平成29年11月25日発行
がんばろう岩手・がんばろう東北
第55回奥玉地区民芸大会盛大に開催!!
奥玉振興協議会と奥玉市民センターが主催する第55回奥玉地区民芸大会が、11月19日(日)に千厩維新館を会場に開催され、地区内外から大勢の観客が集まり、賑わいました。展示部門では、各地区の自治会活動の紹介、奥玉保育園児や奥玉小学校児童の作品、地域の皆さんの絵画や手芸、奥玉地区で活動しているNPO法人響生(ひびき)の活動の紹介など様々な作品が展示されました。また、今年度末で閉校する奥玉小学校の特別展示「ありがとう奥玉小学校展」では、懐かしの旧校舎の写真や「奥玉村立奥玉小学校」の看板、校章、卒業アルバムなどが展示され、皆さん懐かしそうに展示に見入っていました。
芸能発表部門では、奥玉小学校児童のダンスや奥玉保育園児のお遊戯、神楽や打ちばやしなどの伝統芸能、各種舞踊や詩吟、大正琴、スコップ三味線など様々な演目が披露され、出演された皆さんは日頃の稽古の成果を存分に発揮された様子でした。今年の特別出演では、つくば市認定地域無形民俗文化財「筑波山ガマの油売り口上」第20代名人永井兵助さん(金野龍一さん:奥玉字越田沢出身)より「さあさあ、お立ち会い〜」の名調子で始まるガマの油売り口上芸を披露していただきました。生で見る口上は迫力があり、会場が永井名人の名調子に引き込まれました。また、会場には同級生の皆さんが応援に駆けつけ、歓迎の横断幕を掲げるなど大いに盛り上がりました。
このほか、会場内では奥玉婦人会、奥玉JLC、おくたま農産などの売店やNPO法人響生の喫茶コーナー、大平そば愛好会の食堂が開設され、大勢のお客さんを集めていました。
当日は雪がちらつく寒い一日となりましたが、出演者の皆さん、民芸大会の運営や会場の準備・後片付けなどに従事した役員の皆さん、本当にお疲れ様でした。

「せんまや里山塾「食べて健康コース」移動研修
せんまや里山塾「食べて健康コース」の移動研修が10月25日(水)に行われ、受講生14名が参加しました。今年度の研修先は、「楢下宿丹野こんにゃく番所」(山形県上山市)。低カロリーで食物繊維が豊富な健康食品として人気がある「こんにゃく」について学びました。こんにゃく番所では、こんにゃくを使ったいろいろな食品の開発に取り組んでおり、次々と出される料理に「これもこんにゃく?!」と参加者の皆さんは驚いていました。女将さんからは、お客様からの意見を取り入れながら食品の開発に取り組んでいることや、流行に乗るのではなく、本当に美味しいものを作るというこだわりを持って取り組んでいることなどのお話がありました。
こんにゃくというありふれた食材の中に非凡な技術が注ぎ込まれており、職人の情熱と技に圧巻の思いでした。

参加者の皆さん

奥玉地区子供会バレーボール大会
第32回奥玉地区子供会バレーボール大会(奥玉地区子供会育成会連絡協議会、奥玉体育協会、奥玉市民センター主催)が11月12日(日)に、千厩維新館で開催されました。今年は13チームが出場し、どのチームも優勝を目指し熱戦を繰り広げました。
試合の結果は、優勝花貫チーム、準優勝大平Bチーム、3位中日向Bチームでした。

駐在さんによる交通安全教室
東磐井地区交通安全協会奥玉分会が主催する、「交通安全教室」が11月16日(金)に奥玉市民センターで開催され、奥玉地区民33名が受講しました。
講師に、千厩警察署奥玉駐在所長千葉浩さんを迎え、交通安全啓発DVDの上映や平成28年度及び今年度の岩手県・千厩警察署管内の交通事故の発生状況、交通事故防止のワンポイントなど、交通安全についての講話をしていただきました。奥玉地区では、10月末現在、負傷者数6名、物損事故24件といずれも昨年度より増加しており、広域農道沖中交差点などでの事故が多発しているとのことでした。交通ルールを守り、安全確認を心がけましょう。

お知らせ





おいしいお米に感激!!奥玉小学校5年生米作くり体験〜脱穀・籾摺・精米編〜
奥玉市民センターと奥玉小学校が共催で実施している、奥玉少年自然奉仕体験講座「米づくり体験〜脱穀・籾摺・精米〜」が、10月27日(金)に菅原一郎さん(入山沢)宅の倉庫で行われ、奥玉小学校5年生児童18名が昔ながらの足踏み脱穀機を使用した脱穀作業を体験しました。
講師に菅原さんのほか、田植えから指導していただいている吉田常夫さん、加藤正勝さん、岩渕春喜さんを迎え、脱穀・籾摺・精米作業の指導をしていただきました。
最初に、吉田さんから作業の手順と注意事項についてお話がありました。危険な作業なので注意して作業すること、脱穀機の回転方向の確認と回転速度に注意すること、また、稲のあて方やわらが抜けないようにしっかり持つことなどをみんなで確認し合いました。ひとりずつ講師の皆さんに指導を受けながら作業を行い、途中でわらが抜けてしまう失敗もありましたが、徐々に慣れて無事に脱穀作業を終了することができました。作業の合間には「縄ない」の指導もあり、なかなか手本通りには出来ませんでしたが、果敢に挑戦していました。脱穀終了後は「もみとおし」と「唐箕」を使って選別作業を行いました。籾摺りと精米については、機械での作業なので見学だけでしたが、どのように玄米から白米に変化していくのか興味津々な様子で、歓声をあげながら真剣に見学していました。
今年の収穫量は28sで昨年より3.5s上回りました。講師の吉田さんからは「わらの数から見ると収穫量は少ないと思っていたが、思ったより収穫量があって良かった。初めて体験することが多かったと思うが、米作りは手数がかかることを学んだと思う。苦労した分食べ物を大切に感じるようになる。
これからもいろいろなことに気を付けて頑張ってほしい。」とお話がありました。子どもたちからは、「初めてのことを沢山体験できて良かった。」、「米の大切さについて知ることができた。」と感想が述べられました。
子どもたちは、田植えから脱穀までの農作業を体験し、日本人の主食「米」がどのように作られるかと、食べ物の大切さを学びました。奥玉小学校の閉校に伴い、この事業は今年度が最後となりました。
16年間という長い間指導していただいた講師の皆さん、本当にありがとうございました。


弓手川俳句会11月例会抄
時間
内容
場所
3日15:00〜健康スポーツ教室(ストレッチポール)天ケ森会館
5日9:30〜せんまや里山塾「食べて健康コースE」奥玉市民センター
16:00〜小学生バレーボール教室@千厩維新館
6日16:00〜小学生バレーボール教室A千厩維新館
7日12:30〜あらたまキッズスクール 奥玉市民センター
千厩維新館
11日 館整備の日 
14日14:30〜あらたまキッズスクール 奥玉市民センター
千厩維新館
15日10:00〜せんまや里山塾「ガーデニング実践コースE」奥玉市民センター
16日10:00〜学びの土曜塾「バドミントン@」千厩維新館
21日14:30〜あらたまキッズスクール 奥玉市民センター
千厩維新館
28日 官公庁仕事納め 
★発行:奥玉公民館電話:0191(56)2950FAX:0191(56)2906皆さんからの情報をお待ちしています。

編集後記
雪が降り、「お客さん来てくれるかなぁ。」と心配しましたが、大勢の皆さんに来場していただき、ホッと一安心。売店や食堂も大盛況でした。あらたまキッズスクール参加児童が作製した「あらたま動物園」も大好評。とても石で作ったとは思えない力作でした。
一大イベントが無事に終わり、皆さんに感謝です。(宍)