| 平成17年度一関市千厩町産業文化祭が開幕=10/28〜30 |
「千厩町50年の歩み写真」企画展や文化展・芸能発表会なども
新一関市になって初の平成17年度千厩町産業文化祭が10月28日から30日の3日間、一関市立千厩体育館等で開催されるのに先立ち、28日午前8時45分から千厩体育館前広場で開場式が行われました。菊地保実行委員長と菊地宏雄千厩地域自治区長があいさつを行い、来賓祝辞のあと各部門実行委員長らが号砲を合図にテープカット(写真上左)し、3日間の祭りのスタートをきりました。 「千厩町50年の歩み写真」企画展(写真上右)では、220枚の昭和31年からの生活や建物など懐かしい写真が飾られ、注目を集めているほか、絵画や書道・華道などの文化展示や別会場で農産物品評会が開催されるほか町体育館で30日には芸能発表会も行われます。 町民大学四季の山野草・園芸コース受講生による菊(福助)や山野草寄せ植えや地元学や陶芸・コース等の学びの成果も展示(写真下左)、自治会活動展・菊花展(写真下右)など盛り沢山の内容で文化の秋にふさわしく多くの方々が訪れています。
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| 全員が力を合わせ熱演し、会場から大きな拍手=奥玉小学習発表会 |
各学年の楽しい劇や悲しい訴えと全員合唱などすばらしい発表が=29日
平成17年度奥玉小学校学習発表会が、10月29日同校体育館で行われました。1年生代表のはじめのことばにつづき、「語り合おう」等の全員合唱で開会しました。会場には、父母・祖父母・家族など大勢の方が鑑賞しました。 「忍者への道」(3年劇)、「ドリームボール」(5年)「くじらぐも」(1年=写真左上)では、元気あふれる演技でした。4・5・6年による「一日一歩の未来」「この星に生まれ」の合唱もあり(写真右上)、11月9日に開催される郡連合音楽会に向けてさらにすばらしいハーモニーが出来上がることを期待します。 三浦哲朗校長から「これまでの練習の成果を思う存分出してください。最後までご鑑賞下さい。」とお話があり、とても愉快に「どんぐりと山猫」(2年=写真左下)、面白い格好の「どろぼう学校」、「ひろしまのエノキ」(6年)では、広島の原爆の様子を語りと動作で表現し、『人間を返せ、命を返せ。』と呼びかけ、迫真の演技でした。(写真右下)どの学年も全員が役を持って、力を合わせたすばらしい演技が披露され、思いやりのあるしぐさなど笑いや涙をさそう舞台でした。会場から大きな拍手が送られました。
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| 新一関市誕生記念・奥玉地区交通安全ゲートボール大会で記念表彰も=21日 |
コートの横断歩道出入りは手を上げ右左右確認ルールで=優勝は三沢Aチーム
新一関市誕生記念・平成17年度奥玉地区交通安全ゲートボール大会(佐藤初雄大会長)は、10月21日宿下コートで10チーム約70人が参加して、競技がされました。開会式の中で、これまで大会に功労・貢献のあった個人4名と各老人クラブが、新一関市誕生を期しての表彰が交通安全協会菅原一郎分会長らからありました。(写真上左)開会・大会長あいさつや来賓の祝辞の中でも「郡内の交通事故による死亡が増加し、高齢者が被害にあっていることなど、早目の点灯や夜行反射材を着用し交通事故にあわないよう、おこさないように。」とありました。交通安全講話の中で五嶋秋子市専任交通安全指導員からは、「横断歩道では、はっきり手を上げて首も振り、右左右を確認して早く渡る。夜は夜行反射材を着ける。」ことが話されました。(写真上右) 競技では、10チームが2コートに分かれリンク戦で勝率・得失点差で競われました。ルールは、コートの出入りには必ず横断歩道の場所から出入りし、必ず手を上げ左右を確認することですが、試合に夢中になりついうっかり忘れる人も見受けられ、その分減点されました。その結果、優勝は三沢Aチーム(写真下右)、準優勝は町下、3位に中日向と決まりました。
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| 成人講座「魅力と活力ある女性活動の進め方」を学ぶ=26名が受講 |
「役員やリーダーは自分も楽しみ、教えられることがいっぱい」と
「魅力と活力ある女性活動の進め方とにこにこ体操」をテ−マに、成人講座(女性向)5回目が藤沢町の千葉とき子さんを迎えて10月20日夜、奥玉公民館を会場に開催されました。千葉さんは、藤沢町の婦人消防協力隊長や体育指導委員などをなされており、婦人消防協力隊での実際の活動からのお話や合間に体操を取り入れ、楽しく、中身の濃い内容になりました。婦人会、JAの役員も案内し、リ−ダ−の養成にもなれたらと企画しました。「役員やリーダーの楽しさは、『自分も楽しむ、教えられることがいっぱい。役員をやりもしないで、やれないという事はない。』や藤沢町で女性たちが身近に環境を考えるため、話し合いを重ね『エコライフの手引き』を作り、全戸配布をした。子供会員の減少を幼児から高校生までを会員にし、『わんぱくちよボラ』の会とし、会費にふき取りをさせ、お金のありがたさ体験させたことや地域のお年寄りお茶会グループの立ち上げなどプラス指向に考え、少子高齢化時代を生き抜くことだ。集まりでは、歌を歌ったり、体操をしたりしながらリラックして会議を。魅力あるリーダーは、女性ならではの輝きを作り出し、「ありがとう」が言える人を育てていくことだ。」など、貴重なお話をいただきました。26名がうなずきながら聞き入り、今後の女性活動に役立つと思います。(村上恵) |
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| 全国地域安全運動に呼応し、奥玉地区内を防犯パトロール=18日 |
「空き巣にご用心」等の防犯看板やのぼり設置啓発に30名参加
千厩町防犯協会奥玉支部(菅原一郎支部長)では、10月11日から20日までの全国地域安全運動に呼応し、10月18日昼と夜の2回に分けて昼5班、夜5班編成で計30名参加のもと防犯パトロールを実施しました。地区内でも最近、空き巣ねらいや車上荒らし、悪質な訪問販売、架空請求被害などが報告されています。千厩警察署奥玉駐在所や防犯協会役員と今年度設置された防犯パトロール隊(佐藤弘地区隊長・8名)を中心に安全な地域づくりのため一丸となっての運動展開をしようと実施しました。「防犯はあなたの町から家庭から」や「お出かけはひと声かけてカギかけて」等の防犯のぼり24本を地区内に設置したのをはじめ、昼班は、今年度は「空き巣にご用心」「防犯パトロール実施中」の防犯看板10其を新たに設置、商店やひとり暮らし世帯等を、夜班は公共施設や米乾燥棟・防犯灯点検を実施し、パトロール後報告を受けました。今後も防犯活動を強化し、パトロール隊とも連携し、啓発活動を地域あげて今後も運動展開することを確認しました。(写真は昼出発前の打ち合わせと夜パトロール出発前。)
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| 第20回千厩町婦協レクリェーション大会で奥玉婦人会が4年連続優勝 |
「仮装レース」に新市議らかかし役に、ユニークな種目で交流=10.17
新一関市になってはじめての千厩町婦人団体協議会(藤野宣子会長)の第20回レクリェーション大会が、10月17日千厩体育館で開催され、千厩・小梨・奥玉・磐清水の4地区婦人会から約160人が参加してスポーツ交流が行われ、奥玉婦人会が4年連続優勝しました。 開会式では、「若い力」斉唱に続き、藤野会長が「秋晴れのもとスポーツ日和となつた。『肥満解消の日』としてけがのないよう競技を」とあいさつ。(写真上左)来賓として一関市長(代理・同千厩支所宍戸久夫地域振興課長)らからあいさつがあり、選手宣誓を奥玉地区代表の小野寺順子さんが行い、(写真上右)準備体操を行い、試走式の後、競技が行われました。「仮装レース」では、来賓として新一関市議会議員らがかかし役として登場し、会場を沸かせました。(写真下右)「ボール送り」「デカパンレース」「色別リレー」などユニークな種目で親睦交流が深められました。 奥玉婦人会は宍戸一枝会長ほか総勢40人で臨み、初めはリードされていたもののチームワークと若さ?で挽回し、4年連続の優勝を手にし、トロフィー・賞状・賞金並びに新市誕生記念参加賞を受けました。
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| 「奥玉内の家紋」や「遺跡を訪ねて」をテーマに=町民大学「奥玉地元学2」 |
苗字との関わりや古くから住んでいたことなど楽しく学び、調査や体験も
17年度の町民大学特別コース「奥玉地元学2」4回目講座として、9月14日奥玉公民館で19名が受講。「奥玉地区内の家紋(かもん)について」と題し、苗字・家紋研究家の千葉勝士(かつひと)氏をお招きし奥玉地元学会員がこれまで屋号や苗字調査したことをふまえ、家紋の意味やそれぞれの紋について幅広い角度から解説され、認識を深めました。(写真上左) 千葉さんは、初めに「『家紋』は、平安時代は目印として源氏の「白」平家の「赤」とし、足利時代は、敵味方の区別に。江戸時代には、通行手形的「定紋」とされ、明治時代には一般の人にも紋が許された。」と解説。意味として「@名字や文字A美的なもの=植物などBおめでたいものC記念的なものD武威(ぶい)の印E信仰的な印に区分され、家紋は約2万種ある。男紋・女紋・神紋・寺紋・表紋・裏紋などある。」とし、縁起のいい植物や動物など多くみられることがわかりました。 5回目講座は、10月14日には奥玉公民館などを会場に15名が受講し「奥玉の遺跡を訪ねて」のテーマで東磐史学会長の菅原弘太郎氏から奥玉の縄文遺跡についてお話(写真上右)と現地調査や旧小梨中学校に保存されている出土品や農具・生活用具を見学しました。「中でも沢前遺跡は、今から6千年以上前の遺跡で町内でも小梨の中長者遺跡と同年代で古くから住んでいたことがうかがわれる。奥玉は日当たりも良く平なところもあり町内遺跡100箇所中50が奥玉にあり、縄文時代から栄えていたと思われる。」と話され、沢前遺跡、宿下遺跡、小梨中長者遺跡と旧小梨中学校に保存されている沢前など奥玉から出土された縄文土器や鏃(やじり)などを見学し解説を受けました。改めて、先人の偉大さを感じとりました。(写真下) 町民大学特別講座は今回で終了ですが、奥玉地元学研究会では、「上奥玉の史跡探検」やまとめ発表をこの秋に計画するなど旺盛に地元再発見に挑戦します。
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| 「身近な素材を生かしていきいき手芸」成人講座女性向けでリサイクルフラワーが |
及川恵子さん講師に天ケ森地区に出向き、合わせて29名が受講=10月15日
成人講座(女性向けコース)D「身近な素材を生かして、いきいき手芸」をテーマに手芸講師の及川恵子さんを迎えて10月15日夜、天ヶ森会館を会場に開催されました。今回は、移動講座として天ヶ森地区に出向いて開設し、通常の受講生とあわせて29名が受講しました。いろいろな身近な素材(今回は広告用紙・ペットボトル等)を使って「リサイクルフラワー」づくりに挑戦。(写真下)2時間ほどで思い思いのゆりの花とアンデルセン手芸(花瓶)が出来上がり、身近ないろいろな素材を生かして作れることなど応用も学びました。 |
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| 「スポーツと実りの秋」5地区で最大イベント運動会が開かれる=10・10と16 |
宝築・天ヶ森・中日向・三沢・寺崎前で趣向こらした種目で親睦交流深める
実りの秋そして「体育の日」の10月10日には宝築・天ヶ森地方で16日には中日向・三沢・寺崎前の運動会がそれぞれ開催され、大勢の地区民が参加のもと、スポーツで健康増進と実りの秋を楽しみました。 10日には第40回宝築地方親睦体育大会では、会館前広場で開催(写真上左)。約200人が参加し、4組に分かれ15種目で競技が進められました。閉会式後には宝築自治会結成20周年記念イベントも行われました。一方、第39回天ヶ森地方運動会は、千厩維新館で約200名が参加し、「初期消火レース」など12種目で競技。終了後は、いものこ汁を囲み和気あいあいの交流会が行われました。(写真上右は天ヶ森) 16日には第29回中日向地方大運動会は、なかひなた会館の中で約120人が参加のもと「入学前レース」など8種目で行われ、テレビなど豪華賞品も贈られ、焼さんまと芋のこじるで親睦が深められました。(写真下左)三沢オータム・フェスティバル(37回地区大運動会)では「生涯スポーツ」など14種目約200人以上が奥玉小学校体育館で5組に分かれ競われました。(写真下右)寺崎前運動会は会館前広場では「おやつの時間」など6種目を80人が参加のもと開催されました。どこの地区も終了後は、収穫を喜び懇親会が行われました。
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| 中日向が16年連続優勝=第52回奥玉地区(夜間)バレーボール大会 |
前体育協会長畠山朋郎氏ら特別功労表彰・スポーツで活躍した選手、貢献役員表彰も

10月3日から7日にかけて、維新館で開催された第52回奥玉地区(夜間)バレーボール大会(奥玉体育協会・奥玉公民館主催)で中日向が16年連続優勝をしました。開会式では、雨で中止の地区民運動会時表彰もこの日行われ、前体育協会長の畠山朋郎氏と同副会長の菅野辰己氏に特別功労賞が贈られ、スポーツで活躍した方々や永年体育協会役員をされた方への表彰もされました。(写真)8自治会から女性2名以上を含む9人制の総当りリーグ戦で行われ、選手層の厚い中日向、チームワークで寺崎前が準優勝、3位は宝築が接戦をものにしました。大会にはのべ380名の選手応援団員が参加、最優秀選手に中日向の藤野良子(よしこ)さんが、各チームから2名の優秀選手も表彰され、5日間の日程を終えました。(試合経過順位は次のとおりです。写真左は開会式と試合の模様右は閉会式) |
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| 坂下地内の「地蔵田」で稲刈り=円形の田んぼに、看板も設置 |
五穀豊穣に感謝し、10月1日に約30名が参加して手刈りとはせがけ
古くから伝わる言い伝えをもとに奥玉字坂下地内の「地蔵田」の稲刈りが10月1日、小雨の中行われました。5月15日にひとめぼれを植えましたが、今年はたわわに実り、約2アールの円形の田んぼで収穫。地蔵田の場所は、昭和30年代初めまで残されていましたが、その後の基盤整備でなくなったとの言い伝えをもとに昨年、復元したものです。地蔵院の大場浩俊住職が、豊作に感謝し地蔵様に焼香し、五穀豊穣・安全祈願の供養を行い、初めに手刈りをしました。(写真上左) その後、あいにくの雨の中、子ども達を含む約30名の人達で手刈りと束にし、はせがけ(写真下左)まで行い、由来を記した看板も設置しました。(写真下右)11月23日の地蔵講で本尊の水引地蔵等に奉納し、収穫祭が行われます。 一方、周りの基盤整備水田の稲刈り作業もやっと本格化し、10日頃までには終わります。
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