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奥玉振興協議会と奥玉市民センターが主催する第55回奥玉地区民芸大会が、11月19日(日)に千厩維新館を会場に開催され、地区内外から大勢の観客が集まり、賑わいました。展示部門では、各地区の自治会活動の紹介、奥玉保育園児や奥玉小学校児童の作品、地域の皆さんの絵画や手芸、奥玉地区で活動しているNPO法人響生(ひびき)の活動の紹介など様々な作品が展示されました。また、今年度末で閉校する奥玉小学校の特別展示「ありがとう奥玉小学校展」では、懐かしの旧校舎の写真や「奥玉村立奥玉小学校」の看板、校章、卒業アルバムなどが展示され、皆さん懐かしそうに展示に見入っていました。
芸能発表部門では、奥玉小学校児童のダンスや奥玉保育園児のお遊戯、神楽や打ちばやしなどの伝統芸能、各種舞踊や詩吟、大正琴、スコップ三味線など様々な演目が披露され、出演された皆さんは日頃の稽古の成果を存分に発揮された様子でした。今年の特別出演では、つくば市認定地域無形民俗文化財「筑波山ガマの油売り口上」第20代名人永井兵助さん(金野龍一さん:奥玉字越田沢出身)より「さあさあ、お立ち会い〜」の名調子で始まるガマの油売り口上芸を披露していただきました。生で見る口上は迫力があり、会場が永井名人の名調子に引き込まれました。また、会場には同級生の皆さんが応援に駆けつけ、歓迎の横断幕を掲げるなど大いに盛り上がりました。
このほか、会場内では奥玉婦人会、奥玉JLC、おくたま農産などの売店やNPO法人響生の喫茶コーナー、大平そば愛好会の食堂が開設され、大勢のお客さんを集めていました。
当日は雪がちらつく寒い一日となりましたが、出演者の皆さん、民芸大会の運営や会場の準備・後片付けなどに従事した役員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
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