職員100名が出席しテープカットで一関市千厩総合支所開庁式=9・20

「『みんなで創る みちのく理想郷』の実現向け、更なる飛躍めざして」

新「一関市」が9月20日に誕生し、盛岡市に次ぐ人口12万6613人の市ができました。一関市役所本庁と各支所で開庁式が行われ、千厩支所開庁式は、午前8時15分から正面玄関前で約100名の職員が見守る中、テープカットでオープンしました。 松川誠市長職務執行者あいさつを金弘則事務長が「新市の将来像『人と人、地域と地域が結び合う みんなで創る みちのく理想郷』の実現に向け、更なる飛躍をめざすものであり、20年後、30年後の『わがまち』の姿を見据え、いつまでも愛着を持ち続けられる『まち』とし、限りない発展のため市民並びに関係者の皆様には一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。」と代読。(写真上左)岩手県知事からの祝辞として「北東北の玄関口の都市として大きく飛躍されるよう祈念申し上げます。」と寄せられました。その後、号砲を合図に新しい庁舎の銘盤の序幕とテープカットでオープンしました。(写真上右) 支所市民課の住民基本台帳システムと戸籍電算システム等の統合がされ、稼動しました。(写真下右)支所は、「市民課」のほかに「総務課」「地域振興課」「福祉課」「産業経済課」「水道課」「建設課」「教育文化課」「保健センター」が千厩支所に配置され、新たな展開を始めました。 「奥玉」は、今日から「岩手県一関市千厩町奥玉」となります。奥玉公民館も、一関市立公民館32のうちのひとつとして、「生涯学習の推進、学習機会の提供、活力ある地域づくりの事業展開や支援」などを引き続き実施していきますので、学習や事業への参加、施設の利用をお待ちしています。
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「千厩町50周年記念誌=明日への扉」と広報「せんまや」(最終号)が発刊
「ありがとう千厩町 これから歩む未来へ・・」充実した内容で、全戸配布

「千厩町50周年記念誌=明日への扉」がこのほど発刊され、千厩町内全世帯に配布されました。同時に最後の「広報せんまや」(最終号)も9月16日付けを最後に発刊され、今後は新「一関市」へ引き継がれます。 「広報せんまや」では「元気に未来に羽ばたけ」と町内の各保育所・幼稚園に通う年長組・122人の園児たちの写真でトップが飾られ、「ありがとう千厩町 閉町は、新一関市のスタートです」と菊地宏雄町長の閉町のあいさつや広報50周年記念特集で懐かしの広報を紹介しています。 「千厩町50周年記念誌」は、第1部「追憶」では「時代」「思い出」「ふるさとの風景」 第2部では「未来」そして資料編で構成され、A4版117ページ。町民有志から提供された思い出の写真や風景、千厩の良さが存分に盛り込まれ、未来永劫「千厩」が語り継がれるような内容になっています。45名の「未来の夢、明日への希望」のインタビューものせられ、未来へ伝えたい気持ちや夢が綴られています。最後に「ありがとう そして これからもよろしく このまちに住むあなたへ これから歩む未来へ・・・・」と結ばれています。

「秋の全国交通安全運動」で事故防止呼びかけ奥玉地区内パレード

9月18日午前、東磐井地区交通安全協会奥玉分会(菅原一郎分会長)の役員や交通安全母の会役員など30名が、交通事故防止を呼びかけ、奥玉地区内交通安全パレードを行いました。(写真)「秋の全国交通安全運動」に合わせ毎年実施しているもので、「高齢者の事故防止」「シートベルト着用徹底」「ライト早目点灯推進」「携帯電話の運転中の使用禁止」などを重点に、13台の車で「飲酒運転禁止」「交通事故防止」看板などや風船をつけ奥玉地区内をパレードし、交通安全をアピールしました。

秋晴れの下、のびのびと第39回奥玉保育所運動会=9月17日
「ドキドキ 変身レース」等親子競技や「かけっこ」など多彩に

第39回奥玉保育所運動会が9月17日、秋晴れの下、保育所園庭ではじめのことばや佐藤静枝所長先生のおはなしと(写真上)「アニメ体操」から行われました。会場には父母・祖父母や新1年生もかけつけ、のびのびと競技が行われ赤白応援合戦も飛び交いました。 5才さくら組15名によるリズム「在郷サンバ」に続き、試走式では、1・2才児からリレーされ所長の手へ、そして保育所4回生卒の藤野守さんらとともにテープカット。(写真下左)かけっこや親子競技など20種目で紅白に分かれて楽しみました。「ドキドキ 変身レース」(ばら組3才児親子)では、親がこどもと一緒に動物の面をつけ動きをしながらゴールする競技で親も子も一生懸命でした。(写真下右)「げんきいっぱい ドラえもん」や「ようこそ1年生」、未入所児の「ちいさなお友達」、最後に紅白リレーでしめくり、全員にごほうびも・・・。

50年の歴史に幕、新たなまちづくりと飛躍へ=1200名が出席し、千厩町閉町式
地域の思いに感謝し構成詩「50年の歩み」を次代担う児童・生徒が上演=9・15

「〜次代へ引き継ぐ新たなまちづくりに向けて〜町民みなさんの地域への思いに感謝」千厩町の閉町式が、9月15日千厩町体育館で1200名が見守る中行われました。式典では、県立千厩高校と千厩中学校吹奏楽部のプロローグ演奏に続き千厩ゴールド合唱団による「千厩町民の歌」の合唱、黙祷などに続き町民憲章唱和が千厩中学校から千厩・小梨・清田・奥玉・磐清水各小学校児童生徒の代表が読み上げました。菊地宏雄町長が「50年の歴史に幕を閉じる。小さな町でありながら東磐井郡の中枢的機能を有し美しい里山風景の中で強力なコミュニティ・完結した町として発展。一層の自主自立が求められ、新『一関市』千厩町として希望を託す道を選んだ。心をひとつにして新たな光輝くまちづくりがあると信じている。」と式辞をのべました。村上悌町議会議長は「千厩町の歩んだ道のりを町民として誇りを持ち続け、融和をはかってほしい。」とあいさつ。来賓あいさつの後、千厩町議会議員や教育委員・選挙管理委員などを務めた延べ36名に感謝状が贈呈されました。 次代を担う町内小中高校の児童・生徒らが、構成詩「50年の歩み」を上演。(写真上左)各学校の校歌やこれまで千厩町で制定された宣言文も織り交ぜ、保育所園児らによる「在郷サンバ」も演じられました。町旗降納に移り、高校生が旗を降ろし、中学生・小学生・保育園児の手から町長に手渡され、50年の歴史の幕を閉じました。(写真上右)全員で「故郷(ふるさと)」を合唱し、心の中に「千厩町ありがとう」を刻みました。(写真下左)町民の歌「光と風とぬくもりと」のエピローグ演奏の中、会場を後にしました。 約200名が参加のもとマリアージュにて「千厩町閉町 思い出を語る会」が行われ、元藤野光男町長らから50年の一端を語るスピーチ(写真下右)やアトラクションで歩みを振り返り、「千厩町に感謝し、新たな一関市へ引き継ごう。」と結びました。
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381名の敬老対象者中228名が出席し千厩町最後の奥玉地区敬老会
奥玉保育所園児・奥玉小金管バンドや3婦人会などから敬老者をみんなで祝福

千厩町最後の奥玉地区敬老会が、9月10日維新館で開催され、77歳の喜寿を迎えた方々39名を含む381名中当日出席228名を迎え、来賓・実行委員・婦人会員など約100名と奥玉保育所園児59名・奥玉小金管バンド25名などみんなで祝福しました。 藤野晃奥玉地区実行委員長が開会のあいさつをのべ、吉田幸昌町実行委員会副実行委員長(助役)から「千厩町として最後の敬老会だが、敬老者の皆様方が元気で活躍なされることが新一関市になっても大きな励みであり、豊かな人生経験を学ばせていただき、これからもご壮健でありますように」と主催者あいさつ。(写真上左)来賓祝辞・紹介・祝電紹介のあと千厩中学校3年生菊田 貴晃(たかあき)君が「いつまでも長生きして私たちに色々なことを教えて下さい。」とお祝いのことばをのべました。 100歳の及川とみさん(欠席・代理出席)と、白寿の太田行雄さんや卆寿・米寿・85歳・喜寿・高砂夫婦該当者や全員に千厩町や各団体から祝品が贈呈され、菅原一郎奥玉振興協議会長の音頭で長寿と健康を祝し乾杯しました。(写真上右) アトラクションでは、奥玉保育所園児の「在郷サンバ」リズム(写真下左)や奥玉小金管バンドクラブによる「水戸黄門」等演奏、天ヶ森等3婦人会から「マツケンサンバ」(写真下右)や「ドンパン節」等の踊りで敬老者を祝福しました。

第17回奥玉小学校金管バンドクラブ定期演奏会で11曲披露
地域の方々と合同演奏も=父母や祖父母と全児童が鑑賞=9/6

奥玉小学校金管バンドクラブ(25名)の第17回定期演奏会が9月6日午後、奥玉小体育館で父母や祖父母ら100名と全校児童が鑑賞しました。三浦哲朗校長から「全日本吹奏楽コンクール県大会に参加し、初めての経験をし、すばらしい演奏ができた。惜しくも銅賞だったが、今まで一生懸命練習した成果をお聴きください。」北村健郎教育長からは、「今日の演奏会を心ひとつにしてがんばってください。勉強にも生活にも活かしてほしい。」と祝辞。バンドリーダーの小野寺はなさんが、「心をひとつにして練習してきました。きれいな音になるようがんばります。最後までお聴きください。」とあいさつしたあと「魔女の宅急便のテーマソング」や「水戸黄門」など11曲を披露(写真上)。最後に地域の方々10名も加わって「宇宙戦艦ヤマト」を合同演奏(写真下左)し、会場からアンコールも飛び出し大きな拍手が贈られ、共演者に花束が贈られました。(写真下右) 午前中は、祖父母学級も行われ1・2年は昔遊び(お手玉やぱったぶちなど)3・4年はリンゴの皮むきなど、5・6年は縄ないを祖父母と児童が一緒になって体験し、給食もともにとりました。

千厩少年野球クラブが連続優勝=第14回スポ少親睦野球奥玉大会
県内10チームが参加交流、奥玉レッドビーンズは3位に輝く=9月4日

第14回スポーツ少年団親睦野球奥玉大会(菊地福男大会長・奥玉野球スポーツ少年団育成会主管)が、9月4日県内10チーム参加して千厩町営球場で開催され、千厩少年野球クラブが滝沢スポーツ少年団(一関市)を19対3で破り2年連続6度目の優勝をしました。  開会式では、小雨が降りしきる中入場し、前年度優勝の千厩少年野球クラブから優勝旗返還のあと菊地大会長が「雨模様の天気を押し返し、思い出に残るいい試合を通じて交流を深めてほしい。」とあいさつ。歓迎(写真左上)や来賓祝辞に続き奥玉・藤野直喜主将が選手宣誓(写真右上)のあとA・B球場に分かれ熱戦が繰り広げられました。奥玉レッドビーンズは、1回戦から出場し、蛸ノ浦(大船渡市)と対戦し13対7で下し、2回戦松崎野球スポーツ少年団を6対5と抽選勝ちし、準決勝に進出滝沢スポーツ少年団に0対7破れました。3位ました。3位には準決勝で敗れた中里(一関市)と奥玉レッドビーンズが。(写真下左) 表彰式では、菊地大会長から千厩少年野球クラブに優勝旗と優勝カップ等と各選手に優勝メタル(=写真下右)が、準優勝の滝沢スポーツ少年団に準優勝杯・準優勝メタル等が贈られました。最優秀選手に小野寺拓磨選手(千厩)、敢闘賞に女性ピッチャーの岩渕彩花選手(滝沢)打撃賞に鈴木大地選手(千厩)が選ばれサインボール等が贈られました。講評では三浦哲朗奥玉小校長から「千厩は攻・走・守ともそろっていた。滝沢は、今一歩及ばなかったが、みなさんには野球用具を大切にしてほしい。イチロー選手は試合後1時間道具を磨くそうです。心も鍛えて野球をつうじてがんばってほしい。」とありました。

「パソコンの基礎」から学び町民大学「パソコン活用術コース」が最終講座
みやぎの明治村移動研修とデジカメ写真カードづくりに17名が参加=8/24

奥玉公民館が担当した町民大学「中高年のパソコン活用術コース」は「パソコンで何ができるの」から「デジカメ等使ってカード作り」まで6回にわたって5月25日から、スタートし、8月24日の最終講座で終了しました。6回目の移動講座には、みやぎの明治村=登米市を見学、17名が参加しました。バスの中では、自己紹介も含め、パソコンについての質問や挑戦してみたいことなど気軽に話され、講師の小田島清人さんらから助言をもらいました。デジカメでポイント撮影を行い、ボランティアガイドの中沢さんから説明を受けながら約2時間散策しました。懐古館に登り街並を一望(写真左上)、教育資料館(旧登米高等尋常小学校)、童心に帰って懐かしさを感じとったり(写真下)、旧水沢県庁や能舞台のほか警察資料館では旧監獄?に入る人もあり、思い思いにカメラに納めていました。 両磐職業訓練センターに会場を移し、撮影した作品をパソコンで取り込みCDロムに保存し、これまで学習した成果をカードづくりをし、締めくくりました。サポーターとして及川恵子さんはじめ公民館職員もあたりましたが、受講者からは、「基礎から学べて本当に良かった。親切丁寧に疑問も解決していただき温かい雰囲気の中でパソコンを学べた。」など感想を寄せていただきました。受講申し込み者22名中17名が修了できる見込みです。

200発の花火と400余人の踊り手が「源義経公東下り」などの仮装で
仮装盆おどりは大平自治会が1位=第33回奥玉ふるさとまつりに千人以上

第33回奥玉ふるさとまつりが8月15日夜奥玉ふるさとセンター前広場で行われ、200発の花火が打ち上げられる中(写真上左)、8自治会から総勢400余人の参加による仮装盆おどりが繰り広げられました。雨も心配されましたが、夕方には上がり、3自治会青年会(部)等から屋台も出て、会場にはお盆の帰省客をふくむ1000人以上の見物客も訪れ、交流が深められました。 祭りちょうちんがつるされ、仮装盆踊りの部ではNHK大河ドラマ「義経」にちなんだ仮装が2団体と「マツケンサンバ」関連が4団体など、会場は、サンバから新鮮野菜までアイデアあふれるものばかり。審査の結果、70名が参加した大平自治会の「源義経公東下り」が1位に。(写真上左)2位には寺崎前自治会の「義経と静御前」(45名=写真上右)3位には花貫自治会「暴れん坊だよ マツケンサンバj(45名)敢闘賞は、「森と海の恋人 自然を守ろう」の宝築自治会(58名)が受賞し、それぞれに菅原一郎会長から賞状・賞金が贈られました。元気に踊る野菜に仮装して55名が参加の「三沢農園新鮮野菜」三沢自治会や「マチケンサンバ」(町下=45名)「総おどり参加 中日向」(中日向=38名)、「○天ソーラン 飛天の舞」(天ヶ森=45名)などユニークな山車や仮装が登場し会場を沸かせました。(写真下) 花火は3回に分けて打ち上げられ、3寸からスターマインまで約200発の花火がお盆の夜空を彩りました。会場周辺の道路に車を止めて見物する人も多く、多くの観客でにぎわいました。


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