年長のさくら組15名がお別れ=市立奥玉保育園で平成17年度卒園式
「がんばれるお兄さんお姉さん小学校でも大きく羽ばたいて下さいね」と佐藤園長

平成17年度一関市立奥玉保育園卒園式が、3月28日午前9時30分から奥玉保育園ホールで行われ、年長でさくら組の15名がお別れをしました。来賓・父母が見守る中、佐藤静枝園長からひとり一人に修了証書が渡され、「虫博士の○○さん」「折り紙上手の○○さん」などそれぞれの児童のすばらしさを紹介しました。(写真上左)「年数は違っても卒園式は一緒です。楽しかったこと、くやしかったことなどあったと思います。でもがんばれるお兄さんお姉さんでした。小学校でも大きく羽ばたいて下さい。」とあいさつがありました。来賓として小野寺篤支所福祉課長補佐(自治区長代理)から「楽しかった保育園ともお別れですね。小学校でも遊びに勉強にがんばって下さい。保護者のみなさんおめでとうございます。」、三浦哲朗奥玉小学校長から「入学してくるのを楽しみにしています。小学校では個性を伸ばして行きたい。ともだちと一緒に元気に小学校へ来てください。」と祝辞がありました。メッセージや祝電も紹介されました。 おわかれのことば・うた「ぼくたちのうた 春・夏・秋・冬」を思い出もまじえ大きな声で「ありがとうさようなら。わたしたちはりっぱな1年生になります。」と元気な声で行いました。(写真上右)また、3月いっぱいで佐藤園長先生はじめ保育士さんらからのお別れのあいさつもありました。(写真下左)最後にパンジーの鉢を卒園記念に担当した吉田美輝保育士さんからいただき(写真下右)、会場を後にし、別れを惜しんでいました。4月6日には、幼稚園からくる友だちもまじえ、18名が奥玉小学校に入学します。

6年間の思い出を胸に奥玉小学校第113回卒業式で28名が巣立つ
「三つの『い』=『命』『意志』『今』大切に」とはなむけの言葉=3月17日

平成17年度奥玉小学校第113回卒業式が、3月17日午前10時から奥玉小学校体育館で行われ、数々の思い出を胸に28名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、三浦哲朗校長から卒業証書をひとり一人に授与しました。(写真上左)校長から「6年間で心も体も大きく成長し、すばらしい学校生活だったと思う。3つの『い』のつくことば、@『命』=生きることの喜びとたくましい子どもに。『意志』=成しとげようとする心。自信を持って自ら努力を。『今』=くよくよしないで、今、この時、明るい気持ちで生きてほしい。広い世界に羽ばたいて下さい。」とはなむけのことばが贈られました。市教育委員会告辞として「@お互いの良さを認め合う人に。A学習に励み確かな力を。家庭でも学習を。B勉強やクラブ活動・スポーツ・文化活動を成長させましょう。C一日一日の積み重ねを大事に。」と代読してありました。宍戸久夫市支所地域振興課長、小野寺勝義PTA会長らから祝辞として「6年間学んだことを中学生活で新しいアルバムに加えて下さい。」などあり、祝電の紹介の後、卒業生からブルーヒーターの記念品贈呈がされました。 6年生28名が、在校生や来賓、父母、先生方に呼びかけや合唱で「思い出多い6年間の学校生活を胸に刻み、28名の仲間を大切にしていきます。」と力強く感謝と別れの言葉をのべました。(写真上右)在校生から卒業のみなさんに「いろいろ教えていただいてありがとう。中学生になってもがんばって下さい。」と「トゥモロウ」を全員合唱し、いままでつちかった伝統をしっかり受け継ぐことを約束しました。(写真下左)  式の後、父母を代表して、小野寺葉子さんが先生方や地域の方々等に謝辞をのべ、卒業生は拍手で送られ、奥玉小学校に別れを告げました。

〜はばたけ未来へ、開け希望の扉〜千厩中学校第6回生120名卒業
「夢を持って挑戦し、人として守るべき勇気を」と及川校長が励まし

「はばたけ未来へ、開け希望の扉」=平成17年度一関市立千厩中学校の卒業式が3月14日午後1時から千厩中学校体育館で行われ、第6回生120名が巣立ちました。来賓や父母が見守る中、及川正二校長から卒業証書がひとり一人に授与され、はなむけの言葉として、「宇宙飛行士の毛利衛さんの言葉から『@夢を追い続ける大切さ。A宇宙から見た地球は美しい。』国際化・情報化の中で『夢を持って挑戦する勇気』『人として守るべき勇気』」のふたつの勇気を持って、地球を大切にし、社会のルールを守って生き抜いてほしい。」と贈られました。(写真上左)市教育委員会の北村健郎教育委員長から「3年間学習の努力と学校生活での力を培ってきた。知恵と教養を。主体性を持って生きる道を。」とあいさつがありました。菊地宏雄市千厩自治区長・三浦邦広PTA会長から「市立中学校初の記念すべき卒業生だが、新しい視野に立って飛び立ってほしい。」と祝辞があり、来賓・祝電の紹介の後、「巣立ちの賦(ふ)」が卒業生から3年間のそれぞれの思い出をこめてありました。(写真下) 在校生代表からも卒業のみなさんに「いろいろ教えていただいてありがとう。千中の更なる上をめざしていきたい。」と送ることばがあり、卒業生代表から「『われ以外師』学ぶことの大切さ、学校生活の楽しさ・苦しさを思い出として、大きくなっていきたい。今までつちかった伝統をしっかり受け継いでほしい。」と在校生に託しました。最後に「旅立ちの日に」の混声4部合唱で「〜いま別れのとき 飛び立とう未来を信じて この広い大空に〜」と120名が力強く歌い上げ、母校に別れを告げました。

「西和賀地方の昔話と生活」の講話や健康を保つ交流親睦も
平成17年度健康増進研修に33名が参加=ころばん塾体操も

平成17年度奥玉地区高齢者健康増進研修(奥玉老人クラブ・奥玉公民館共催)が、3月9〜10日の日程で西和賀町・湯川温泉「高繁旅館」にて行われました。地区内5老人クラブから33名が参加し、交流と親睦を深め、体と心の健康を保つ研修なども行われました。佐藤初雄奥老連会長から、「健康には身体と心の健康がある。心の健康はこうした仲間のみなさんでお話しし、食べ・歌ったりして元気をつけること。今日明日の研修で楽しく交流を深めましょう。」とあいさつがありました。藤野光男三沢老人クラブ会長の音頭で乾杯のあと、各老人クラブから謡曲に始まり、ころばん塾で会得した「箱根八里の半次郎」体操や大黒舞等数々の踊りや得意のカラオケの歌や芸もとびだし、心の健康増進がされました。(写真上左) 翌日は、西和賀町在住で童話作家の小林輝子さんから「西和賀の昔話と山菜の調理法」と題してお話をいただきました。(写真上右)「屁っぴりばさまの話し」と「そばからじさま、豆じさま」では、沢内・湯田地方に伝わった話でどちらも白いお米ご飯を大事にしてきた楽しい内容でした。山菜調理法ではカタクリやアザミ、ワラビ、フキ、山ウドなどについて灰抜きの仕方や調理法など大変ためになる内容で、なぜ緑色のワラビが冬場でもあるかなどわかりました。今年は行事が重なり、昨年より少なめの参加でしたが、車中でも楽しいお話があり、終始なごやかに、そして一回り若くなった感じで帰ってきました

「むりなく・楽しく・いつまでも」転ばないよう奥玉地区「ころばん塾」終了
1月20日から8回開催し16人が受講=運動効果が発揮される

「『むりなく・楽しく・いつまでも』転ばないように」と一関市千厩支所福祉課所管(奥玉公民館後援)で転倒予防教室=奥玉地区「ころばん塾」は、1月20日から奥玉公民館集会室で奥玉地区内老人クラブ員ら16人が受講して行われ、3月8日で8回の教室が終了しました。  最終日には、健康運動士の藤野恵美さんから「北国の春」や「水戸黄門」などの曲に合わせ筋肉アップなど高齢者の立場に立った体操の復習でしめくくりました。日常生活に必要な筋力を鍛えるトレーニングからはじめていくことから転倒予防に効果がでています。この日は、握力・落下棒・イス立ち上がりなど5項目で初めと対比した効果度測定も行われ、16人中すべての人がいずれかで向上しました。皆勤賞の方もあり、記念テープが贈られるなど終始なごやかに開催されました。  閉講式では、小野寺健福祉課長から「はじめ、効果も含めて不安だったが、各地区で開催し喜ばれた。これからも続けて85歳までがんばって下さい。」とあいさつ。その後、受講者全員に「体力測定結果表」(修了書)が渡され、保健士からコメントが添えられました。各地区の受講者を代表して「保健士さんに声をかけられ参加し、習ったことを家でもやったところ手すりを使わなくても良くなった。」「お金には買えられない位良かった。」などの感想も寄せられ、これまでの教室を振り返り、更に若返った気分で先生を囲んで記念写真をとって「ころばん塾」を終えました。


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