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奥玉小学校6年生14人は、次世代の大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の計画実現を願う看板3枚を卒業記念品として制作し、11日(金)には同校の正門前で看板のお披露目式が行われました。
お披露目式には全校児童やPTA、来賓ら約120人が出席。6年生を代表して藤野嵩生君と藤原駿君があいさつし、「一人ひとりが思いを込めて作りました。多くの人たちにILCに興味を持ってもらい、奥玉にも建設されることを願っています」と語りました。その後、6年生と来賓とで除幕を行い、世界中の人々が手を取り合う姿や、ビッグバンをイメージした図柄を描いた看板が披露されると拍手が湧き起こりました。この看板制作は、6学年PTAが市の「子供たちによる地域の情報発信事業」を活用して実施したもので、昨年7月に奥州市の奥州宇宙遊学館を見学するなどしてILCへの理解を深めた後、宇宙のイメージや地元の文化、特産品などを取り入れたデザインに親子で取り組み完成させました。看板は縦2メートル、横4メートルの大きさで、同校のほか大平集落センターと清田のメガソーラー施設内に設置され、同校以外の看板には千厩産と伝えられる源義経の愛馬「大夫黒」、地元の特産品のトマトやリンゴなどが描かれています。また、看板には併せて「岩手から世界に! ILC実現へ 〜世界に羽ばたけ 奥小の子ども」というメッセージも入れられています。
お近くをお通りの際には、是非ともご覧いただきますようお願いします。
完成した看板と制作に携わった6年生14人 |