さらに深め、今後の活用のため「奥玉地元学講座」がスタート=5/30
21名が参加して「拓本のとり方について」楽しく学ぶ=小野寺敏男氏講師に

18年度の「奥玉地元学講座」が5月30日、奥玉公民館で21名が参加して開講しました。1回目講座は「拓本のとり方」と題し、東磐史学会理事の小野寺敏男氏から石碑や墓石などに刻まれている字や模様のとり方など幅広い角度から学び、実技も交え学び、認識を深めました。(写真) 小野寺氏は、初めに「『拓本』とは、木や石碑や器物に刻まれた文字・文様を紙に写しとったもの。」とし、楽しみながら面白く。方法として『湿拓』=画仙紙等に被写物に延べ、水を刷いて密着させ、半ば乾いてから植えから墨拓(ぼくたく)などを湿したタンポでたたく。被写物に直接墨は絶対に行わないこと。」や「拓本の効用」「用具=@タオルA毛織物B新聞紙C画仙紙D墨(墨汁など)Eタンポなど」「タンポの作り方=木綿等で脱脂綿を包み、紐等で結び3個位用意」などのお話しをいただき、実物も披露してもらいました。 実技として、地蔵院山門前の「藤野善作碑」や「石碑」の拓本とりを実際に行いました。これまで地元学研究会員の武者昭一さんらが調査して各行区ごと、神社・仏閣内の石碑の配置図や説明文も完成しており、今後の活用を含め、拓本をとることでさらに深め、郷土の歴史の一端を後世に残す大切さを知ることができました。 2回目は、6月23日に奥玉と関わりの深い古文書の中から鈴木幸彦先生から講座を受けることになっています。

なんでも 元気に ベストをつくせ」晴天のもと奥玉小大運動会=5.27
親子競技や表現「熱き想い〜OKUTAMA〜」など多彩な種目で

平成18年度一関市立奥玉小学校大運動会が、5月27日に「なんでも 元気に ベストをつくせ」をスローガンに奥玉小校庭で行われました。晴天のもと絶好の運動会日和で25種目で競いました。 優勝旗の返還のあと三浦哲朗校長があいさつし、荒川透奥玉小PTA会長がお祝いの言葉をのべ、運動会の歌や準備体操に続き応援合戦も繰り広げられました。127名の児童の父母や祖父母、来年度入学児、中学1年生、来賓など多くの方々が声援をする中、一等に赤、二等に黄、三等に青のリボンや団体優勝旗も贈られ、各学年とも一生懸命でした。 3・4年親子による「熱帯低気圧」(写真上左)や1・2年の親子玉入れ(写真上右)、「応援合戦」、かわいい1・2・3年の表現「じょんがらまつり」(写真下左)、4・5・6年のチームワークの「熱き想い〜OKUTAMA〜」(写真下右)、「紅白リレー」など見ている人も参加できるなど多彩な運動会種目でした。 どの学年の子どもたちも準備や応援そして競技にと大活躍で午後2時過ぎ、今年の運動会を終えました。

坂下地内の「地蔵田」のお田植え=円形の田んぼで子どもらが
五穀豊穣・安全を祈願し5月21日に約40名が参加して

古くから伝わる言い伝えをもとに「地蔵田」のお田植えが、5月21日午前奥玉字坂下地内で行われました。地蔵田の場所は、昭和30年代はじめまで残されていましたが、その頃の第一次区画整備でなくなったと言われ、伊藤薫さんの水田に復元し3年目を迎えたものです。地蔵院の大場浩俊住職が、設置した地蔵様に焼香し、五穀豊穣・安全祈願の供養を行い、大場住職が植え初めをしました。 晴天に恵まれ、千葉直喜さんらの指導で、千葉カノエさんの田植え歌などにあわせ、寺子屋生(書道塾などに通う子どもたち)や寺院役員・地域関係者など約40名の手で円形の田んぼ約2アールにひとめぼれの苗をにぎやかに手植えしました。(写真上下左・右)終了後は、小豆ごはんで作ったおにぎりや漬物、ジュース等いただき豊作を祈りながら、慰労がされました。秋の地蔵講で本尊の水引地蔵等に奉納し、収穫祭が行われます。 一方、周りの基盤整備水田の田植え作業も21日までに終了し、奥玉地区内ではあともう少し残っています。

新会長に藤野福男氏、事業計画等原案通り承認=奥老連総会
「夜間は反射材や明るい色の服を」と交通安全講話=5.19

平成18年度奥玉老人クラブ連合会総会が、5月19日奥玉公民館で開催され、代議員など50名が参加して平成18年度活動方針・予算などが全員一致で承認されました。 佐藤初雄会長が「昨年は、輝かしい成果を納めた。町お茶ぱたきカルタ大会での奥玉勢の活躍。町老人スポーツ大会での奥玉準優勝など、会員皆様の実力の証し。高齢者といえども社会の担い手であり地域にあっては、社会貢献する活動をしていきたい。」とあいさつ。(写真下左)小野寺健市支所福祉課長、市老連千厩支部長金野肇氏から「地域を支える高齢者が安心して暮らせるようご活躍を。自立できる高齢者めざし今後もご活躍を」などのご祝辞をいただきました。議長に小山岩男さん(天ヶ森)を選出し、17年度事業報告・決算や18年度事業計画・予算が全員の拍手で承認されました。 役員改選もあり、監事3名を選出。理事互選による新会長に藤野福男さん(宝築)、副会長に千葉英一郎さん(大平)と佐藤つや子さん(町下)が就任しました。それぞれからあいさつがありました。 終了後、「高齢者が交通事故にあわない・おこさないために」と題して市専任交通指導員の五嶋秋子さんから交通安全講話を頂きました。「千厩警察署管内でこれまで6件の死亡事故。いずれも高齢者の事故。夕方からが多く、高齢者は視力・脚力が衰えている。『無理をせず・油断をせず』事故防止につとめて下さい。歩行者も自転車にも夜行反射材と明るい色の服を着ましょう。」とお話がありました。(写真下右)

平成18年度千厩地域大学が開講=いきいき人生女性向コース等10コース
「自己を高め 学習の定着 健康で生きがいづくりを」と学長あいさつ

平成18年度千厩地域大学・メオトピアカレッジ開講式が、5月17日千厩公民館で、「いきいき人生女性向け」「四季の山野草・園芸」コース24名を含む受講生ら約70名が出席して行われました。学長である一関市教育委員会教育長・藤堂隆則氏(金弘則教育部長代読)から「受講生の皆様には、自己を高め、学習の定着を図っていただきたい。これからは、地域力が試される時代に入る。健康で生きがいづくりのため、力まず・楽しみながら学んで下さい。」とあいさつ。(写真下)来賓の菅原一郎町づくり団体連合会長から「1年間お互い支え合って学び、メオトピアカレッジの充実強化を期待します。」とあいさつがありました。特別コースを含む10コースの受講生を代表して初心者パソコンコースの小山眞さんが「こうした学びの場が合併でも継続されて良かった。千厩には先人が沢山いるが、磨きをかけながら学んでいきたい。」と学習への抱負がのべられました。職員紹介とコース紹介が行われ、232名が受講していることが報告されました。 その後、記念講演に移り、奥州市社会福祉協議会長の油井明氏から「人生後半がおもしろい」と題して受講生への励ましのお話がありました。「日本は世界一の長寿国。お年寄り扱いするが、活躍する場をつくりだすステージづくりがない。高齢者が「夢」を持ち社会参画することで人生の後半をすばらしく生きることができる。『集まる。あいさつする。汗もかく。明日にレッゴー。』外にでて活躍する場(ステージ)をいっぱいつくる。小さい時の記憶がよみがえってくる。人生後半は、『か・き・く・け・こ』か=@感動A感激B感謝、き=記録する。く=くつろぎタイム。け=継続は力なり。こ=好奇心を持ちましよう。新しい発見で楽しいことがでてくる。」といろいろな例を出して楽しくお話しをいただきました。 旧水沢市の活動についてもふれ、「どんなことを教えるか話っこすっぺ。」や、楽しく活動し「何でもやろう会」の様子なども紹介されました。「好奇心を持つことなどでいつまでも若く生きることができる。地域大学を大事にし、まとめを残して次の世代へバトンタッチを。」と結びました。 千厩地域大学は、5月14日からの奥玉公民館が担当する「四季の山野草・園芸コース」を皮切りにスタートしており、「ウオーキング」「軽登山」「古文書」「陶芸」など10コースと特別課程で展開されます。

千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」スタート=「エビネの育て方」を学ぶ
山野草展見学や山野草の栽培基本や病害虫対策などに25名受講=5月14日

奥玉公民館が担当する千厩地域大学「四季の山野草・園芸コース」の1回目講座が5月14日、東山町松川公民館と大原地内にて移動研修の形で行われ、33名受講申し込み者中、25名が受講しました。四季の山野草・園芸コース講師の松井哲さんから「エビネの育て方について」実技指導を受けました。 松川公民館を会場に行われた「第27回東山町・山野草展」を見学し、エビネやアツモリソウなどのかれんな花や「当地方の珍しい植物」など480点が展示されてありました。バスでは、自己紹介や抱負として「花の名前をひとつでも多く覚えたい。」「菊づくりに再挑戦したい。」など語られました。 松井さんからは、肥料の3要素や有機肥料と化学肥料特性等について講義を受け、「エビネの花芽分化は7〜9月に決まる。花を見た後の5〜6月は葉を大きく育てるのがコツ。」と花が散ってから来年に向けての管理の大切さについても話され、自ら作っているエビネの数々の解説も受けました。(写真上) 2回目講座は、5月26日、奥玉公民館を会場に「菊の育て方と管理」について一関菊花会の佐々木武宗夫氏を講師に土づくりの実技を含め学習することになっています。

「種蒔き桜」がやっと4月30日に満開=昨年より3日遅れ
奥玉字物見石地内の「種蒔き桜」は昨年より3日遅れで奥玉公民館前の桜も4月30日昨年より1週間遅れでやっと満開になりました。期間中には、老健施設「やまゆり」の入所者らが訪れました。(下の写真は、4月30日撮影)
物見石地内の「種蒔き桜」が4月30日に満開。昨年より3日遅れ。
奥玉公民館前の桜。昨年より1週間遅れの開花。4月30日に満開

新緑の下で飛ケ森キャンプ場びらき=みどりの日に260名が参加して
室根山バックに根山打ちばやしや小梨黄金太鼓の奉納行事も

「みどりの日」の4月29日、飛ケ森キャンプ場びらきが青空と新緑の下で関係者・森林愛護少年団・地元地区民など約260名が参加して行われました。 神事に続き、千葉照嘉実行委員長が「桜はまだ満開とならないが、雄大な自然の中で町内外から多くの利用がある。地元や関係者のご努力によって管理されている。新一関市となってもキャンプ場が利用されるようになってほしい。今日一日楽しんでほしい。」とあいさつしました。菊地宏雄千厩地域自治区長、村上悌市議会議員らからの来賓祝辞に続き、花火を合図にテープカットで開幕を告げました。 開幕を待っていたかのように、澄み切った青空と新緑の下で奉納行事として室根山をバックに「根山打ちばやし」と「小梨・黄金太鼓」演奏も奉納披露されました。奥玉森林愛護少年団員にも参加していただいたほか、桜のつぼみを前に一足早い花見を兼ねて訪れた家族連れなども多く、にぎわいました。 飛ケ森キャンプ場は5月1日から10月末日まで利用でき、申し込みは一関市立奥玉公民館(電話0191−56−2950)まで。自然派キャンプ場で炊事施設等あるのみですが、本来にかえってのキャンプや野外活動・自然体験ができる場として活用が図られています。

奥玉体育協会副会長に菅野房夫氏と学識理事3名を補充選出=4.26
17年度事業報告・決算認定と18年度事業計画・予算が承認=18年度代議員総会

奥玉体育協会の18年度代議員総会が4月26日奥玉公民館で開催され、代議員ら35名が出席のもと17年度事業報告・決算が認定され、18年度事業計画・予算が拍手で承認されました。 総会では、菊地福男会長が「昨年は野球大会・地区民運動会が雨等で中止となったが、各事業ともすべての地区から参加のもと盛大に開催できた。新一関市となって体育協会の設立も早まると聞いている。規約改正と役員の補充選出をお願いするのでよろしくお願いしたい。」とあいさつがありました。来賓祝辞で千厩町体育協会の三浦興一副会長から「奥玉地区のスポーツ行事が盛んに行われていることに敬意を表する。新一関市になり新たな連合組織が誕生する予定だ。スポーツの振興と地域発展に尚一層の活躍を期待したい。」とありました。 議長に佐藤知男代議員を選出し、議事ではすべての議案が満場で承認され、空席となっていた体育協会副会長に新しく菅野房夫氏(三沢)、学識経験理事に小野寺勝義氏(天ヶ森・市体育指導員)、金野剛一氏(花貫=陸上ほか)、藤野守氏(中日向=バレーボールほか)を全員の拍手で補充選出しました。
 主な18年度事業は次のとおり。
  6月4日(日)=第26回奥玉地区壮年スポーツ大会(維新館・宿下コート・奥玉小校庭)
  6月14日(水)=奥玉地区老人スポーツ大会(維新館)
  7月9日(日)=第57回奥玉地区野球大会(千厩町営球場)
  9月24日(日)=第57回奥玉地区民運動会(奥玉小校庭)
  10月2〜6日=第53回奥玉地区バレーボール大会(維新館)

「『生命と暮しとふるさとを守る』婦人会活動の原点に帰り、女性として行動を」
平成18年度奥玉婦人会総会で事業計画・予算等全員で承認、活力ある展開を期待

平成18年度奥玉婦人会(宍戸一枝会長)の総会が、4月16日奥玉公民館で約40名が出席して開催されました。宍戸会長から「昨年はみなさんのご協力で廃品回収や各種事業を展開してきた。婦人会は『生命と暮らしとふるさとを守る』活動であり、新一関市となり組織も大きくなったが、女性として何を考え行動すべきかをみなさんと一緒に活動展開していきたい。今後ともご協力を。」とあいさつ。(写真左)。来賓として千厩地域自治区長代理の宍戸久夫支所地域振興課長、菅原一郎奥玉振興協議会長、藤野宣子千厩町婦人協議会長らから祝辞があり、「少子高齢化の中で、お互い支え合って地域活動を行い、女性の活動の場をひろげましょう。」(藤野会長)「女性の方々のパワーを感じる。奥玉地区内各行事等女性の方々のご支援を。」(菅原会長)等とのべられました。 議事に移り、藤野喜久子さんを議長に選出し各議案とも全員の拍手で承認され「組織の充実と活性化。女性の地位向上・教養を高める研修。社会福祉活動推進。くらしを考え環境浄化活動」などの活動方針や予算が確認され、活力ある展開が期待されます。(写真右)

新入生18名を迎えが元気いっぱい=平成18年度奥玉小学校入学式
三浦哲朗校長から2つの約束のお話や来賓から励ましのことばも=4月6日

平成18年度一関市立奥玉小学校(三浦哲朗校長)の入学式が、4月6日に来賓や保護者が見守る中、同校体育館で行われ、18名の元気いっぱいの新入生を迎えて全校で123名となりました。 ひとり一人が呼名され、元気に返事があり、三浦校長から「今日の日を楽しみにしていました。お兄さんお姉さんと学校が毎日楽しくなうように元気いっぱい通学してください。2つの約束として@元気なあいさつをしましょう。A自分のことは、自分でやりましょう。自分で用意できるようになりましょう。」と式辞がのべられました。(写真左上)市教育委員会告辞が代読され「@元気にあいさつをしましょう。Aしっかり先生のお話を聞きましょう。Bお兄さんお姉さんたちと一緒に勉強や遊んだりしましょう。」とありました。千厩地域自治区長代理の下村透支所事務次長から「個性を伸ばして、キラリと輝くようご指導をお願いします。」とあり、加藤つる子奥玉保育園長ら来賓祝辞・紹介に続き、入学祝品授与がありました。 一年生を迎えることばが、6年生の千葉桃花さんから「入学してくるのを楽しみにしていました。学校は楽しい所です。一緒に勉強したり遊んだりしましょう。何でも話して下さい。」とのべられ(写真右上)、教職員13名も紹介されました。(写真左下)保護者の方々も子どもの晴れの入学を見守っていました。(写真右下) 新入生は、教室にもどり交通安全黄色い帽子やノートなどを贈られ、「明日から元気で通学してください。」と担任の吉度一子(よしどかずこ)先生からことばを受け、元気いっぱいに返事をしていました。

一関市立奥玉保育園で平成18年度入園式=60名で新たなスタート
「体験を楽しい思いとし胸にふくらませ、家庭に持ち帰れるよう」

平成17年度一関市立奥玉保育園入園式が、4月4日午前9時30分から同ホールで行われ、60名の新たな入園者が読みあげられ、入園が許可されました。さくら組(5歳児)24名、たんぽぽ組(4歳児)13名、ばら組(3歳児)13名、すみれ組(2歳児・1歳児)10名の園児が紹介されました。加藤つる子園長から「新しい18名のともだちをお迎えし、60名の園児が大きく成長するのを父母・地域の皆さんが、心から応援しています。早寝、早起きして元気に保育園にきて下さい。職員一丸となって保育園での体験を楽しい思いとし胸にふくらませ、家庭に持ち帰られるよう援助して参ります。地域、家庭の皆様のご支援ご協力をお願いします。」とあいさつがあり(写真左上)、来賓の小野寺篤福祉課長補佐(千厩地域自治区長代理)と三浦哲朗奥玉小校長から「良い子のみなさん。友だちをつくっていっぱい遊んで、毎日きてくださいね。さくら組さんは来年入学です。お待ちしています。」とお祝いのことばがあり、来賓紹介がされました。せんせいの紹介(写真右上)のあと、年長のさくら組園児から「きみたち きょうから ともだち」のうたで歓迎しました。(写真左下) 式終了後、保育士さんらが楽しいお遊戯で歓迎し、「明日からこどもたちと一緒に遊びましょう。」と約束しました。(写真右下)


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