春の農作業も一段落した６月５日(日)、第3６回奥玉地区壮年スポーツ大会が奥玉小学校校庭、千厩維新館、おくたま親水公園の地区内３会場で開催され、今年も「ソフトボール」「シャフルボード」「グラウンドゴルフ」の3種目で各地区が総合優勝を競いました。各種目の結果は、「ソフトボール」と「シャフルボード」が大平チーム、「グラウンドゴルフ」は宝築チームがそれぞれ優勝を果たしました。総合優勝は大平チーム、準優勝が中日向チーム、第3位が寺崎前と花貫チームとなりました。今年度からソフトボールの開始時間を早め、各種目の終了時間が同じ時間になるように試みました。朝早くから集まっていただいた選手の皆さんありがとうございました。

奥玉市民センターでは、奥玉小学校6年生の総合学習と共催で、奥玉地区内の史跡を巡り地元の歴史を学ぶ「奥玉探検」を毎年実施していますが、今年の「奥玉探検」は6月21日（火）に開催され、奥玉地元学研究会（会長　金安信さん）の会員の皆さん10名が講師となって、子ども達に地元の歴史について解説してもらいました。
最初に大東町摺沢の玉堀山入口付近の看板前で奥玉の地名の由来となった水晶がこの地で採掘されたことを学習しました。続いて櫻森神社を訪問して、奥玉の地名の由来となった神社の歴史について学び、研究会員の方が所有する直径10ｃｍの水晶の玉を拝見しました。また、神社境内を掃除していた時に見つかったという土器（かわらげ）も見せていただきました。この後、橘城跡、三枚山鉱山跡、室根山参道口と巡って地域の歴史を学びました。研究会員からは、「奥玉地区全世帯に配付している『勾玉の郷』に詳しく書いてあるので、家に帰ったら家の人に見せてもらってほしい。」というお話がありました。子どもたちからは、「今まで奥玉のことをよく知らなかったが知ることができた。」という感想がありました。　奥玉に住んでいながら、初めて来たという場所もあり、奥玉を知る良いきっかけになったようです。