| 宝築老人クラブ・子供会育成会で、しめ縄づくりと正月気分でカルタ大会 |
「世代間交流」と子どもたちの登下校の安全確保に老人クラブ上げて協力
12月27日午前、宝築老人クラブ(藤野福男会長)会員15人と宝築子供会育成会(藤野浩之会長)の子供たち15人が参加して世代間交流の一環として「しめ縄づくり」と「カルタ大会」が宝築集落センターで行われました。老人クラブの畠山栄主さんを講師にしめ縄づくりに挑戦。子供たちはなれない手つきでしたが、上手に縄をなう人もいましたし、初めて体験する人もいてにぎやかに仕上げました。(写真上)その後、「お茶ぱたきカルタ」でお正月気分のカルタとり大会も行われ、札をとって大喜びする子ども達に老人クラブ員も声援を送っていました。(写真下) 宝築地区では、さつまいもづくり体験など幅広く「世代間交流」が行われています。、ほかの地区の大平・三沢・中日向・天ケ森・花貫でも小正月行事のまゆ玉ならせ(ものまね行事)やどんと祭りなどが予定されています。 また、12月15日の奥玉老人クラブ連合会の会長会議で「児童、生徒の登下校の安全確保に老人クラブ上げて見守り活動」の展開を申し合わせ、全会員に文書や口頭で呼びかけられ、クラブ員として出きる範囲での活動がはじまっています。
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| 「『えごま』はすごい。三沢はすごい。」収穫祭に地区民ら200人=12/18 |
「えごまもち」や「けんちん汁」など20品が振る舞われ、えごまパワーを満喫。もちまきも
三沢営農土地管理組合(藤野建憲組合長)と三沢自治会(菅野栄喜会長)共催による「三沢地区えごままつり(収穫祭)」が、12月18日三沢自治会館を会場に来賓や組合員・地区民など約200名が参加して行われました。(写真) 藤野組合長(実行委員長)は「宮城県色麻町を視察した際、えごまを普及して病気が少なくなったと聞き三沢でも平成16年から転作作物として栽培に取り組んだ。女性部や食生活改善推進員さんらが中心となってえごまと地元素材を使った17品の料理を試作し、本日紹介することに。時間の許す限り味わっていただいきたい。」とあいさつ。三沢営農土地管理組合の概要報告と基盤整備後の集落営農と転作事例を小山晃事務局長が紹介。 えごまの効能では「『えごま』ってスゴイ」ことが、改めて見直されました。「えごま油に含まれる『アルファ・リノレン酸』で血液サラサラ、記憶力アップなどの働きがあり、ドレッシングのようにして使い、少しずつ長く続けましょう。」と加藤栄養士からお話も。魚住昭子食生活改善推進員からは「地産地消の取り組みとしてもえごまを食卓に飾ってほしい。」「えごまアイスも開発、来春には販売へ」など夢膨らむお話が次々出されました。一関市長代理の菊地宏雄地域自治区長から「えごまの話を聞いて一石三鳥以上のものが。えごまを中心に、さらなる集落としての取り組みを期待します。」「『えごま』はすごい。『三沢』はすごい。」「えごまパワーで三沢の発展を。」など来賓からエールが送られました。 その後、屋外で富くじ入りもちまきも行われ、収穫を喜びあいました。会場内では「えごまもち」「けんちん汁」「えごまアイス」のほか、三沢女性部員や食生活改善推進員らてづくりの「エゴマきんぴら」「「エゴマクッキー」など20品が会場の参加者に振る舞われ、満喫しました。レシピも配られたほか販売も。えごま油などが当たるお楽しみ抽選会など盛りだくさんの収穫祭でした。 奥玉地区内では、転作田を活用してそばも播かれており、4日には中日向で、11日には町下でそば収穫祭等も行われました。
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| 「人生は二度ある(家系図づくりからみた歴史探訪)」テーマに高齢者講座 |
太陽暦と大陰暦の違い理解し、子どもにもわかる楽しい家系図調査・作成を
17年度奥玉地区高齢者講座「人生は二度ある(家系図づくりからみた歴史探訪)」が、12月15日奥玉公民館で開催され15名が受講しました。家系図づくり指導者で歴史に明るい鹿郷(かきょう)健二氏をお招きし、西暦と和暦や歴史から学ぶ祖先の生き方、神社・仏閣について幅広い角度から解説され、家系図をたどりながら第二の人生づくりの認識を深めました。(写真左) 鹿郷さんは、初めに「暦(こよみ)についてふれ、太陽暦と大陰暦(月)があり、年号のとり方が違っていることを理解すること。名字は、大きく『源・平・藤・橘』の四つに区分され、天上人と天下人の本家が天皇家につながる。」とし、陰陽説=この世の全ての現象。五行説=五気「木〜水」等幅広く家系図の概要について解説。ほかにも、織田信長と徳川家康の人生訓、神と仏教伝来や聖徳太子の功績など興味ある歴史観をお聞きしました。 「家系図は、自分の命の源を訪ねる旅であり、歴史を辿る(たどる)旅でもある。歴史は祖先の生き方を教え、それを生かし、いかに子や孫に『徳』を残すかの学ぶ未来学である。」とし、家系図作成は、自分からはじめ、戸籍謄本等取ると、直系は江戸末期までたどれる。デジカメ等で額などの写真をとり、系図の脇に使うなど1代ごとに作成していくことで子どもにも楽しく見れる家系図とし、サンプルも示され、楽しさが広がる実践例を紹介していただきました。 「巻物の系図を連想しがちですが、子や孫に伝える記録として楽しく気軽に家系のルーツを探ることで第二の人生が開けること。」を知ってほしいとまとめ、講座を終了しました。冬将軍到来で寒かったため、受講者は少なめでしたが、過去の歴史の偉大さや暦の持つ意味など幅広く学ぶことが出来ました。
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| 奥玉地域子ども教室・「あらたまキッズスクール」で体験や遊び通じ心豊かに |
独自性取入れクリスマスツリー飾りやケーキ作り、バードウォッチングなども
文部科学省が推進する「地域教育力の再生プラン」のひとつとして、子どもの居場所事業「地域子ども教室」は、旧千厩町5小学校単位でスタートし、地域の方々の力も借り、展開されています。 奥玉地区では、「あらたまキッズスクール」として、6月6日に奥玉小学校図書館で入会式を行い、指導員・管理指導員が見守りながら地域独自の様々な内容で、体験や仲間作りをしながら心豊かでたくましい子ども達の育成を図っています。初めは、ネームカード作り、読み聞かせ、折り紙作り、紙芝居、花づくりなど本や図書に親しみながら放課後の学びや体験のお世話をしてきました。夏休み等を利用して「JR大船渡線に乗ってみよう(あいポート探検)」「わいわい工作教室」「奥玉のさいかち探し」「仙台科学館探検」などを行いました。秋からは、奥玉公民館に会場を移し、木の観察と落ち葉カードづくり、紙粘土細工、ちえの輪づくり、びゅんびゅんこまづくり、紙皿を使ってフリスビー、クリスマスツリーづくり、ミニバスなど盛り沢山の体験に子ども達が常時集まっています。また、野球やソフトボール教室が土・日を中心に展開されています。 12月26日は、今年最後の「作ってみよう手作りケーキ」を親子で行い、一足遅いクリスマスを楽しむほか、冬休みの1月11日には「伊豆沼にバードウォッチング」、13日には「わいわい工作〜凧を作ってあげよう〜」が組まれ、1月に3回、2月に3回の放課後の体験や遊びなどが予定されています。
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| 「暮らしの中の生命保険」と題ししくみ等を学ぶ=奥玉地区成人講座に34人 |
「保険は不安解消の助け、車を買うように良く考えて見直しや加入を」
奥玉公民館主催による奥玉地区成人講座(一般向け)が、12月8日夜奥玉公民館で開催されました。「暮らしの中の生命保険」と題して、FP(ファイナンシャルプランナー)で一関市在住の菅原初江さんから生命保険のしくみを理解し、見直しをすることの必要性について学び、地区内外から34人が受講しました。 菅原さんから「マラソンが縁で東京からこちらにお世話に。3年前から走るのを再開。『東京国際女子マラソン』に金メダルをとった高橋尚子さんと共に出場、完走。『Qちゃん大きな感動ありがとう。』『FP』とは、家計の総合アドバイザー、ホームドクター。保険は迅速な対応、加入後のメンテナンスが大事で、自分にあつたものを選んでいく。納得してから加入や見直しを。」と自己紹介・説明がありました。「人生は、『目標・夢』であり、『人』=健康、『仕事・趣味・お金』が保障されているのが、突然収入が途絶えたりする『不安』解消の助けとして保険があること。どの位あればいいのかは自分で認識しておくこと。」と保険の持つ意味を解説。生命保険の4つの基本形として@個人年金保険A終身保険B定期保険C養老保険に分かれ、それぞれの違いと利点・欠点があること。貯蓄性があるものもあるが、リスクのあるものもあることなど詳しい説明がありました。 質問では、「60才から80才まで加入できると宣伝しているが大丈夫か。」「保険見直したいがどうすればいいのか。」「安全な保険会社の基準は何でわかるか。」など多くの質問も寄せられ、「今加入している保険内容が、自分の思っていたのと違いがわかってくる。人任せにしないで自分に合ったものに選択権を握ってほしい。」と結びました。 「自己責任時代」や年金事情や経済事情が不安な中で、菅原さんのお話に新たな発見をしたような講座でした。今年度の成人講座(一般向け)は、これまで「これからの地域づくり」「納得の行く葬儀編」など身近な課題を取り上げ、地域や・生活課題解決の助けをめざし、開催されています。
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| 15種目のリズムや劇あそび・うたなど会場いっぱいに披露=奥玉保育園生活発表会 |
奥玉保育園の生活発表会が12月3日同園ホールで行われ、園児57名全員による歌あそび「にんげんっていいな」(写真上左)で始まりました。1.2歳児による「たんぽぽ劇団に入ろう」や3歳児全員による「おかしのおしろの物語り」(写真上右)5歳児女の園児による「クラリネットこわしたっちゃ」や5歳児全員の「しょうじきなきこり」(写真下左)など15種目のリズムや劇あそび・うたが発表されました。会場いっぱいの父母・祖父母のほか園児の先輩など130人以上も訪れ、ビデオやデジカメ等でこどもたちの演技を撮っていました。 佐藤静枝所長さんのお話しでは「園児の成長した演技を最後までご覧になって、お家ではいっぱい褒めてやって下さい。」とあいさつがあり、幕間では手話をみんなでやったりしました。入所や運動会の時より一回り大きくなって、会場の家族に愛きょうをふりまきながら、演技していました。最後に5歳児全員のリズム「子ども八木節」(写真下右)で幕を閉じ、ごほうびが畠山哲也父母の会長からあり、がんばった園児にお話がありました。
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| 「ふるさとことばは心をつなぐ」と題し福祉講演会=爆笑の渦に80人 |
遠野の民話語り部の細越雅子さん講師に福祉とことばを考える=12月2日
平成17年度奥玉地区福祉講演会(町社協奥玉支部・奥玉公民館共催=高齢者・成人合同講座)が、12月2日午後、奥玉公民館で開催されました。遠野市在住で民話語り部の細越(ほそごえ)雅子(まさこ)さんを講師に迎え、「ふるさとことばは心をつなぐ」と題しての講演に会場いっぱいの80人が爆笑しながら聞き入りました。子どもの頃からの生活ぶりやおじいさんからいろいろなことを教わったことを振り返りながら、昔話とお話ありのあっという間の1時間半でした。(写真) はじめに藤野晃支部長が講師紹介も兼ねあいさつを行い講演に入りました。「じい様から「雅子という名をつけてもらい、語り部を通じてことばの大切さを語り続けている。『あんこもちはあついうち、話は面白く、○は臭く・・・』嘘はいけないが、『ほら』は、夢のある話。昔話もそうです。」と話し、遠野の昔話「せやみたかり(=当地方では「かばねやみ」)」「顔っこの話」では孤毛(このけ)が人の顔を引き立て一番偉い?『この毛医者入らず』などうんちくのある話にうなずいたり、動作を入れての楽しい講演会でした。「ふるさとことばを大事にしていきたい。遠野のことばを伝えることで遠野のため、自分のためになっている。240ほどの昔話があるが237は又の機会に。元気な内は、明るい気持ちを持って、いっぱい笑って長生きして下さい。便秘の薬にもなる=つまらない話?」など「御口務」(ごこうむ)で会場を沸かせました。 最後に宍戸一枝副支部長(奥玉婦人会長)が「今日の講演会でお聴きしたお話でお年よりの方々からいろんなことを教わった先生の体験やお話で笑いと元気をいただきました。ありがとうございました。」と謝辞をのべ閉会しました。
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