新一関市誕生・千厩夏まつり=奥玉振興協議会から約200名参加
「義経東下りと総おどり」で子ども出車と太鼓や踊り手に弁慶等も一役=7/29

「新一関市誕生記念・千厩夏まつり・千厩おどり山車競演会」が、7月29日夜開催され、奥玉振興協議会(菅原一郎会長)からは「義経東下りとおどり」と銘打って子ども山車を先頭に根山打ちばやし13名の太鼓山車、それに金のうちわを持った70名以上の踊り手など総勢約200名が参加し、まつりを盛り上げました。りりしい義経公が白馬に乗り、弁慶が従え、それに静御前が牛車に引かれ多くの観客を沸かせました。(写真上右) 当日は、天候が危ぶまれましたが、町内12団体千人の中のひとつとして参加し、「奥玉」を発信しました。せんまやおどりでは、8自治会からもれなく参加でそろった踊りをし、太鼓山車では、休憩時に本部席前で千寿荘の方々等に「根山打ちばやし」を披露するなど大奮闘しました。  新一関市になってはじめて、そして34回目を迎えたまつりになり、奥玉振興協議会としても大平自治会はじめ多くの方々の協力を仰ぎ、山車準備等連日・連夜行いました。
15日夜に「弟34回ふるさとまつり」も天候に恵まれ、170発の花火の下で仮装盆踊りや出店も出てお盆の帰省客を含め盛大に開催する予定です。各自治会では、引き続きがんばっています。

地域大学「四季の山野草・園芸コース」4回目『菊・福助づくり』実技指導
26名が受講、「秋の産業文化祭に向けて成果が楽しみ」=7月25日

千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」の4回目講座として菊の『福助づくり』に挑戦するため、7月25日午前から奥玉公民館を会場に千菊会事務局長の金野雄氏からビデオも使い講義(写真上左)と実技指導が行われました。「5号鉢(プラスティック)は熱をもちやすいので注意を。輪台や棒、Bナインの使い方、鉢上げ後の管理、水のかけ方,脇芽処理,つぼみ選定、花の咲かせ方の注意点、最後の仕上げ」までひととおり復習も含めて説明がなされ、実技に移りました。 この日は、26名(34名申し込み中)が受講し、2回目に土づくりしたものと苗をわけてもらい、鉢上げ(定植)をしました。11月上旬の千厩地域産業文化祭での作品発表に向けて@置く場所A追肥と止め肥B増土CBナイン散布D病害虫防除に心がけながら育てていくことになっており、受講生それぞれの成果が楽しみです。講師からは「『福助』が『長助』にならないよう期待しています。」とまとめのことばがありました。

小さな自治会の大きなイベント=あんべ光俊コンサートやWAO演奏も
町下サマーフェスティバルでビアガーデンと屋台やフリーマーケット=7.23

町下サマーフェスティバルが、7月23日夜町下広場特設会場で開催され、地区内外から約300名を超える夏の夜の交流が行われました。 町下自治会(金安信会長)などが主催し、地元アマチュアバンドWAO演奏でオープニング。スペシャルゲストとして釜石市出身のあんべ光俊さんが平成14年以来4年ぶりに町下広場でのコンサートも実現しました。「遠野物語」「星の旅」や前日、岩泉町安家でも披露した「ウレイラの森」などを歌い、会場の人たちと手拍子で一体となり、盛り上がりました。町下の子ども達も紹介され、一緒に歌い、夏の夜のひと時を過ごしました。 忙しい合間をぬって菊地宏雄千厩地域自治区長や市議会議員、各自治会長も姿を見せました。外屋台では生ビールや焼き鳥・焼きそば、かき氷なども出て完売の盛況。フリーマーケットや金魚すくいもあり子供からお年寄りまで楽しみました。自治会役員や子ども会育成会役員など地域を挙げての取り組みも6回目を迎え、他地区からも観客が訪れ、すばらしい盛り上がりとなりました。

奥州市・羽田の鉄、「高野長英・後藤新平・斎藤実」三偉人館等見学
「奥玉地元学講座」移動研修に21名、奥玉との関連も学習=7/19

「奥玉地元学講座」移動研修(奥玉公民館主催)が7月19日、奥州市の三偉人館等を21名が訪れ、「奥玉と水沢との関わり」『鉄』や先人の偉人たちの生き様を感じとりました。 初めに「キューポラの館(水沢伝統産業会館)」で鋳物業の歴史を学びました。奥玉でも栄えて鋳物業の変遷と鋳物業が羽田地区になぜ発展したかを展示やビデオ等で見学。 午後には、水沢観光協会の観光サポーター・高橋さんの案内で水沢の三偉人、高野長英・後藤新平・斎藤実の各記念館や武家屋敷、偉人通りを見学。学芸員から詳しい説明があり、真剣に学習していました。高野長英記念館では、足跡をたどり、17歳で江戸に出てオランダ医学を学び、長崎で蘭学を学び、鎖国の中で「夢物語」を書き、幕府から罰せられ牢獄に入れられ、逃亡47歳の生涯を終えます。日本の夜明けに生涯を捧げた蘭学者として、後世に名を残しました。11〜17歳まで大東町興田の祖父・元瑞から漢学を教えられ、寺子屋でさらに子供達にも教えたといいます。母、美也にあてた手紙も公開されており、愛情の一端を知りました。 後藤新平記念館では、先見の政治家「大風呂敷」といわれた新平の生涯をたどりました。台湾総督府民政庁官、初代満鉄総裁、東京市長など歴任し、都市改造など業績の数々が展示されてありました。「自治三決=人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいをもとめぬように」の精神は少年の心を説く信条として有名ですし、公民館全国第1号も隣接に建設してありました。(写真左) 斎藤実は、岩手が生んだ2人目の総理大臣「自力更生」がモットーの偉大なる凡人政治家でした。海軍兵学校で学び、4年間アメリカ留学し他国の情勢も学び、原敬内閣から朝鮮総督に任命され、民生の安定に努めました。75歳で内閣総理大臣になり、軍国主義の防波堤の役目を果たそうとしましたが、内大臣の時の昭和11年に起きた「2.26事件」で凶弾に倒れます。記念館には、その当時の遺品展示と書籍、明治時代の新聞など昭和7年に建てた耐火図書館に納められています。(写真右は、斎藤実記念館前にて参加者) 帰りには、感想を含め新たな発見や学習成果を話してもらい、今後も深めていくことを確認しました。岩手が生んだ先人の先見性のすばらしさを感じとり、奥玉との関係も伺い知ることができた有意義な講座となりました。

「女性の年金・健康保険や生命保険を考える」テーマに学ぶ=7/18
「社会保険制度理解し、生命保険は不安解消の助け」=いきいき人生女性向け

奥玉公民館担当の千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース」2回目=「女性の年金・健康保険や生命を考える」が、7月19日千厩公民館で開催されました。「FP(ファイナンシャルプランナー)で一関市在住の菅原初江さんから社会保険制度と基礎年金等のしくみと生命保険のしくみを理解し見直しをすることの必要性について学び、21人が受講しました。 菅原さんから「マラソンが縁で東京からこちらにお世話に。岩手はとてもいい所。『FP』とは、家計の総合アドバイザー、ホームドクター。社会保障制度は、「結い」の精神。生命保険は、しくみ制度も理解してから加入や見直しを。」と自己紹介がありました。 「老齢基礎年金(国民年金)の目安として40年間加入で年額79万円(18年度)25年掛けないともらえない。女性は、1〜3号の被保険者を変遷するので期間を知っておくこと。」遺族年金についても具体例をあげながら、説明がありました。また、平成19年4月から離婚時の厚生年金分割や若齢期の妻に対する遺族年金見直しなど女性の立場に配慮した改正であることも触れました。「医療保険(健康保険)については、医療制度改正で特に高齢者負担が増えること。高額療養費制度の自己負担限度額も18年10月と20年4月から改定されること等老後の生活資金確保を蓄えや生命保険で補うことが求められることになる。」 「人生は、『目標・夢』であり、『人』=健康、『仕事・趣味・お金』が保障されているのが、公的年金や健康保険だけでは充分ではなく、突然収入が途絶えたりする『不安』解消の助けとして生命保険があること。どの位あればいいのかは自分で認識しておくこと。」と生命保険の持つ意味を解説。生命保険の3つの基本形として@終身保険A定期保険B養老保険に分かれ、それらの組み合わせでいくつもの商品ができている。それぞれの違いと利点・欠点があること。貯蓄性があるものもあるが、リスクのあるものもある。特にも掛け捨ての保険は、給付金の支払い限度日や期間、給付金の額、オプションなど良く理解し、無理なく掛けていく。説明書の小さな説明文を読むこと。」の大切さのお話がありました。普段、聞くことの出来ない女性の立場にたった年金や保険について受講生もうなずいて聞き入っていました。

8チーム100名の参加で霧雨の中千厩野球場で熱戦繰り広げる=7.9
中日向が優勝、準優勝に大平3位宝築・寺崎前=第57回奥玉地区野球大会

第57回奥玉地区野球大会(奥玉体育協会・奥玉公民館共催)が、7月9日千厩野球場を会場に霧雨の中、8チーム100名の選手が参加し、熱戦が繰り広げられました。開会式には8自治会からもれなく参加し、菅野房夫副大会長(菊地福男大会長代理)が「伝統ある野球大会でどのチームもがんばって栄冠を」と挨拶しました。(写真上左)選手宣誓が前回優勝の大平チームからあり、5回又は1時間のなかで試合が繰り広げられました。(写真上右)若い人たちを中心に試合を盛り立てた中日向チームや選手層の厚い大平三沢チームなどや往年の選手も参加し、どの試合も熱戦でした。試合結果は、1回戦=中日向9:3町下、寺崎前16:6天ヶ森、大平8:3花貫、宝築6:4三沢、準決勝=中日向7:1寺崎前、大平12:2宝築、決勝戦=中日向13:1大平でした。 その結果、優勝に中日向が16年度に続き12回の優勝に輝き優勝旗等が贈られました。(写真下)準優勝は大平、3位に宝築と寺崎前が賞状等をそれぞれ手にしました。最優秀選手に千葉和也選手(中日向)、優秀選手は日下明選手(大平)が選ばれました。ホームラン賞には、藤森仁選手(大平)と小野寺卓(たかし)選手(三沢)2人に贈られました。

夫婦石観光まつりで「おいとこ」おどりの数々=花貫の渡辺吉郎さんら団体準優勝
新市誕生記念・一関市7地域選抜おいとこ大会と第12回夫婦石おいとこ大会

岩手県南・宮城県北に伝わる祝い座敷踊りとして受け継がれてきた「おいとこ」が一同に会して披露されました。今回は、新一関市誕生記念・「一関市7地域選抜おいとこ大会」と「第12回夫婦石おいとこ大会」が、7月8日夜夫婦石前特設会場で、夫婦石観光まつりのメイン行事として開催されました。(写真左上)「夢灯りの点灯」も行われました。 夫婦石おいとこ大会には、16個人8団体が一関市各地域や宮城県栗原・登米、気仙沼市から参加し、その中で奥玉・花貫から参加した渡辺吉郎さんら8名(写真右上)が団体の部で準優勝に輝きました。7地域対抗では、旧市町村代表が団体や個人で踊りが披露され、独特の振り付けや歌で会場いっぱいの観客を沸かせました。審査員には、平泉町毛越寺一老・藤沢町民劇場団長・宮城県登米市の伊達なおいとこ大会実行委員長ら第三者があたり、千厩地域代表の岩渕百合雄さんら6名が1位に輝き、2位に花泉地域代表の夫婦おいとこの踊り、3位に室根地域・津谷川の女性の踊り、他の4地域代表には特別賞が、熊谷英三大会長から贈られました。「おいとこ」の元祖とも言われる千葉県芝山町に伝わる「白枡粉屋踊り」も千厩民謡保存会員の手で協賛イベントとして踊られました。(写真右下)  「同じ郷土芸能を共有しながら新市の一体感醸成に大きな一歩をふみだしてほしい。」(あいさつ等=写真左下)とあったように、一関地域の隅々に伝わる「おいとこ」復活と伝承にはずみがついた大会でした。また、せんまや夜市も同時開催され、商店街は、大勢の人でいっぱいでした。

「世代をつなぐ おふくろの味」食の大切さテーマに奥玉小家庭教育講演会
「生きることは食べること、手作りの良さ子どもに伝えて」=53名が聴講

奥玉小学校PTA家庭教育講演会(奥玉公民館・奥玉小PTA共催)が,7月6日午後、奥玉小学校体育館を会場に「世代をつなぐ おふくろの味」と題して大東地域の「やまあい工房」伊東幸子さんからビデオを交え、講演をいただきました。53名の父母らが真剣に聞き入りました。(写真) 初めに、京津畑自治会の設立から「やまあい工房」の誕生や「食の文化祭」の取り組みの中で、地域の方々の知恵や工夫が発揮されたことで郷土食や伝統行事保存の記録集「やまあいの絆」に120品の作品を紹介。各方面かから注目され、農林水産大臣賞などを受賞したことが話されました。伊東さんは、12人の地域のお母さん方と工房を運営。郷土食の掘り起こし、研究、伝承。地元食材を活かした「手づくり・家庭・おふくろの味」を提供し、本物の味を添加物など使用しないこだわりで安心・安全を心がけ、「道の駅・かわさき」などで販売しているほか、地域のお年寄り等に弁当の提供もしています。 「子どもに食文化を伝えてほしい。作法やがまん・(食事の)ありがたさ・感動する心など究極の手づくりは郷土食事にあります。忙しい中でも子どもと一緒に台所に立たせたりしてみるなどしてほしい。最近、胸が押し付けられる事件が多いが、『生きることは、食べること』食が軽視されており、『生命』が軽く扱われている。日本の郷土食を節目に出して家族の絆を強めてほしい。気候・風土に合った食事を出し、@買い物に行っても加工品の裏側をみてほしい。(添加物など)A買い物かごの中を見ながらもう一度考えてほしい。(必要かどうか?)週1回、心のこもったメニューにチャレンジを。ごはんは、しっかり食べさせましょう。」と結びました。

「園芸の基礎について」学ぶ、近代的温室や設備も見学=6月24日
千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」3回目講座に28名

奥玉公民館が担当する千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」の第3回講座が、千厩高等学校農場を会場に6月24日、草花担当の小野寺公男先生を講師に開催され、「園芸の基礎(コンテナ栽培)」について28名が学びました。初めに、千厩高校の農場運営について、「地域に開かれ、期待されることをめざして つながりを大事にしてゆくために、PRとアフターケアを大切にしたい。気軽に農場を訪れたり、相談の電話をして下さい。」とお話がありました。わかりやすい資料をもとに、植木鉢やプランターを利用した栽培で注意すべきことや、温室等の施設も見学しました。園芸は、楽しみながやる工夫してやることの大切さと花壇づくりについても助言いただきました。農場では、立って作業ができるよう改善をはかったり、遮光カーテンや補光装置、施肥など近代的に取り組まれていることで、地域の大きな宝であると認識してきました。受講生からも多くの質問を受けました。最後に、受講生に「インパチェンス」の花苗が手渡され、「この秋までに管理して、見せて下さい。」と宿題が出されました。また、花にも私的財産権があることなども説明されました。次回は、7月25日に「菊(福助)作りについて」実技を行う予定です。

「土づくり・人づくり・夢づくり」事業=100人健康増進行事で親睦深める
ユニカール・ゲートボール大会・生活習慣予防食講習・健康講話等

「土づくり・人づくり・夢づくり」事業の一環として、趣向も新たに第20回天ヶ森おさなぶりゲートボール・ユニカール大会と健康増進行事が、6月18日維新館・おくらんど・奥玉公民館を会場に開催され、地区民100人以上が参加しました。(写真上) 恒例のとなっていた行事でしたが、新一関市となり自治会総合補助金対象事業のひとつとして8班対抗で競われたゲートボール大会の部では1位に入山東班、2位入山西班、3位竹ノ下・林ノ沢班。ニュースポーツとして初めてのユニカール大会の部は、1位が入山西班、2位竹ノ下班、3位入山南班・船丸班となり、総合優勝は入山西班,準優勝に竹ノ下班が輝きトロフィー等送られました。生活習慣病予防食として「豆腐しゅうまい」「青菜のきのこソース和え」「豆腐のババロア=デザート」の3品をつくる調理講習も同時に行われ、参加者にも賞味していただきました。 競技の合間に血圧測定も行われ多くの人が測定。測定した講評も含め市千厩保健センターの千葉富美江主任保健師さんから「検診の受信体制の変更について」のお話を受け、そのあとは表彰式やおさなぶり懇親会として、レシピ紹介、新地区民紹介と続き、なごやかに交流を深めました。(写真下右) 同日、大平地区でも第34回大平地方おさなぶりスポーツ大会が、120人以上の参加で「今日も安全運転」など12種目で交流・親睦を深めました。

寺花が優勝、町下準優勝=第32回奥玉地区老人スポーツ大会、6/14
200人の選手と奥玉保育園児60人らのリズム交流や交通安全指導も

第32回奥玉地区老人スポーツ大会(藤野福男大会長)が、6月14日、千厩維新館で行われ、7チームから200人の選手と奥玉保育園児60名も交流行事に加わり、にぎやかで楽しい大会となりました。「安全運転」などの競技の後、五嶋秋子市専任交通指導員らからの高齢者交通安全無事故を訴えました。「一心同体」「ボール送り」競技など8種目で競技が行われ、途中奥玉保育園児との「玉入れ」(写真下左)もあり、「がんばれ、がんばれ」の声援も飛び交い、奥玉保育園児から「手のひらを太陽に」「アンパンマン音頭」などのリズムが披露され、会場の方々から盛んな拍手が贈られました。  最後の「長寿リレー」では、寺花が1位をものにし、2位に町下、3位に三沢と熱戦でした。 競技の結果、優勝は寺花、準優勝は町下、三位に三沢が輝き、優勝旗やトロフィー・奥玉体育協会からの副賞などが贈られました。(写真下右)7月12日の第32回千厩支部老連老人スポーツ大会に上位チーム・選手などが選考され参加する予定です。

「男女共同参画=女性の視点で提案、行政を動かす力に」と上原さん
千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース』スタート=6月1日

奥玉公民館が担当する千厩地域大学「いきいき人生女性向けコース」@「地域社会と男女共同参画」と題し、NPO法人いわて男女共同参画センター長の上原(うえはら)千鶴子さんらを講師に6月1日午後2時から31名の参加のもと千厩図書館ミニシアターを会場にスタートしました。 村上福男館長より主催者あいさつがあり、講演に移りました。上原さんから、「男女共同参画、『ちょっとおかしいんじゃない』と気づくこと。ことばひとつでなごやかにもなる。女性の視点で提案をし、行政を動かす力になる。女性は、家事や子育て、介護などにたずさわるが、気持ちを楽にすることも大切。子育てでは、共稼ぎで子どもが病気になった時など制度として子育て支援体制の不備もある。」とし、「農村地帯の女性が明るく健康で過ごす方法として、毎日楽しいことを生かすこと。対等なパートナーとして家族間給料性なども。また、都市部では夫が女性に対する暴力(DVD)の問題相談も多い。自殺者の数も北東北3県が多い。悩みを聞いてあげる体制の意味から男女共同参画センターでは電話相談などを受けたり、講座や行事も開催。これまで千厩地域でやってきたことを新一関市の共同参画プランに生かしてほしい。行政まかせでは、だめです。目標もちながらすすめてほしい。」等、プランづくりの体験や相談活動の中から語られました。(写真) その後、受講生(フロア)から、発言を受けました。「千厩町時代に『夫婦石』のように支え合って・・の男女共同参画宣言を出したり、女性模擬議会や具体化向けての条例化まですすんだが、合併で改めてプランが作られる。」「男女共同参画だまっていると取り残される。寸劇を通じて訴えている。」「新町地区ではモデル的にお父さんの尻をたたきながら一緒に生ごみの再利用やっている。男性も環境に対する意識をもっている。」など地域で実践している様子も話されました。まとめに、上原さんや吉田相談員さんからセンターの活用を含め、「男女共同参画のことを心において、パワーあふれる活動を地域の中でできることから今後も続けてほしい。」と結び、1回目の講座を終えました。 2回目は、7月2日「瀬戸内寂聴さんの法話を聞く」移動研修が予定されています。


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