合戦も飛び交いました。 5才さくら組24名によるリズム「在郷サンバ」に続き、試走式では、1・2才児からリレーされ園長の手へ、そして畑山光成保育園父母の会会長とともにくす玉を割りました。(写真上右)かけっこや親子競技など20種目で紅白に分かれて競技されました。「はじめてのおつかい」(ばら組3才児親子)では、親がこどもと一緒にかごにお使いの物を入れてリレーする競技で、親も子も一生懸命でした。(写真下左)奥玉の名産品を集める来賓の「実りの秋」(写真下左)や「ようこそ1年生」、未入園児の「ちいさなお友達」、保育所同窓生の「創立40周年記念??」最後に紅白リレーでしめくり、全員にごほうびも・・・。

二戸市・天台寺で瀬戸内寂聴さんの日曜法話を拝聴
「いきいき人生女性向けコース」第4回目講座に32名=9/3

「いきいき人生女性向けコース」(奥玉公民館担当)4回目講座が、9月3日移動研修として受講生32名が参加。二戸市天台寺で瀬戸内寂聴さんの日曜法話で学習しました。 当初7月に予定していましたが、体調不良によって延期としたものですが、境内に詰めかけた約5千人が待ち受けるなか、突然の小雨により予定より30分早く始まりました。 法話がはじまると嘘のように日差しが戻り、境内の熱気と強い日差しの中、話題は聴衆と自分をたとえに「世の中は縁(えん)により結ばれている。」と始まり、最近の対談から「世の中が悪くなった。教育を見直すのに最低百年はかかると思っている。」と紹介。自らの生い立ちを交え「親を選んでふるさとを選んで生まれてきた人は誰もいない。宇宙の生命の意志によって送り出されてきた。何かこの世で誰かの役に立つよう使命を持って生まれてくる。命は神秘的で自分が自由にするものではない。命は定命の尽きるまで。」小説家仲間の死に話しがおよび「人間は死ぬために生まれてきた。」最後に天台寺との関わりの経緯を語られ「観音様は現世を救う。観音様が私を天台寺に呼ばれた。お墓は天台寺に決めた。一度結ばれた有縁(うえん)はなかなか切れない。これから先皆さんも天台寺の桂泉観音に守られたと思うときがある。」と結びました。法話が終わって3人の質問に応じるなど、84才と思えない寂聴さんの姿、声に感嘆した60分間でした。 帰りの研修バス内では、受講生から「寂聴さんに会えるのを楽しみにしていた。会えて大満足でした。」「寂聴さんから元気・パワーを貰った。これから頑張りたい。」「元気で長生きして皆さんの役に立つような人生を送りたい。」などの感想が述べられました。(E)

室根山三十三観音と奥玉の深い関係を学習=8/30
「奥玉地元学講座」4回目として西村力雄氏講師に17名が受講

「奥玉地元学講座」第4回目講座(奥玉公民館主催)が8月30日、奥玉公民館視聴覚室において、室根町史談会会長で一関市文化財調査委員の西村力雄氏を講師に開催されました。 「室根山信仰・三十三観音と奥玉の関わり」と題して行れた講座では、上奥玉村の大田七郎左衛門が梵鐘を造献したこと。三十三観音奉納者の一人に藤野伊右衛門(奥玉村誌に奥玉村深足洞屋敷と記載されている)の名が刻まれていること。昔、お伊勢詣りや熊野詣での際山賊に襲われたことが動機となって観音様を奉納したとの言い伝えがあること。昔は現在より下の方に室根神社があって、本宮と新宮の間に三十三観音があったことなどを学習しました。 講師は昭和34年から38年までの5年間奥玉小学校に勤務され、3年間は本校、残りの2年間は上分校で教鞭を執り奥玉地区に馴染みが深く、思い出話にも花が咲きました。

一関市博物館・文学の蔵・磐井病院などを30名が見学=8月23日
千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース』で市内移動研修

奥玉公民館が担当する千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース」B「市内の女性活動や施設を訪ねて」と題し、一関市博物館、一関文学の蔵、「せきのいちレストラン」での講話、県立磐井病院などを8月23日30名の参加のもと開催されました。 初めに、一関市博物館では大島副館長の案内で「一関のあゆみ」「舞草刀と刀剣」「大槻玄沢と蘭学」「大槻文彦と国語辞書編さん」「一関と和算」の各展示館内を見学、一関の文化と偉人に触れました。 続いて訪れた、世嬉の一酒造鰍ナは佐藤紘子常務取締役から千厩字神ノ田に13年住んでいたことや「もち文化について」の講話。「いちのせき文学の蔵」渡辺皓介副会長から文学館建設までの苦労話しや島崎藤村と一関の関わりを教わり施設を見学しました。受講生の中には関係者と非常に親しく談笑する姿も見られました。 最後に新装なった県立磐井病院を見学しました。鈴木総務課長が病院の機能について説明の後、院内を案内していただきました。広くてきれいで、県内でもトップクラスの設備を要する施設に生まれ変わったことやプライバシーや患者の人権に配慮した病院として岩手県南宮城県北地域医療の中核として期待されています。 次回の講座は、9月3日二戸市天台寺瀬戸内寂聴さんの日曜説法を聞く移動研修の予定です。
170発の花火の下で450余人の踊り手が「三沢ねぷた」などの仮装で
仮装盆おどりは三沢自治会が1位=第34回奥玉ふるさとまつりに千人以上

第34回奥玉ふるさとまつりが、8月15日夜奥玉ふるさとセンター前広場で行われ、170発の花火が打ち上げられる中、8自治会から総勢450余人の参加による仮装盆おどりが繰り広げられました。小雨の中、3自治会青年会(部)等から屋台も出て、会場にはお盆で帰省客をふくむ1000人以上の見物客も訪れ、交流が深められました。 祭りちょうちんがつるされ、仮装盆踊りの部では、ねぷたからシンデレラまでアイデアあふれるものばかり。審査の結果、56名が参加した三沢自治会の「三沢ねぷた」が1位に。2位には中日向自治会の「千と千尋の神隠し」(43名)3位には大平自治会「盆踊りもサッカー全員一丸」(65名)敢闘賞は、「安全安心の奥玉」の宝築自治会(87名)が受賞し、それぞれに菅原一郎会長から賞状・賞金が贈られました。男女で赤い前掛けで元気に踊る「夫尽(ふじん)舞総踊り」に仮装して56名が参加の天ヶ森自治会や「環境戦隊エコレンジャー」(町下=60名)。かわいい仮装と山車の「シンデレラ」(寺崎前=36名)、「海賊だよ花貫パイレーツ」(花貫=47名)などユニークな山車や仮装が登場し会場を沸かせました。(写真下) 花火は3回に分けて打ち上げられ、3寸からスターマインまで約170発の花火がお盆の夜空を彩りました。会場周辺の道路に車を止めて見物する人も多く、多くの観客でにぎわいました。

手づくりでしぼり染物体験に歓声あがる=「わいわい工作」で
「奥玉地区子ども教室」夏休み行事として12名が楽しく体験=8月3日

奥玉地区子ども教室「わいわい工作・染物体験」が、8月3日午前開催されました。(写真左) 小学生低学年の子ども達12名が、奥玉公民館内であらたまキッズスクールの指導員を講師に、手づくりで絞り染めに挑戦。染め液は、低学年が多いので水の方を選びました。はじめての体験に手間どっていましたが、徐々に作り方の指導をもらい、出来上がりを頭に浮かべ、輪ゴムで絞りさせました。思い思いの模様を作りながら完成させ、公民館前に乾かし、楽しい時間を過ごしました。初めて体験する子供たちが多く、歓声を上げながらの豪華な染物作品が出来上がりました。「『夏休みの作品』として学校に提出?」などの声もあがりました。全員で記念写真をとって終わりました。


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