平成14年 4月29日(月) みどりの日

奥玉の地は、新緑に包まれすばらしい色合いの季節となりました。
29日は、飛ヶ森キャンプ場開きが午前10時から行われます。
飛ヶ森森林公園は、千厩川の源流になっており、北上川へと注ぎます。
室根山の七合目に位置します。源流の水を飲むと元気がわきます?
飛ヶ森キャンプ場の入口の観光案内看板。室根山周辺は楽しみいっぱいです。
  

 「みどりの日」に合わせて千厩町奥玉の飛ケ森キャンプ場のキャンプ場開きが二十九日、室根山ろく西側の現地で行われた。まぶしい新緑の中、関係者がテープカットやおはやしの奉納などを行い、キャンプシーズンの到来を祝った。
同日は関係者約二百人が参加し、午前十時からキャンプ場開きが行われた。神事に続き、主催者を代表して浅理健雄同実行委員長が「キャンプ場は東磐井郡内はもとより、県内外からの利用者もある。ごみの持ち帰りなど、利用者のマナーも年々向上している。キャンプ場の発展を祈りたい」とあいさつ。 菊地宏雄町長は「これほど緑に恵まれたキャンプ場開きはこれまでになかった。学校の完全週五日制もスタートし、子供たちは大いに野山に出るべきと思う。大人だけでなく、子供たちにももっと飛ケ森キャンプ場を利用してもらいたい」と祝辞を寄せた。 キャンプ場内の広場では浅理実行委員長、菊地町長、村上悌町議会議長、北村健郎教育長ら出席者の代表が打ち上げ花火とともにテープカット。乾杯後は、地元の大平地区の小中学生と一般による根山打ちばやし保存会と千厩八幡太鼓がそれぞれ演技を披露。まぶしい新緑の木々に太鼓や笛の音を響かせた。

 同キャンプ場は室根山ろくに広がり、町内の子供会や家族連れ、ボーイスカウトなどのキャンプの場として親しまれている。緑豊かな木々や四季折々の花が目を楽しませるほか、場内には、広さ約三十七アールの広場をはじめ、延長一キロ余りの遊歩道や駐車場、水飲み場、トイレ、あずまや、日本フライングディスク協会監修のディスクゴルフ場(9ホール)も備えている。シーズンは十月三十一日までとしている。
(4/30 岩手日日新聞より)