「県立総合防災センター」等見学し地震・煙体験や火災予防講話も |
天ヶ森自治会で移動研修、大平・宝築では防災講習会=11月27日
火災シーズンや大規模な地震が想定される中、11月27日には天ヶ森自治会では「県立総合防災センター」等へ移動研修が行われました。同センターの佐藤さんらから地震の怖さ(関東大震災と阪神淡路大地震体験)と火災時の煙体験などに44名が参加し、防災意識の高揚をはかりました。防災講話として「平成18年6月1日から寝室などに火災報知機設置の義務付けがされること。常日頃の防災感覚を身につけておくこと。悪徳商法にのらないこと。」などが話されました。(写真上、下左)午後には北上市の県立農業科学博物館も見学し、米作りの今昔を学びました。(写真下右) 一方、大平自治会では同日午前に千厩消防署員を招いての防災訓練・救急救命講習と五嶋秋子市専任交通指導員から交通安全講話をいただき、大平集落センターで47名が参加して行われました。午後には、宝築自治会主催で千厩消防署員からの防災講習会と救急救命講習が宝築集落センターで行われ、52名の地区民が参加しました。 自主防災組織が、奥玉地区では全自治会に組織され、防災意識の高揚を図っています。12月1日からは冬の全国交通安全運動や地域安全運動も展開され、防災・交通安全・防犯に一層の力を注いでいかなければなりません。地区内でも最近、火災や架空請求被害、物損事故などが報告されており、安全で住みよい地域づくりのため一丸となっての運動展開が必要です。
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「絵手紙で年賀状づくり」と「パソコンで年賀状づくり」教室を開催=11月29日 |
「心のこもったすばらしい年賀状に」と四苦八苦しながらも楽しく学び、夢ふくらませる
初めて挑戦の奥玉地区女性学級「絵手紙で年賀状づくり」と「パソコンで年賀状づくり」教室が11月29日午前と夜に分け、奥玉公民館を会場に奥玉郵便局後援のもと開催され、それぞれ12名と16名が受講しました。 「絵手紙で・・」は講師の佐藤牧子さんから筆の持ち方と一本の線をゆっくりゆっくり書くことの基本を学び、題材に季節の白菜やりんご、かぼちゃなどを見ながら初心者とは思えないほどきれいに出来上がりました。受講者も出来上がった絵手紙に満足し、「家族に出そうか。今後もやりたい。」など夢をふくらませていました。(写真上) 夜の「パソコンで・・・」は後援をいただいた岩渕孝彦奥玉郵便局長から「パソコンを使って年賀状をつくる人が増えてきた。写真専用の年賀ハガキも登場したのでオリジナルのものをつくって12月25日迄に差し出してください。」とあいさつがあり、講師の及川恵子さんからくわしいテキストを使い、年賀状ソフトやワードソフトを使って、年賀状カットや住所・名前の挿入やデジカメ写真等を添えて保存し、印刷までを楽しく学びました。(写真下)サポーターとして奥玉郵便局職員もあたりました。「年賀状の向きやしくみ、画像やイラストの挿入、文字色のつけ方や画像・イラストはそれぞれのものを使い、心のこもったすばらしい年賀状に。」など詳しい指導もいただき、受講者は、四苦八苦しながらも何とか年賀状を完成させました。
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奥玉小5年生19名がもちつきを体験=総合的学習「米作り」のまとめとして収穫祭 |
実際に作ったもち米を使い千本杵でつき、お雑煮やきなこもち等でいただく=11月23日
11月23日午前、総合的学習や自然体験講座として米作りに取り組んできた奥玉小学校の5年生19名は、これまでのまとめとして手でつくもちつきを体験する収穫祭が天ヶ森会館内で行われました。春の田植えや秋の稲刈り、脱穀など地域の米作り指導者の吉田常夫さん(入山沢)と加藤正勝さん(宿下)や水田所有者の岩渕豊喜さん(中日向)らから指導を受け、教室でのお話や田んぼで実際に体験するとともに成長過程を観察してきました。 収穫祭には、児童が作った実際のもち米15キロを前の晩から浸しておき、蒸したあと3回に分けて臼と千本杵を使ってもちつき歌にあわせてもちつき体験(写真上左)。5年生のPTA学年行事と並行し、児童らの父母や祖父母あわせて30名のお手伝いをいただき、「きなこ」と「ごぼう」もち、「お雑煮」にして(写真上右)いただきました。指導していただいた方々からお話があり(写真下)、担任の菊池真人先生から「お米づくりをこれまで指導いただいた方々や応援していただいた方々に感謝します。」とのことばがのべられ、児童からは指導いただいたみなさんに「今まで私達5年生のことを見守ってくれて『ありがとうございました。』おいしいおもちが出来ました。お世話になりました。」など感謝のメッセージが発表されました。
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「鬼剣舞」や奥玉小合唱・各自治会・民族芸能団体など24団体380人が出演 |
800人以上が鑑賞、8自治会作品・活動展示も第43回民芸大会=11/20
第43回奥玉地区民芸大会(奥玉振興協議会・奥玉公民館主催)は、11月20日午前9時半から千厩維新館で開催されました。菅原一郎大会長が「奥玉地区の伝統芸能や各自治会の作品展示も多くの出品があり会場を飾って頂いた。本日が盛り上がった一日になるように」とあいさつがあり、菊地宏雄千厩地域自治区長などが来賓あいさつをしました。 展示コーナーでは、各自治会活動展や女性作品などのほか写真・俳句・書道・絵画展、奥玉小の絵画や工作・総合学習展示・スポーツ少年団・金管バンド等活躍展など約600点が展示されました。発表部門では、奥玉小学校4〜6年生による「一日一歩の未来」等の合唱に続き、「ふるさと」を会場参加者全員による全体合唱ではじまりました。 その後、奥玉保育園の「こども八木節」や踊り、大平・三沢の打ちばやし、入山沢田植えおどり、花貫伊勢神楽、詩吟、おいとこ踊り、新舞踊など盛りだくさんの演技26番まで42種目が披露されました。特別公演として北上市の「相去鬼剣舞保存会」のみなさんによる勇壮な鬼剣舞で会場も熱気に包まれました。(写真下左)各自治会ごとに趣向を凝らした踊りも会場を沸かせました。(写真下右)奥玉わをん会の大正琴や紋付姿の服装や自治会から楽しいオリジナルの「おいとこ」が披露されました。奥玉神楽「高山姫買いの段」や「大黒舞」等も演じられ、演技発表は閉じられ、24団体380人が出演し、延べ800人以上の方々が鑑賞しました。
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『四季の山野草・園芸コース』県立花きセンターやみちのく民俗村で移動講座 |
バスの中では「福助(菊)づくり」の失敗談や助言も=21名参加、11月12日
町民大学「四季の山野草・園芸コース」の移動講座が、11月12日、金ケ崎町の県立花きセンター等を見学、受講生21名が参加しました。(写真上左)5月14日に開講し、これまで「山野草の育て方と管理」「エビネの育て方」や「園芸の基礎」「福助(菊)づくり」「冬の山野草管理」などを学んできました。 車内では、自己紹介もかねながら「福助(菊)づくり」の成功談や失敗談をのべてもらい、産業文化祭で特選となった小野寺十三男さんから助言を受けました。「初めて菊づくりに挑戦。水のやり過ぎかも。」や「福助が伸びすぎた。」「今が見頃。」など全参加者から菊談義に花が咲きました。「ビーナインの使い方や虫処理、脇芽処理などと共に、苗の育ちがいまいちのような気がしたが、自分が満足する菊になれば初年度はいいのでは。」と小野寺さんの助言。 花きセンターでは、今が満開のシクラメンの花や南緯40度温室、亜熱帯温室内の花々を見学。途中の堤で思わぬ白鳥やあいがもとも対面。昼食時に町民大学福助展示作品で入賞した方々の表彰も行われました。 北上市立博物館・みちのく民俗村では、ガイドの平野さんの案内で、自然科学展示や園内の紅葉した木々や民家、南部と伊達の藩境塚、民俗資料の紹介そして南部曲家では「豆腐とこんにゃく」の昔話を聞きました。自然の恵みのありがたさや四季の移り変わりを肌で体験できたコースでした。 「四季の山野草・園芸コース」は来年も続けてほしい。特にも菊づくりと千厩高校の花作りなど取り入れてほしい。」など継続要望が出されました。18年1月28日予定の「東北蘭展見学」で終了となります。
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奥玉小5年生19名が稲こきと精米までを体験=11/11 |
足踏み脱穀機等使いながら、選別やもみ摺り作業も=新米おいしさ実感
奥玉小学校5年児童19名は、総合的学習の時間を活用し、11月11日宿下地内の加藤宅庭で稲こきや選別・籾摺り・精米までの体験を行いました。 稲こきは、足踏み脱穀機を使い、「もみとおし」でもみをおろし、「とうみ」で選別しました。(写真上)場所を入山沢乾燥棟に移し、籾摺り作業と精米になるまでの様子を稲作り名人の吉田常夫さんや加藤正勝さんなどの指導を受けました。初めて体験する人も多く、途中で新米で炊いて米を子ども達もおにぎり作りも体験し、みんなでおいしさを実感していました。 育ててきた「ヒメノモチ」は、11月23日予定の収穫祭でもちにして味わい、米作りの締めくくりとなります。自然体験講座の一環として公民館でも支援をするなどしてきました。
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「上奥玉郷土誌」もとに奥玉大平地区の史跡めぐり=11月9日 |
めずらしいものや史跡等を見学し、参加者で相互学習と話し合いも
町民大学「地元学特別・奥玉2コース」の番外編として「奥玉・大平地区の史跡めぐり」(奥玉公民館・奥玉地元学研究会共催)として現地見学と相互学習と話し合いが11月19日に14人の参加のもと開催されました。 この日は、午前9時半から大平集落センターに集まり、大平地区の奥玉地元学研究会員の藤田さんと千葉さんから助言を受けながら(写真左上)昭和8年発刊の「上奥玉郷土誌」をもとに事前学習し地元の人等から説明を受けながら現地見学をしました。
大平には、めずらしい「室根参道二本松跡」「払川金剛童子」(写真右上)や「藤咲円泉寺跡」「要道(ようどう)館」「荒沢不動明王」(写真左下)「六地蔵尊」など普段あまり気にも止めていなかった史跡を再認識しました。飛ケ森森林公園内にある荒沢不動明王は、藤咲円泉寺の奥不動として建てられた場所ですが、室根山霊山信仰とあいまって古くから守られてきました。 また、郷土誌には偉人の功績や言い伝えも掲載され、大平地区の歴史を知る上で貴重な資料です。 集落センターにもどり、室根大祭のことや室根参道のルートなど参加者同士で話し合い学習も行われ、有意義な史跡めぐりとなりました。
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森の達人・星正喜さんから木や木の葉の種類学ぶ=少年自然奉仕体験講座 |
「奥玉地域子ども教室」とタイアップして20名が楽しく木に触れる=11月7日
「奥玉地域子ども教室」とタイアップして少年自然奉仕体験講座「森の木に親しむ」をテーマに岩手県森の達人・星正喜さんを講師に奥玉公民館で、11月7日午後開催されました。(写真) 子ども達20名に奥玉公民館付近の木々の葉を集めてもらい、星さんからその木の名前を告げられ、紙に書いてもらいながら、なぜ紅葉するかなどのお話しを受けました。いろいろな形や色をした木々も紅葉が終わると散ってしまいますが、長い冬を経て来年の春には、元気に芽を出し花が咲くことや木々の種類も実物を見せてもらいながら楽しく学びました。初めて触れる木もあり、森の恵みのありがたさの一端を知りました。「葉っぱが面白い、もみじやイチョウの葉がきれいだ。」と、特別にラミネートカードも作成し、驚きを覚えたようです。 講師の星さんから「奥玉地区内には、多くの木々が育っていますが、名前や木々の形状・役割などあまり知られていない。今日の話も子ども達にいつか必ず後に自然の恵みの大切さを感じてくれると思います。高学年の子ども達や大人の方々にも知ってほしい。」と話され、今後もこうした機会を大切にしていきたいものです。
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老いも若き和気あいあいの17年度花貫地区親睦ゲートボール大会=6日 |
交通安全・地域防災活動推進やニュースポーツ実施、交流・親睦深める
平成17年度花貫地区親睦ゲートボール大会(金野良一大会長)が秋晴れのもと新設された花貫ゲートボール場で紅葉の始まった11月6日、地区民約60名が参加のもと行われました。 コミュニティスポーツとして昨年に続き花貫地区で行われ、8班対抗による20分特別ルールで競技が繰り広げられました。老いも若気も和気あいあいで進行し、ゲート通しが出来ない人もいましたが、終了後はいものこ汁を囲み屋外で親睦を深めました。 また、「みんなで交通安全運動・地域防災活動を進めよう」やストラッグなどニュースポール体験も実施されました。地区内8地区中7地区でコミュニティスポーツが行われ、花貫で今年最後のスポーツ大会となりました。天候にも恵まれ、収穫の秋に感謝しての行事で参加者は少なめでしたが盛り上がりをみせていました。
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中日向子供会が優勝=第20回奥玉地区子供会バレーボール大会で熱戦が展開 |
第20回奥玉地区子供会バレーボール大会(藤野浩之大会長、奥玉子育連・奥玉公民館主催)は、11月6日午前9時から千厩維新館で行われ、8子供会から8チーム約70人の選手と親や家族など合わせて150人が参加しました。開会式では、藤野会長があいさつを行い、(写真左)来賓として三浦哲朗奥玉小校長ほかから激励のあいさつをいただきました。ソフトバレーボールにより、6人編成で4チームづつのリーグ戦を行いリーグ代表4チームが決勝リーグに進出しました。 どの子供会チームも日頃の練習成果もあり、チームワークも良く白熱した試合が展開されました。(写真右)その結果優勝に中日向子供会、準優勝に宝築子供会、3位に三沢と天ヶ森の各子供会が輝きました。閉会式では、優勝と準優勝チームにトロフィーと賞状が、3位に賞状が藤野大会長からそれぞれに。 また全参加者に奥玉体育協会から参加賞が贈られました。試合経過は下記のとおりです。

●準決勝
宝築 2−0 三沢 天ヶ森 0-2 中日向
●決 勝
中日向 2-0 宝築
■優勝=中日向子供会、準優勝=宝築子供会、3位=三沢・天ヶ森子供会
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